オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

せめぎ合い

2007年08月30日 14時10分43秒 | 新・携帯日記

真っ白に輝く入道雲。
こういう、雲の密度が高い(とは言わないか)雲は
夏ならではだなあ。
手前の重い雲が、追いやるように前に立ちはだかるのを
まだ!まだ、夏は!終わりま、っせん、からねーッ!!
と、頑張る夏雲、之図。


メール、してみるもんだよ

2007年08月27日 23時58分04秒 | 過去ログ
昨日、下に紹介した本を読んでる途中で
ある人にメールした。
実に実に久しぶりで、もうまるまる1年か2年か、くらいは
余裕で経ってるんじゃないかってくらいの久しぶり加減。

本を読んでて、正直、これは失敗したかも…と思って
がんばって読むんだけど、どうにもしんどくて
いっちょ休憩だー!
と本を横に置きました。
と、そのとき、ふと、ああ、ユエさんどうしてるかな…
って浮かんだの。ほんとに突然。
まあ多分、主人公がばりばりの福岡弁だったことに
主な原因があると思われ(てか、それだけやん!)(爆)。

どうしてるかな…
が、すぐに、元気かなあ、に変わって
そうしたらもう、メールしよう、と思って。
携帯でメール打ちましたよ。
ほんで、そのイキオイが消えないうちに
えぇいっ!
送信しました。
でも、その後返信はなくて
ああ、こりゃもうどっかに彷徨ってるよなあ…
あのメール、まったく知らない人にいってたら
それはそれで、ちょっとキツいだろうなあ…
「迷惑なんですけど!」
みたいな返信がきたら、ちょっとヘコむよなあ。
てな気分で今日を過ごしてました。

そしたらば!

夕方になって、ユエさんから返信があったさー!!
うわもうびっくり。
出しておいてナンですけれども、
返信があって心底びっくり。
びっくりして、そんで、ぐわー、と嬉しくなった。
ああ、メールだ。返ってきた。
メールの返信て、こんなに嬉しいものだったんだねえ…。
なんか、ちょっと、神様はほんとに居るんだ…みたいな
気持ちになりました(軽っ)。
いやほんと、神様の粋な計らいだ。

簡単に近況報告がしてあって
「これからメールします」なんて
口説き文句までありました。
おいらすっかり有頂天。うひょー!
簡単に、とは言え、いや文言は確かに簡単ですが
内容はそうではない。
それを、きっと、今だからこそ、の淡々とした調子で
書いてくれてるんだろうな、と思われ
そうか、元気なんだ、良かった。と思いました。

おいらも、いつかそういうふうに、淡々とした調子で
書けるようになりたいです。

すべてがこうなるとは言わないけれど、
メール、出してみるもんだよな、
と思いました。

追記)
ほんとはユエさんには手紙とか葉書の方が似合うんだけど
…と勝手に思ってるんだけど…
如何せん、引っ越しだなんだって、もう随分前にもらった手紙、
どっかにいっちゃったんだようー!あああん、おいらの馬鹿!

「逃亡くそたわけ」

2007年08月26日 13時53分46秒 | ほぼ、文庫本
逃亡くそたわけ/いと山秋子/講談社文庫

1組の若い男女による、宛てのないロードムービー。
とでも言おうか。
まあ、小説にも映画にもしやすいかもしれないな、ありがちと言えばありがちだし。
ただし、彼女も彼も精神病院に入院中で、事の発端が病院から逃げ出した事、でなければね。

正直、タイトル買い失敗だと思った。
映画化にひかれたか、オレ様!?
それでも読んどけ!とりあえず読んどけ!ええから読んどけ!
と自分に叱咤激励しいしい、読みました。あーしんど。
主人公の強烈な博多弁、そらもう、知らん人(=おいら)からしたらネイティブな博多弁と
九州への愛に溢れた風景描写に救われました。
そう、その描写を読んで、死ぬまでにこの目で耶馬溪と阿蘇山と開聞岳は見ておこう、と思った。
ストーリー的にどうだとか、設定がどうだとか、そんなことはどうでもいい。
終わり方がなんとも尻切れ蜻蛉で、え、だからその先は?
と、思ったけど、まあそれでもいいか。とりあえず読み終わったし。
解説に救いを求めてみたけど、これがまた、専門書やないねん!そんなこと知りたないねん!的な有り様。
あーあ、結局なんかよう分からん話やったなあ。
耶馬溪と阿蘇山と開聞岳の描写以外は。(それしかないんかい)



「スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ」

2007年08月25日 20時30分46秒 | ほぼ、文庫本
スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ/NAKA雅MURA/小学館文庫

9月に映画が公開されます、そのノベライズ本。
この映画っちゅうのがあーた、予告編で秒殺されましたよおいら!
からっからに乾いた土
舞い上がる土埃
テンガロンハットにフリンジ満載のマント
ブーツのかかとの歯車のようなもの
…万歳マカロニ・ウェスタン!(なんやそれ)
その配役があーた、佐藤浩市、伊藤英明、木村佳乃、桃井かおり…ぃやっほう!
そらもう見に行かんわけにいかんわな。
行く行く絶対何が何でも一人もで行くッ!
…と、春くらいから思ってて(確か「むし師」を見たときの予告編にあった)
まあほんとに楽しみで、わくわくむずむず。
いや間違いなくHEROはMさんと行くだろう、そっちはもう、必須授業のようなもんでさ(笑)
今更わくわく感てのは、どっちかと言うと薄い。
でもこれは!
うっわ見てえー!ていうか見るよ絶対!ひー早く見てえー!!

