goo blog サービス終了のお知らせ 

脳卒中をやっつけろ!

脳卒中に関する専門医の本音トーク
 最新情報をやさしく解説します 

横浜新都市脳神経外科病院での手術支援

2025年04月11日 | 病院

先日、横浜新都市脳神経外科病院に手術支援に行ってきました。

森本将史先生のフローダイバーター治療、さすがでした。

この病院には私自身が当時、メディアに出て多くの患者さんが関東から来られ、治療後に関西まで来て頂くのに大きなご負担がかかるため、森本先生に相談したことがきっかけでご縁が始まりました。

すでに足掛け10年、お世話になってきましたが、その間、たくさんの患者さんを診療させていただきました。森本先生、脳外科の先生方、放射線技師さん、ナース、そしてクラークさんなど、院内の皆さんに心から感謝しています。

この病院は救急患者さんや手術数が多く、国内有数の有名施設になっていますが、これは森本院長をはじめ、スタッフの皆さんのご努力あってこそのことです。本当に素晴らしいと思います。今後も多くの患者さんを救うために頑張ってください。私も今後もお世話になると思いますのでよろしくお願い致します。

末筆となりましたが、皆さんのご健康とご発展を心からお祈りしています。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インドでの脳動脈瘤治療と講演

2025年03月25日 | 病院

以前、当科に留学していたDr. Manoj Mahataがカルカッタ(Kolkata)のApollo hospitalでの脳動脈瘤治療のライブデモと講演に招いてくれました。

彼が現在勤務しているApollo hospitalはかなり先進的な病院で、ハイレベルな治療が行われています。

https://www.apollohospitals.com/

参加したのは脳動脈瘤に対するWEB留置術で、日本にまだ入っていない新しいバーションを使用しました。

Manojの治療をSuperviseする形で、難しい治療をなんとか無事に終えることができました。

その後は場所を変え、脳梗塞治療に関する講演を行いました。病院内のあちこちに掲示を出していただいたおかげで沢山の聴衆が集まりましたし、講演後の質疑応答もアクティブでした。

アジアは急速に進んできています。ただし、やはり現時点では日本の医療は極めてハイレベルです。

アジアの仲間たちに負けないよう、今後も新しい治療に積極的に取り組んでいきたいと思います。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脳動脈瘤 その15 脳動脈瘤治療の種類

2020年08月13日 | 病院
脳動脈瘤に対する治療には以下のようなものがあります。
 註:我が国に近日中に導入されるものも含まれています。

1)外科手術
 1-1. クリッピング術
 1-2. 被包術(ラッピング術、コーティング術)
 1-3. 母血管閉塞術(流入血管クリッピング術)
 1-4. バイパス手術

2)脳血管内手術
 2-1. コイル塞栓術
 2-2. コイル塞栓術:ステント併用
 2-3. コイル塞栓術:パルスライダー併用
 2-4. Web留置術
 2-5. フローダイバーター留置術

上記について、順に説明していきます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横浜新都市脳外科でのフローダイバーター指導!

2019年05月01日 | 病院
脳動脈瘤に対するフローダイバーター(パイプライン)の指導のために横浜新都市脳外科を訪問。
2例とも見事に成功でした!
森本先生、新都市チームとの記念撮影(^ ^)

I visited Yokohama Shintoshi Neurosurgical Hospital to proctor their first and second Pipeline treatments.
Both were successful, and we took a picture together!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベリタス病院

2019年04月25日 | 病院
先日、兵庫県川西市にあるベリタス病院を訪問しました。
4月から同門の徳田 良先生が常勤医として赴任し、バリバリと頑張ってくれています。
徳田先生は福岡脳神経外科で1年半、血管内手術のトレーニングを受けました。
脳神経外科の専門医でもありますし、フットワークが軽くて緊急対応などでとても頼れる先生です。
近くの方はぜひかかってみてくださいね。


http://shinshinkai.sakura.ne.jp/main.cgi?c=2/1:9
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ねりま健育会病院

