脳卒中をやっつけろ!

脳卒中に関する専門医の本音トーク
 最新情報をやさしく解説します 

Yellow Stone National Park

2017年06月29日 | 閑話休題
今回はJackson Holeから車で30-40分のティートン村のフォーシーズンホテルで学会が開催されました。
すぐ近くにグラントティートン国立公園や、世界的に有名なイエローストーン国立公園があると聞いていましたが、昨年はギリギリのスケジュールであったため行けませんでした。そこで、今回は思い切って行ってみました。
火山のカルデラが中心のこの国立公園は、世界最大級の間欠泉(左上)や大きな滝、さらには7色に輝く大きな池(左下)など、見たこともない光景の連続です。
動物も一杯で、途中、バイソンの群れが道路を占拠して、20-30分、通り過ぎるのを待ったりしました(右上)。
アメリカで最初の国立公園に指定され、登録初年度の1978年に世界遺産に選ばれたことも納得できます。
一生に一度は見るべき景色、とさえ思いました。
みなさん、機会があればぜひ訪れてみてくださいね。

This time, the 3C was held in the Four Season Hotel of Teton village. It takes 30-40 minutes from Jackson city.
I've heard that it was close to grand Teton national park and world-famous Yellow stone national park. But I did not have time last year. So, we tried this time.
This national park was located within the caldera of the volcano, having a world-class geyser (upper left), big waterfalls, and an iridescent hot spring which I've never seen (lower left).
There were so many wild animals. Actually, we had to wait in a car until a heard of bisons passed over (upper right).
Now I understand why Yellowstone was the first national park in the U.S. and also in the world.
I thought that was to see once in a lifetime.
Why don't you visit there?
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Cerebrovascular Complications Conference (3C)

2017年06月28日 | 学会/研究会
昨日からJackson Holeで開催されている3Cに来ています。
私と白川先生も発表しましたが、他施設の症例がとても勉強になりました。
本日はNick Hopkins教授の別荘でパーティーがありました。
HostのSiddiqui先生ともじっくり話せました。
また来年も来たいと思います。
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藤田保健衛生大学での講演

2017年06月24日 | 学会/研究会
本日は藤田保健衛生大学に講演にお招き頂きました。
会場は一杯で、藤田の勢いを感じました。
急性期脳梗塞の治療をもっと普及させよう!という主旨の講演でしたが、多くのご質問を頂き、感激致しました。
お招き頂いた脳神経外科の広瀬雄一教授、脳卒中科の中原一郎教授に心から御礼申し上げます。
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時計

2017年06月21日 | 閑話休題
頂いた時計です。可愛いですよね!
仕事机の上に癒やしの一品。
気に入ってます。
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永井さんの誕生会

2017年06月19日 | 人物紹介
うちのスーパー秘書、永井さんの誕生会!
事務系の書類や応対は完璧だし、外語大卒業なので英語とロシア語が堪能。
スタッフみんながお世話になっています。
これからもよろしくお願いします!
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進藤先生のコイル塞栓

2017年06月16日 | 動脈瘤
進藤先生の動脈瘤に対する血管内治療の助っ人に行ってきました。
後輩達と共に見事に治療していました。
熊本県ではまだ脳血管内治療が少ないと聞きます。
脳外科の先生達と共にじっくりと取り組んで欲しいと思います。
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治療見学会

2017年06月14日 | 学会/研究会
今日は当院での見学会でした。脳動脈瘤の血管内治療、2件とも無事に終了しました。
症例提示やディスカッションもあり、私たちも勉強になりました。
参加された先生方と関係者の皆様に御礼申し上げます。

金城典人先生 那覇市立病院(沖縄県)
神山信也先生 埼玉医科大学国際医療センター(埼玉県)
三浦洋一先生 鈴鹿回生病院(三重県)
檜垣鮎帆先生 自治医科大学(栃木県)
村岡賢一郎先生 広島市民病院(広島県)
山口卓先生 市立角館総合病院(秋田県)
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桒原先生の誕生祝い