あ、映画の話ばっかですね、本の話、しないとね。

ま、そんなわけで、わくわくむずむず感が高じてノベライズ本にまで手を出しちゃった、と。
本の帯には主な配役が勢揃い(やっほう!)、
お陰様で、本読みながら映像が浮かんで、映画見たい感が更にヒートアップ。
義経は佐藤浩市で、ガンマンは伊藤英明、静は木村佳乃で、ルリ子は桃井かおり姐さんだ。
保安官はきっと香川照之で、石橋貴明はたぶん弁慶だろう。
小栗旬は平八かな?塩見三省はトシオかな?え、じゃあ石橋蓮司はお山さん?
ほかにも松重豊やら田中要次やら堺雅人も出るんじゃん!
うわどこにどんななって出てくるんだろう…!

で、終わりました(何ですと?!)。
えー、凝ったストーリーだとは思いますが、おいらは源平合戦しか分かりません(どーん)。
薔薇戦争やら百年戦争やら南北戦争やら言われても、
名前は知ってますが、どこ対どこ、みたいな基本情報すら知りません(おいらに世界史をきくな)。
なので、凝ったからこそ、の面白みが伝わりませんでした。
ただ、桃井かおり姐さん演じるところのルリ子(と決めウチ)が、ずば抜けて恰好良い、凄い。
それがものすごく印象に残りました。
ああ、あと、佐藤浩市の義経(これも決めウチ)のぶっ飛びっぷり、イッちまってる度、もイカしてます。
今更ですが思います。
映画を見る前に原作を読むのは、(おいらにとって)むしろ正解の場合が多いけど
ノベライズ本は、アカン。
映像ありき、で書いてあるんかもしれませんが、読むの、ものっそ疲れましたわ。ふぅ。



西遊記

2007年08月24日 11時49分43秒 | 水曜日は映画の日
「西遊記」
 出演:香取慎吾、深津絵里、内村光良、伊藤淳史、水川あさみ、大倉孝二 ほか

見ちゃった。
上映時間の都合で、トランスフォーマーとこれとオーシャンズ13のうちから1本見るのに
おいらが選んだのが、これですが何か。(開き直りかよ)

多部未華子ちゃん(だっけ)、かぁわいーい。
いやでもおいらは水川あさみのが好きだぞ?
お師匠さまは相変わらずかわいいしな!ほんとに深っちゃんたら。
キムタクが「なんでそんなにかわいいんですか?」って質問してたのわかるよ。
(スマスマの特別編かなんか、同級生?みたいな、
要は同じ年齢の人に一問一答していくような番組があったの。そん時の話。)
うっちゃんは相変わらずアクティブだし。おいくつですか、ほんとに。
慎吾ちゃんが言ってた、「武士の一分」からのアドリブ(という名のパクリ)もわかったぞ。
伊藤チビノリダー(おいらは電車男より、こっちなんだな)もすっかり俳優さんだし。
谷原さんはこういう役どころが似合うなあ。なんちゅうか、保守的な律儀な人、ていうかさ。
まあ、岸谷五朗(微妙に字が違ってもスルーしてね)が頑張る頑張る!!
格闘シーン頑張る頑張る!アクティブじゃん!!素晴らしいよ!
アスリートじゃないのに、その御年でこれだけ動けりゃ、ねえ!
(あれ?そんなに年でもないのか?いやいや間違いなくおいらよりは年上だろう)
それにひきかえ、やはり「金角」の鹿賀丈史(これも微妙に字が違っても以下略)、
格闘シーンは年齢的に無理があるよね、動けない動けない(苦笑)。
扇をあおぐだけじゃん!みたいな(笑)。

ていう映画でした(ちゅどーん)。
うーぬー、やはりこれはテレビ放映まで待った方がよかったのかも。
おいらドラマも見てないんだよ実は。キムタクが出た時は見たけど。
んでも、予告編がよかったから、いっか!(どうなのそれは!)
織田裕二の「椿三十郎」見たいぞ。
森山未来くんが小学生のホッケーチームの監督をする映画(タイトル
忘れた)(確か陣内孝則がメガホンとるんじゃなかったか?)も見たい。
もちろん来月は「HERO」だよ!Mさんと行くよ!
「続・三丁目の夕日」も見るよ絶対!
あとなんだ?予告でもうちょっと、うぁーこれ見たいー、と思ったのが
あったはずなんだけど…忘れてるよ。

