みなさん、お久しぶりです。ちょっと間が空いてしまいましたm(_ _)m
それでは脳動脈瘤の血管内治療のテクニックを紹介していきますね。
通常は一本のマイクロカテーテルを入れて治療しますが、ネックが広いと難しいことを説明しました。
そこで2本のマイクロカテーテルを入れて治療する方法、ダブルカテーテルテクニックを紹介します。
まず一本めのカテーテルからコイルを入れます。
それで枠(フレーム:frame)のようなものを作ります。
ですから、この操作は「フレーミング(framing)」と呼ばれます。
通常はこのフレーミングコイルを切り離して次のコイルを入れるのですが、入り口が広いとコイルの追加中に最初のコイルがはみ出してきてしまうことがあります。
そうなると大変です。ステントなどでレスキューしないといけません。
ダブルカテーテルテクニックでは、最初のコイルを切り離さないで、別のカテーテルから次のコイルを入れます。
切り離していないと、ややコイルが安定しますし、次のコイルを入れて、もし崩れてしまった場合には両方ともまた引き戻してやり直せるからです。
このテクニックはステントを使わないので、術後の内服が不要なこと、そしてバルーンも使わないので、血管の損傷をきたしにくいことが利点です。
私もよく使う方法です。
次はバルーンを併用したテクニックを紹介しますね。
それでは脳動脈瘤の血管内治療のテクニックを紹介していきますね。
通常は一本のマイクロカテーテルを入れて治療しますが、ネックが広いと難しいことを説明しました。
そこで2本のマイクロカテーテルを入れて治療する方法、ダブルカテーテルテクニックを紹介します。
まず一本めのカテーテルからコイルを入れます。
それで枠(フレーム:frame)のようなものを作ります。
ですから、この操作は「フレーミング(framing)」と呼ばれます。
通常はこのフレーミングコイルを切り離して次のコイルを入れるのですが、入り口が広いとコイルの追加中に最初のコイルがはみ出してきてしまうことがあります。
そうなると大変です。ステントなどでレスキューしないといけません。
ダブルカテーテルテクニックでは、最初のコイルを切り離さないで、別のカテーテルから次のコイルを入れます。
切り離していないと、ややコイルが安定しますし、次のコイルを入れて、もし崩れてしまった場合には両方ともまた引き戻してやり直せるからです。
このテクニックはステントを使わないので、術後の内服が不要なこと、そしてバルーンも使わないので、血管の損傷をきたしにくいことが利点です。
私もよく使う方法です。
次はバルーンを併用したテクニックを紹介しますね。