2019年02月18日 | 病院
ねりま健育会病院の酒向正春先生にお招きいただき、講演に行ってきました。
講演前に病院を訪問しました。酒向先生の情熱が詰まった施設で、さまざまな工夫が凝らされていました。
リハビリができる100メートルもある廊下。
年中、花が楽しめる庭。街自体をつかったリハビリ。
しゃれたオープンキッチン。麻痺側にあわせたトイレ。
そして何よりもスタッフの方々の真剣な眼差しに感動しました。
これまで見たことのない新しいリハビリ施設の形、そして勢いに圧倒されました。
酒向先生、お招きいただきありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名古屋医療センターでの講演

2019年02月08日 | 病院
先日、名古屋医療センターで講演させていただきました。
お招きいただいたのは脳神経外科の浅井 琢美先生で、当院放射線センターの福山さんも講演させて頂きました。
会場は聴衆で一杯で、同センターの活気を感じましたし、浅井先生の講演、加藤師長の講演はいずれも素晴らしいものでした。
私たちも「脳梗塞患者さんをもっと救おう!」と精一杯応援しました。
この取り組みがきっかけとなり、名古屋の患者さんが一人でも多く救われることを祈っています。
浅井先生、みなさん、頑張ってください!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

University of Washington 訪問

2018年12月05日 | 病院
白川先生が留学しているUniversity of Washington のラボを訪問しました。
カンファレンスでOCTを用いたステント後のプラーク逸脱解析について発表して頑張っていました。
シアトルはこの季節は曇りや雨がほとんどだそうですが、奇跡的に快晴でした!
スタバ1号店と最新のお店にも行けました(^ ^)。

We visited Vascular Imaging Laboratory, University of Washington where Dr. Shirakawa is now studying.
He presented his work regarding plaque protrusion analysis after carotid artery stenting using OCT.
It was a miraculously beautiful day though it is usually cloudy or rainy in this season.
We went the first and newest shops of Starbucks : )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

網走

2018年11月18日 | 病院
網走脳外科で棚田先生達と血管内治療をしました。
治療がうまく行き、ホッとしています。
滞在わずか17時間でしたが、空港までの帰り道にオホーツク海と知床半島、網走湖などが見れました。網走はとても綺麗なところでした。
最後にもぐもぐタイムのお菓子もゲット(^ ^)

We performed endovascular therapy with Dr. Tanada and their team in Abashiri Neurosurgical Hospital. I’m happy that the therapy was successful.
I stayed in Abashiri for only 17 hours, but enjoyed landscape on the way back to the airport, such as Shiretoko peninsula, sea of ​​Okhotsk, Abashiri lake and so on. Abashiri was a beautiful place.
Finally, I got a famous snack as Mogumogu time of the curling team in winter Olympic. (^ ^)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天津医科大学

2018年10月30日 | 病院
先週、天津医科大学に出張してきました。
天津市はインターネットで検索すると人口750万で、北京からは新幹線(高鉄)で約30分と比較的近い距離にある市です。中国に4つしかない「直轄市」の一つだそうで、天津医科大学は天津市の市立医科大学とのことでした。大学の関連病院が6つあり、そのうちの一つの天津市腫瘤医院(日本語で言えば天津市がんセンター)も訪問させて頂きました。特に乳癌の手術症例が多く、1年間の手術件数が1000件以上ということでした。

以前に北京の首都医科大学の先生達にお招きいただいたことがありますが、関連病院が13あるということでした。天津も6つの関連病院。日本とはスケールが違います。
ただ、日本は非常にキメの細かい診療が行われており、質の高さは世界トップクラスだと思います。中国をはじめ、アジアの国々も急速に進歩してきていますので、さらに頑張らなければと思いました。

ところで天津といえば「天津飯」というイメージですが、実は「天津飯」は日本独特の中華料理で、中国では存在しないそうです。あと、天津甘栗という名称も日本だけのものだそうです(Wipkipediaより)。
私たちは「天津三絶」名物の一つ、狗不理包子(肉まん)を頂きました。とても美味しかったですよ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする