「賞賛の嵐」

ジュリさん、褒められちゃったね。「今年17歳でしたっけ？　若いなぁ。ほんとにきれいに年をとって来てますね」って院長先生に言われたもんね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ま、ね」
受付のお嬢さんにも「縫いぐるみみたい。カワイイ。すごいふかふか～」って。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ぐふふふ」
先日の健康診断、結果良好で一安心。前回ちょっと貧血気味で経過観察だったのも改善されてました。今回はレントゲンもプラス。骨粗しょう症の心配もありませんでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　
今年の桜は速足なのか、うちの近所ではもうちらほら舞っています。個人的に曇り空の桜の方が妖艶で好きなので、天気が良くなかった火曜日、深川不動尊への月参りのついでに北の丸公園外の桜を見て来ました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　
お濠にけぶるように咲く桜はホントに美しい。ボートも何艘か出ていました。公園内にも桜、あったと思うけど、そうなると人も多そうだし、パーティーも行われているかもしれないので、こちらで我慢。

「花散策＋本日の・・・」

所謂”マンボウ”が解除されたので、鎌倉の長谷寺へこそっと行って来ました。コロナ以前は、外国人観光客であふれていて、参道のお土産屋さんも賑わっていたのですが、静かだったなー。西の方から来たのかな？という感じの修学旅行生がちらほらしているぐらい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　
紅白梅がきれいに咲いて見ごろでした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
こちらは寒緋桜。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
三椏はもうそろそろ終わりかな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
ハクモクレンはまだ咲きそう。白い花は咲いていると、そこだけぽっと明るく見えるから好きです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
本堂の前から望める相模湾の海です。春らしい色の空と海、かすんだような湿度を感じる景色ですね。やっぱりね、たまには遠出しないと、です。うちでテレビばっかり見てると、気持ちがちくちくしたり、何となく不安で暗い気持ちになるからよくないゾ、と。

本日のジュリア
　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　
半期に一度の健診から帰って来たところ。お疲れ～っす。以前は注射とかも結構平気だったのに、激オコでした。お年のせいかしら・・・ん。

「電力需給逼迫警報って？」

今日は大分元に戻しましたが、昨日一昨日の寒かったこと！先週頭頃が完全に春の陽気だったから、土曜日には花見ができるかも、と思ったほどだったのに。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
なので、ジュリアはトイレに行く時とご飯を食べる時以外は、ずーっとストーブの番人でした。更に重ねた毛布の一番下に、”ホッカイロ”を貼り付けて、室温を上げずにジュリアを暖かくする作戦。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「・・・さぶ」
なにしろ、一昨日は電力需給逼迫警報なんてものまで出たりして、東日本大震災後の計画停電を思い出しました。20パーセント節電とか言われても、よく分からない。なので、あちこち電気を消して、ピンポイントの暖房を使うとかしてました。うちは冬はエアコンを使わないし、照明は全てLEDなんだけどなー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「う～～～ん」
それにしても、福島で地震があって火力発電所に相応の被害が出たことは分かっていたのに、何の方策も取らなかったんですよね？　結局、ただただ節電してください、しないとブラックアウトしちゃいますよ、と。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
コロナの感染予防についてドラスティックな対策を打つでもなくて、とにかく行動制限してくださいと言っていたのと同じ感じで、ちょいでした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　

「眼力」

このところ、ソファの下ではなく、上にのるのがジュリアのブーム。特にトイレの後は、勢いつけて走って来て跳び乗ります。いやいや、元気で結構なことですな。でもそこで落ち着く訳ではなくて、
　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぴょい～～ん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
見よ、この勇姿。御年16歳と６か月の華麗なジャンプ。更に、
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ツメ、といじゃおかなー」
やーめーてー！
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　
猫のルールでは、バチッと目を合わせるのはNGと言いますが、ジュリアは何か要求があると、真っ直ぐみつめて来ます。こちらも視線を返すのですが、目を逸らさないんですよね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
こんな感じで。「圧」が半端ないんですけど。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
じーーー。「いうこときいてくれないと、ないちゃうから！」
困るなぁ、ジュリちゃんは・・・と思ったら、トイレに立派な（大）がどどーんと。あああ、そういうことでしたか。

