「いつも通りが一番」

「にぃゃあ～（つめたいの！）」
と叫ぶと、すぐお水がのボウルが出てきて、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
しゃびしゃびしゃび
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
床の上はびしゃびしゃびしゃ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ごちそうさまでした」
一応のご挨拶はあるけれど、床のびしゃびしゃはほったらかしです。タオル雑巾が敷いてあるんだけど…。
またお昼寝するのかと猫部屋に行ってみると、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
てろりん
なんとも笑える格好で横になっています。ジュリさん、首、高すぎなんじゃないの？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「…いいの」
肩が凝りそう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「おかまいなく…」
何かがプラスされるんじゃなくて、何もマイナスにならないいつも通りの暮らしが、実は一番幸せなのだということを災害続きのニュースを見て感じます。取り敢えずこのお気楽猫を守るのはお世話係しかいないので、猫と人の防災の備蓄品をチェックしたりして。単一から単四の電池とＬＥＤのライトが山ほどあるということに気がつきました。そういえば、東日本大震災のあとやたら買ったんだっけ…。ハンドルを手で回して電気を起こす充電器付きのラジオや固形燃料なんてのも出て来ました。