脳卒中をやっつけろ!

脳卒中に関する専門医の本音トーク
 最新情報をやさしく解説します 

ニッチのマグカップ

2012年05月29日 | 学会/研究会
ニッチ脳神経脈管カンファレンスに参加するともらえるマグカップ。
小宮山先生の患者さんのお母さんがデザインされているとのことです。
毎年、違うデザインなのですが、写真のようにとても素敵なのです。
このカップをもらうのもニッチの楽しみです!
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信州脳循環代謝カンファレンス

2012年05月27日 | 学会/研究会
信州脳循環代謝カンファレンスにお招き頂きました。
信州大学脳神経外科は歴代の有名な教授先生をはじめ、多くの優秀な先生方を輩出されている名門教室です。
今回じっくりと準備して参りましたが、本郷教授からお褒めのコメントを頂き感激しております。
会の後も十分にお話が出来て、大変充実した時間を過ごせました。
お招き頂いた長島 久先生をはじめ、関係者の方々に心より御礼申し上げます。
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ニッチ脳神経脈管カンファレンス

2012年05月26日 | 学会/研究会
今年もニッチ脳神経脈管カンファレンスに参加してきました。
午前中だけの参加でしたが、とても勉強になりました。
いつも思うことですが私たち脳神経外科医にとって、解剖の勉強は最も基礎的でありながら最も重要であり続けます。
毎回脳神経解剖に関して新たなことを学べるこのカンファレンスには小宮山先生の情熱がぎっしりと詰まっています。他の参加者の先生方のレクチャーも皆、素晴らしい。
自分も少しでもこの領域の知識を身につけたいと思います。
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金環日食2

2012年05月22日 | 閑話休題
昨日は素晴らしい金環日食を見ることが出来ました。
その瞬間は少し暗いと感じましたし、不思議な感じでした。
木漏れ日も輪のように見えたり、いろいろと面白い発見がありましたね!
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金環日食

2012年05月21日 | 閑話休題
現在、5時過ぎです。この辺りは、青空が見えています。
金環日食、見れると良いですねー。
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アニメンティーヌ

2012年05月20日 | 閑話休題
仕事中に聴くBGMを探していたところ、「アニメンティーヌ」「バラエンティーヌ」なるものを発見。
ボサノヴァ歌手のクレモンティーヌさんが日本のアニメソングとバラエティー番組の主題歌をカバーしているのですが、かなりいい感じで、癒されます。
そういえばCMでもかかっていますよね。
みなさん、知ってました?

Amazon.co.jp: アニメンティーヌ

(上のリンクに、試聴するところがありますよ!)
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学会について

2012年05月19日 | 学会/研究会
質問がありましたので、学会にはどんなものがあるのかについて説明します。

脳神経外科の場合、最も中心になる学会は日本脳神経外科学会総会です。
この学会が中心となって、専門医の認定など、重要な決定が行われています。
その教育部分だけが独立して出来たのが、日本脳神経外科コングレスです。
したがってこの二つの学会が、脳神経外科医にとって最も重要な学会で、専門医を維持するためには入会していなくてはなりません。

ただし、これら以外にも関連学会というものがあります。
たとえば日本脳神経外科学会の地方会として、北海道から九州まで7つの支部会があります。
さらに、脳神経外科学会ホームページの関連学会・研究団体のところを見ると、
日本定位・機能神経外科学会、日本脳卒中の外科学会、日本小児神経外科学会、日本神経外傷学会、日本脳神経CI学会、日本脊髄外科学会、日本間脳下垂体腫瘍学会、日本脳腫瘍学会、日本医学会総会、日本脳神経血管内治療学会、日本神経内視鏡学会などがあります。
支部会を除いても30学会以上です。
これらの学会は、それぞれの専門領域に関する学会なのです。

医師は一生勉強が必要です。人様の命を預かるのだから当然と言えば当然です。
学会では最新情報や他施設の経験を学ぶことが出来るため、非常に重要な情報が得られるのです。ただし最近は上に挙げた関連学会だけでなく、小規模な研究会や各地区での講演会なども増加しており、全て出席するのは不可能なほどです。
このため、脳卒中学会のように3つの全国学会をまとめて開催するケースも出てきました。出席者にとっては同じような領域の学会がまとまってくれると、出席しやすいので良い方向だと思います。

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脳内出血だけを起こす動脈瘤

2012年05月14日 | くも膜下出血
なぜ脳内出血だけを起こす動脈瘤があるのかとご質問がありました。
それは上の図を見て頂ければ分かると思います。

左の図のように、通常の動脈瘤は「脳の外」にあるため、破裂した時に血液は「脳の外」、つまり「くも膜下腔」に流れ出ます。ですから「くも膜下出血」になるのです。

これに対して、右の図の動脈瘤は先端が「脳の中」に潜り込んでいるため、ここが破裂すると「脳の中」だけに出血する、というわけです。

純粋に脳内出血だけの動脈瘤はそれほど頻度は高くありません。しかしくも膜下出血に脳内出血を合併するという程度ならかなり良く経験されます。
この場合、普通の脳内出血と間違われ、動脈瘤の治療が遅れることがあるので注意が必要です。

以上、ご参考となれば幸いです。

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破裂脳動脈瘤のコイル塞栓術

2012年05月13日 | くも膜下出血
破裂脳動脈瘤をコイルでつめるイメージがわかないというご指摘を受けました。

動脈瘤が破裂している最中は、もちろんどんどん動脈瘤の外へ血液が漏れています。しかし出血がしばらく続くと、動脈瘤の外側(脳側)の圧力も上がってくるため、徐々に止血されてきます。つまり動脈瘤が破裂してもほとんどの場合、一旦止血します。

破裂点はかさぶたのようなもので、ふさがれます(上図左)。この状態で落ち着いてしまえば問題ないのですが、いずれはこのかさぶたのようなものが外れて出血(再破裂)することが多いのです。この再出血が致命的となることが多いため、その前に止血処置、すなわちコイリングやクリッピングを行うわけです。

ですから破裂動脈瘤とは言っても、治療する時には未破裂と同じように単なる袋になっているため、未破裂と同じように詰めることができます(上図右)。

ご理解頂けたでしょうか?
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第32回 日本脳神経外科コングレス総会

2012年05月12日 | 学会/研究会
脳神経外科コングレス総会に来ています。
毎日様々なテーマでの講演が行われており、大変勉強になっています。毎年思うことですが、この学会の講演のレベルは非常に高いと思います。
今回のテーマは「脳神経外科における課題」です。それぞれの領域において常に課題は存在します。まず課題を明確にして、それらを解決していく過程で医療は進歩していくのです。大変良いテーマだと思います。
自分の講演は明日です。皆さんの参考になるよう頑張ります!
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