「今季のお初」

気温が上がって春めいて来ると、ふわふわ、ふわふわと花粉やら、猫毛やらが舞い飛びます。花粉はもう、仕方がないので、取り敢えず猫毛の方の対策を。なので、
　　　　　　　　　　　　　　　　　
まずはコームで痛くないように毛を梳きほぐしてから、
　　　　　　　　　　　　　　　　　
ラバーブラシでブラッシング。ジュリアはアンダーファーがみっしり生えているので、換毛期はハゲちゃうんじゃないの？と心配になるほど毛が抜けるんですけど・・・。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
おわー　やっぱ、すごっ。これが部屋の中を浮遊しているかと思うと、くしゃみが出る。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
不本意そうな顔をしていますが、元々毛づくろいをきちんとするタイプではないので、365日お世話係が強制的にグルーミングしています。それでも、時々毛玉をケロッパするから、しなかったら大変なことになるハズ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
はい、今季一個目のジュリ玉。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「む～～ん・・・」

「決定事項」

あつい！　温かいを通り越して今日は暑いです。このままだと、桜の開花は３月中どころか、週末ぐらいには咲き始めてしまいそうです。なので、
　　　　　　　　　　　　　　　　　
ジュリさん、そろそろ床暖は営業停止にしようと思うのだけど。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「え？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「そんな話きいてないけど」
あ、だから今話しました。床暖って電気代もガス代もかかるから、温かくなったらやめようかな～って。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ひどい・・・」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あたしになんの相談もなく決めちゃうなんて」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ひどすぎるっ！！」
怒りのジュリアは、そのまま午前中ずっと、スイッチの入っていない床暖の上に居座り続けましたとさ。

「優雅な朝」

温かいかと思えば、朝はひんやり。季節が行きつ戻りつしますね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
そして、ジュリアの朝は、おメザのスープから始まります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
でもその前にお世話係がすることは、猫トイレ掃除、猫ベッドメイキング、三つの器のお水の取り換えとヒータを点けて猫部屋を暖めること、などなど。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
ジュリアはあくまで優雅な朝をすごします。本日のスープは、モンプチ謹製クリーミースープ・まぐろ、かにかま、しらす入り。おいし？
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「わるくニャいわネ」
まー、ナマイキ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「さて、と」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ごちそーさまでした！」
猫のおいしい顔はとかくブレブレだー。
ロシアって私の中では、体制とかはともかく好きな国の一つでした。ロシア文学は高校時代にいっぱい読んだし、音楽では、一番好きな作曲家はチャイコフスキーで、ラフマニノフも好き。たった一人の政治家のせいで、道をこれ以上誤らないでほしいと切に願う。

「猫の思惑」

日がなグータラしている猫も、実は忙しいのです。なのでできればヒトに色々やって貰いたいことがある。例えば、
　　　　　　　　　　　　　　　　　
じー・・・。
扉を開けてほしいなーと思いながら、こちらに「念」を送って来る訳でして。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
（あけろ、あけろ、あけろ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
（あけろってば！）
とゆー風に。しかし、「念」がうまく届かない時は、
　　　　　　　　　　　　　　　　　
にゃあーー。
とひと声。これなら分るだろとばかり大声で鳴くのですが、
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「通じなーい」
気を取り直して更にボリュームアップして、
　　　　　　　　　　　　　　　　　
んにゃああ～～ん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「やっぱ通じないわぁ」
意思の疎通ができないと猫もがっかり、みたいな顔します。なんかね、「この人ダメだわー」みたいな。いやいや、こっちもがっかりだぞ。

「おみや」

「ふぅ・・・」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「にゃへぇ～～」
諸々のジュリア用品を買いに行くペットショップへの道の途中にある、個人宅の梅園の白梅が見頃になりました。息が詰まりそうなくらい良い香り。そしてジュリアは相も変わらず、リビングの窓際で惰眠を貪っております。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
そんなジュリさんですが、ここ数か月、中途半端な見送りをする様になりました。外出しようと玄関の方へ行くと、
　　　　　　　　　　　　　　　　　
リビングとの境の扉の前に、ぼーっと佇むジュリアの姿が。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
玄関まで出て来る感じはないんですけど、
　　　　　　　　　　　　　　　　　
ね？
　　　　　　　　　　　　　　　　　
こんな風に覗くのです。「中途半端」と書いたのは、「いつも」じゃないから。猫だけに気まぐれで、気が付くと扉の窓のところからひっそり覗いている時がある。何ですかね。「オヤツかってきてね」なんでしょうか。