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Dicom画像を見るソフトウェア OsirixとHoros  

2024年05月31日 | 学会/研究会

ごめんなさい!今回は脳卒中には直接関係のない、コンピューターに関するマニアックなお話です。

ただ、マックユーザーの医療関係の方にはひょっとしたら役立つ情報かもしれません。

患者さんが持参されるCTやMRI画像はCDにコピーしてあり、主にDICOM(ダイコム)という形式で保存されています。DICOMは、Digital Imaging and Communications in Medicineの略で、医療データ通信の国際標準規格です。

私は遠方にお住まいの患者さんから相談を受けた場合、ご希望があればMRI画像を送っていただいて、それを元に電話などで相談することがよくあります。

ただ、私はマックユーザーで、持参されたCDをそのままマックで開くことはできません。DICOMデータを閲覧するには専用のソフトウェアが必要なのです。

これまで私が使ってきたのはOsirix (オザイリクス)というソフトウェアで、以前は無料でうまく使えました。しかし、無料版は徐々に制限が加わってうまく使えなくなってきたので、最近は有料のOsiriX-MDというものを購入して使用してきました。

「患者さんのためなんだから、この出費はやむを得ない」と考えてきたのですが、年額70,374円は個人には結構大きな負担です。

先日、1年の契約が終わったため、突然、患者さんの画像が見れなくなりました。

このため、またOsirixを契約しようとしたのですが、「待てよ、ひょっとしたら、そろそろ無料のソフトが出ているんじゃないか?」と思い探すと、なんとあるではありませんか!

その名はHoros(ホロス)。

https://horosproject.org/

このホームページから入って、上の図で示すように進めば無料でダウンロードできます。

医療関係者の方、ぜひ試してみてくださいね!

 

 

 


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