私の人生で忘れられない男が居る、いや!・・・居た。
私を頼り且つ又支えてくれた男の中の男だった。
その彼は、もうこの世には居ない。
「Uさん !」 独特の余韻を残してあの世へ旅立った。
私の苦闘を人に言えない秘部を、余すところなく覗いて、
ともに悩み、伴に手を携えてくれた後輩だった。
彼は私の母校の3級下だが、同じ時代の学校生活は無かった。
私の同級生Sの弟Hや、筏流しに出る女性の従兄弟N達と . . . 本文を読む
私がまだ商売をしていた頃に我が店を担当していた銀行員が居た。
「マスタ-! 上司がわしの派閥に来ないかどうかと云うのですよ!」
彼は困惑気味に口を出した。
「ええっ! 天下の〇〇銀行でも、そんな事ってあるの ?」
私は、正直驚いた。
世間で言う、派閥の事である。
付いている上が出世すると芋づる式に引き立ててもらう !
逆の場合は、出世はおぼつかなくなって哀れ左遷である ?
付いている上司の . . . 本文を読む