脳卒中をやっつけろ!

脳卒中に関する専門医の本音トーク
 最新情報をやさしく解説します 

一年間ありがとうございました!

2017年12月29日 | 閑話休題
一昨日は当科の忘年会でした。
100名を超える参加者があり、盛り上がりました。
この一年間お世話になった全ての皆様に心から感謝申し上げます。
どうぞ良い新年をお迎えください。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月の誕生会

2017年12月22日 | 人物紹介
昨日はうちのスタッフ5名の誕生会でした。
12月誕生日の人、多いんですね。
右から、立林先生、桑島先生、中村先生、沼先生、そして村瀬さんです。
おめでとうございます!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

馬場先生のメディカルイラストレーション講座

2017年12月14日 | 報道・出版関係
馬場元毅先生のメディカルイラストレーション講座が出版されました!
若手脳神経外科医は必携です。
私も研修医の頃から一生懸命、手術の絵を描いてきました。
みんな、頑張れ!

私の書評を掲載しておきますね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ついに出た!馬場先生のメディカルイラストレーション講座

 私たち脳神経外科医は手術の記録を絵にして残すよう指導されます。私も研修医の頃に、「手術の絵はカラーで綺麗に描いてプレゼンするように」と指導されました。当時からビデオ録画はされており、プレゼン用に動画の編集もするのですが、それとは別に絵を描くように指導されていたのです。そして私は現在、当科の若手スタッフに手術の絵を描くことを推奨しています。それはなぜなのでしょうか?
 一般的には動画は「動き」が分かりますし、慣れれば編集も早くなるので手間もかからないように感じます。それに最近では手術の技術が向上して、無血の術野で手術が進むことが多くなり、動画でもかなりのことがわかります。しかしそれでもなお、絵を描くことが推奨されるのはなぜなのでしょうか?それは、動画では「表と裏を同時に示すことはできない」からなのです。脳神経外科の手術においては、術者は術野に見えているものの裏側を常に意識して操作を行わなくてはなりません。そうしないと器具の挿入や構造物の牽引時に裏側の神経や血管をキズづけてしまう可能性があるからなのです。そのために術者は、吸引管や鑷子を用いて一瞬、構造物の裏側を覗き、それを脳裏に焼き付けて手術を進めるのです。つまり、経験の豊富な術者は「透視」のようなイメージを持ちながら手術をしているということです。では、このようなスキルを身につけるにはどうするか?その近道が絵を描くことなのです。しかし、手術の絵の描き方など誰も指導してくれません。特に、もともと絵の苦手な人はどうしたらいいのでしょうか?
 そこに待望の本が出ました!「Dr. Babaのメディカルイラストレーション講座」です。馬場元毅先生は脳神経外科の手術書で素晴らしいイラストレーションを描かれている「プロフェッショナル」です。そのような方がそのコツを教えてくださるという嬉しい企画なのです。しかもDVDの解説もついている。これは購入するしかありませんね!
 私は2016年に日本脳神経外科コングレスを担当させていただきましたが、会のテーマを「脳神経外科におけるアートとサイエンス」と致しました。これは「脳神経外科においてはアート(技術)とサイエンス(科学)の両輪が重要である」というメッセージだったのですが、もちろん「芸術のように美しい手術」といったニュアンスも含んで企画していました。その過程で、山梨大学の木内博之教授から「アートに関して良い講師がいる」と馬場先生をご紹介いただきました。「あの有名な馬場先生が直接ご指導頂けるのなら最高の企画になる」と直感し、イラストレーションの描き方に関するハンズオンセミナーをお願いしました。予想通り、このセミナーは大好評ですぐにチケットが売り切れてしまいましたし、実際に講習を受けた当科の若手の絵は、まるで小学生のようなレベルからセミプロレベルに一気に変わりました。まるでテレビ番組の「ビフォーアフター」さながらです。
 この本は、馬場先生の講習会に参加するのと同じ、あるいはそれ以上に本格的なイラストレーション指導書です。ぜひ医局に一つ、いや一人に一冊欲しいところです。この本を読んだ若手脳神経外科の皆さんの絵の上達と手術技術の向上を願っています。