2017年06月13日 | 人物紹介
4月から当科に入局してくれた桒原(くわはら)先生。
昨日、誕生祝いだったのですが、彼が「Toy StoryのWoodyに似ている!」ということで、仲間からWoodyがプレゼントされていました。
何でもトトロに出てくる「サツキとメイのお父さん」にも似ているとか。楽しいですね!
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臓器提供の現状

2017年06月08日 | その他
みなさん、日本の臓器提供の現状をご存じでしょうか?上のグラフを見てください。なんと世界のダントツの最低レベルなのです。

それは腎臓についても例外ではありません。わが国では透析を受けている人がとても多く、2014年には32万人以上と報告されています。日本では臓器提供が極めて少なく、腎移植を待っていてもなかなか回ってこない現状なのです。実際、日本の腎移植の待機期間は14年7ヶ月となっています。
(日本臓器移植ネットワーク https://www.jotnw.or.jp/transplant/about_kidney.html)

私は岐阜大学在職中に「県内で腎臓の提供が不足している」との相談を受け、当時のスタッフと臓器提供に前向きに取り組んできました。その後、2013年に兵庫医大に異動しましたが、兵庫県でもやはり腎臓の提供が足りない状況でした。このため、先日同門会で講演して頂いた野島教授とともに、取り組みを進めています。

「脳神経外科医にとって腎臓移植なんて専門外なのになぜ?」と良く聞かれます。
私が積極的に取り組んでいる理由は、私の恩師の坂井昇先生(岐阜大学脳神経外科前教授)の奥様である留美子先生からお聞きした言葉がきっかけです。先生は神戸市内でも有名な透析専門医でいらっしゃいますが「腎移植はすごい。透析でどうしても良く出来ないデータが移植をするとあっという間に良くなる。全てがリセットできるすごい治療だ」と教えて頂いたのです。腎移植が増えたら自分の患者がいなくなってしまう透析の専門家がこのように明言されるのですから、「腎移植が患者さんを良くすることは間違いない」と思いました。

しかし日本の現状は先に述べたとおりです。腎移植を受けられずに亡くなる人も少なくないと聞きます。待機期間が長すぎるのです。
そこで、とにかく提供の候補となる場合は臓器移植ネットワークの方の説明を聞いて頂くようにしています。もちろん、同意が得られないこともありますが、お声がけしてはじめてご本人がもともと提供の意思を持っておられたことが分かったこともありました。
これまで数十名の方が私たちの取り組みで腎移植を受けたことになります。

みなさんは移植にどんなイメージをお持ちですか?色々な意見があると思いますし、いずれは自分の体の細胞から腎臓が作れるようになるかもしれません。しかし現時点ではそれはまだ夢です。私たちは一人でも多くの方が救われるよう、この方面にも取り組んでいきたいと思っています。
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LDL(悪玉コレステロール)の新目標値がすごい!

2017年06月07日 | 脳梗塞
コレステロール管理に関する新情報です。

血中のコレステロールのうち、LDLコレステロール(LDL-C)が高いと動脈硬化が進行することはよく知られており、「悪玉コレステロール」とも呼ばれています。
このため、LDL-Cの数値を低くした方が良いとされてきましたが、具体的な目標値については今も議論の多いところです。
そんな中、米国臨床内分泌学会・米国内分泌学会のガイドラインで新たな治療目標値が公表されました。
その値を見て驚きました。なんと最も動脈硬化のリスクが高いExtreme risk群ではLDL-Cを55未満に管理することが提唱されたのです!
これはPCSK9阻害薬という新薬の登場により、LDL-Cを強力に下げることが出来るようになったこと、その新薬を用いた臨床試験でLDL-Cをさらに下げると心血管障害(脳血管障害を含む)が減少することが報告されたためです。

それにしても55とはすごい!
コレステロール管理も新しい時代に入りましたね〜。
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