でも、TOHOシネマじゃなくて、
MOVIXに「遠くの空に消えた」を見に行くべきだったかなあ。
と、今さらちょっと思ったり。

女三人寄れば

2007年08月24日 09時20分31秒 | 新・携帯日記

姦(かしま)しい、とは言いますが
あれは間違いです。
二人で充分五月蝿いですから!
イヤホンの「イケナイ太陽」を物ともしない
若い…と、思う…女性の喋りって!
どうやら恋愛についての相談らしいですが
どう見ても、する方とされる方が逆だろ?みたいな二人で
それがまた、得意満面意気揚々と
的確な(と自分では信じて疑わない)アドバイスをまくし立てる方が
なんていうか、え~、
…ていうかアンタ一人が五月蝿いよ。
偉そうな御託並べる前に、己の姿を省みろ。
恋愛はアンタの頭の中だけで進むものじゃない、
彼女と相手との間で生まれるなら生まれ、育つなら育つもんだ。
あー、朝っぱらから気分悪イったらないよ!
…と思った人はきっと車内に少なくなかった筈だ。
まあ、「気分悪イ」理由はそれぞれアレンジされてるとしてもね。


「ぼくは悪党になりたい」

2007年08月22日 17時01分35秒 | ほぼ、文庫本
ぼくは悪党になりたい/笹生陽子/角川文庫

しまった、これも大分前に読んで放置したクチだ。

えーと、通勤のお供にタイトル買いしたもの。
カバーのイラストの、蝙蝠のような羽根(悪魔ってこういう羽根だよね何故か!)と尻尾、背景の団地に食指が動きました。
これは、なんだろう?
いや面白かったよ?さらっと。
もっかいくらいなら読みたい、ような気がする(けど、やることいっぱいなのと、まだまだ読んでない本が山盛りてんこ盛りなので、いつになるやら)。
家族再生の話ではないし、自己探求でもないだろう、
ましてや「子供から大人になっていく高校生の成長たん」でもなく、
日常に潜み得るほんのりファンタジーかミステリーかってなもんでもない。
或いは全部アリかな。(どないやねん)
こういうのって、誰が読むんだろ?(あんただよ!てのはナシ)
こういうのが、いわゆるヤングアダルトってやつ?
いやまあ、カテゴリーだの対象年齢層だのってのは、実にどうでもいいんだけどな。
例えば、おいらが高校生の頃なら、新井素子や萩尾望都…は違うのか?まあなんだ、そういう本なのかな?
だとしたらおいらはリアルタイムでは読まないなあ。
なんだろな、ぬるい話はいらないんだな。(げ。)
甘くてもいい。だるくても、まあ、いい。クサくても、ずるくても、もっさくても。
ぬるいのは、やだな。
で、本書は、今だから許せるけど、多分高校生だったらぬるくて読んでない。
て本ですな。
(…ってもあれよ?新井素子や萩尾望都がぬるいてんじゃないよ?
このテの本は、読まず嫌いなだけよ?単に読んでないだけよ?
…流行りものを、流行ってから追い掛けるのが厭だったから。)



夏が、終わる。

2007年08月22日 16時32分34秒 | 新・携帯日記
うっわ。
佐賀北だよ。
すんごいな、まじかい!
ほぼ間違いなく広陵だと思ってたのになあ。
うわあ…たまらんなあ…!!
これだから高校野球ってやつは!ねえ?!
いやほんまに!(落ち着けオレ!!!)

高校野球が終わると、ああ、夏が終わるなあ、と思う。
別に高校ん時、野球部でマネージャーしてたとか、付き合ってた人が野球部だったとか、好きな先生が野球部の顧問だったとか、そういうのは全くないんだけど、やっぱり夏は高校野球がないと始まらないし終わらないのだ。
今年の高校野球は、始まる前に野球留学生だかなんだかの問題が取り沙汰されて、ちょっと雑音が混じってしまった感もある。
でも始まってしまえば、そこにあるのは野球。周りがどうでも、炎天下のグラウンドで白球を追うのは、高校生の野球部員。
1試合9回表裏(裏はないときもあるけどさ)の攻防で勝負を決する。あいこはなし。勝ちか負けか、試合をやり直してでもはっきりさせる。ここがプロと違うところ。
高校野球は、常に背水の陣。負けたら終わり。明日こそ勝ちます、なんてのはナシ。何をどう言い訳しても、どんなに正当な理由があっても、負けは負け。…厳しいっ!
だからこそ、高校野球は見ていて熱くなるのかもしれない。
まあね、毎年毎年、同じことを思いながら見てるんだけど。

「青い空、白い雲。甲子園は今日も晴れています。」

かつて朝日放送のアナウンサーだった、植草さん(だったと思う)の名セリフ。ほんとに今日は言葉通りの空だった。
日中はまだまだ35度を平気で超えて、猛暑酷暑の日々。それでも朝夕の空は、日に日に高さを増している。風にも一筋の涼気が混ざり始めている。そういえば、今週あたりから急に、日暮れが早くなってきたなあ。
クマ蝉は相変わらずけたたましいし、法師蝉が今年はまだ鳴かないけど、
夏が、
終わっていくんだねえ。