兵庫医科大学脳神経外科学講座
吉村紳一
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上山先生との放送

2017年12月13日 | 報道・出版関係
昨日は札幌禎心会病院の上山博康先生と大塚製薬のテレビフォーラムでご一緒させていただきました。
タイトルは「急性期の血行再建 〜血管内治療によるアプローチ〜」で、脳梗塞に対するカテーテル治療の最近の経験や情報を紹介しました。
今回、改めて調査したところ、この4年間に247件の脳梗塞に対する血管内治療を行っており、同期間に脳梗塞に対して行ったバイパス手術は13件でした。これは全体の5%程度に当たります。やはり患者さんをなんとしかして救おうと考えた場合には、外科手術も一つのオプションになることを示しています。
それにしても上山先生のお話はいつも面白く、楽しくなってしまいます。昨日はリラックスした雰囲気でお話することが出来ました。
大塚製薬さんが動画の貸し出しをするようですので、ご興味のある先生はぜひお問い合わせください。関係者の皆様、ありがとうございました。

Yesterday, I talked with Dr. Hiroyasu Kamiyama at TV forum supported by Otsuka Pharmaceutical Co.
My talk's title was 'Acute cerebral revascularization - endovascular approach-'. I introduced new information regarding acute stroke intervention.
This time, we investigated our experience of acute stroke treatment in our hospital, and found that we performed endovascular therapy for 247 cases and bypass surgery for 13 cases for past 4 years. Bypass surgeries were equivalent to 5% of the total procedures. This suggested that surgical approach was also important options when we try to save patients.
By the way, Dr. Kamiyama's talk was always interesting and enjoyable. So, I talked relaxingly.
Otsuka will lend a DVD of our talks, so please ask them if you are interested.
Thank you everybody for their cooperation.
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一年間で最もダウンロード数の多かった論文

2017年12月07日 | 報道・出版関係
当研究室から発表した再生医療関連の論文が、昨年のStem Cells Dev.のダウンロード数第1位となったそうです。写真のように雑誌の表紙にもなりました。
これは当大学の先端医療研究所の中込隆之先生、松山知弘先生のご指導によるものですが、それにしても嬉しいニュースです。
再生医療に今後も貢献していきたいです。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28323540

The paper regarding cell therapy for stroke from our institute was the 1st most-downloaded paper in Stem Cells and Development in the last 12 months!
This paper was on the top pae of the journal.
This study was supervised by Dr. Nakagomi and Dr. Matsuyama in our college.
Anyway, we are so delighted to know this. We are going to contribute this field further.g
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Siva from India

2017年12月06日 | 人物紹介
Dr. Siva Subrahmanyam Chivukulaが当科での3ヶ月間の滞在を終え、亀田総合病院に戻ります。
勉強熱心で、ほぼ全ての血管内治療、外科手術に入ってくれました。
帰国後、血管内治療を始めるとのことです。活躍を祈っています。

Siva is leaving this week. He has been staying in our department for 3 moths, and going back to Kameda general hospital. He was a hard worker, and joined almost all interventions and surgeries with me. He will start neuroendovascular therapy after going back to his hospital in India. Hope his further success!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立川での講演 (Tama FAST)

2017年12月02日 | 学会/研究会
昨日はTama-FASTという会で、講演をさせていただきました。急性期脳梗塞に対する血栓回収療法の普及に関するお話をさせていただきました。
会場はほぼ満席で、この地区の熱気を感じました。
みなさん、一緒に頑張って行きましょう!

Yesterday, I made a lecture to promote acute stroke intervention in Tama area. The room was almost full with people, and felt their passion.
Let’s do more thrombectomy together!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする