「寄らば切るにゃ」

珍しいところで仲良くツ―ショット…でもないか。キャットボックスの中に入りたいジュリアと、しっぽでそれを阻止せんとするティアラ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
イライライラ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ジュリアがちょっとだけ移動してみたものの、高まる緊張感。ヤバい、ヤバいぞ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
噛み噛み噛み
ジュリ、下に降りた方がいいと思うけど。
というより早く、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「えーいぃ！！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「な、なにするですか（ドキドキドキ）」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ふんっ」
ほら、怒られちゃいました。別になにも悪いことしてないんですけど、お姉ちゃんの虫の居所が悪かったんですね。ジュリさん、こっちおいで。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「アタシ、負けない！」
はいはい、ジュリアはいい子だ。

「ナイショの秘密」

瞑想中です。息をゆっくり吸ってぇー、静かに吐きます。ふうぅ～～っ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
椅子の下のコレ、覚えていますか？　「ねこのきもち」の付録で組み立てたはいいけれど、断然の不人気で取り壊そうかどうしようかと思っていた物件です。こうして見ると、ゴ×××ホイホイに似てる。色のせいか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あのね、なんか下にいるの」
え、まさかゴ×××が？　もちろんそんな訳はありません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「いるよね？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「音するし。」じぃー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
いた！　いつの間に？　というか、入れたのか、ジュリア。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「お姉ちゃんには内緒っ」
このダンボハウスは屋根の上が開いているので、この後ジュリアがティアラのシッポに思わずチョッカイを出してしまい、秘密の隠れ家はバレてしまいました。ジュリアが入ったのはこの時だけで、今は空家になってしまっているのですが、もしかしたらまた気が向いて入るかも。

ハロウィンってホントはいつなんでしょうね。先週で終わり？それとも今週末なのかな。
というのは、昨日の日曜日、最寄駅周辺に子供たちと保護者が大勢集まっていて、何でも駅近の商業施設内の幾つかの店舗でスタンプラリーをやっていたみたいで。つまり子供たちはラリーに参加しているお店を周ってお菓子を貰ってスタンプを全部集めると、ハロウィンのプレゼントを貰えるという仕組みですね。集客を兼ねた試みのようなのですが、子供を何人も連れていたら、パパもママもお買いものどころではないと思うんですけど。スタンプ求めて猛ダッシュする子供たちでえらいことになってました。

「秋の色いろいろ」

ジュリさん、みっちりだねー。他にも寝るとこいっぱいあるのにソコなの？ぎゅうぎゅう具合がいいのなら、新築のダンボ・キティハウスもあるんだけどな…（まだ解体していないのです）。

月曜日、天気が良かったのでshironekoさんへの用事がてら、北鎌倉に行きました。円覚寺でそろそろ紅葉の走りでも見られるかと思いましたが、コップの水に赤インクを一滴たらした程度の色付きでした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
しかたがないので、東慶寺に寄り道。一年を通して季節の花を咲かせているお寺で、秋の色をみつけることができました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
〈白の秋明菊〉　秋明菊は薄いピンクの種類のもありますが、私は白いのが好きです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
〈ホトトギス〉　ホトトギスもこんな風に並んでいると面白いですね。花じゃなくて別の生き物みたい。横から見ると、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
こんな感じ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
〈野葡萄〉　自然の色とは思えない鮮やかさで、このままコサージュになりそう。葡萄と名がついていますが、食べてみるのはかなり勇気がいる色です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
〈姫蔓蕎麦〉　ちょっと自信ないんですけど、たぶんそう。小さい植物なのだけど、真っ赤に色づいていました。草紅葉もなかなか趣深いですな。
鎌倉の紅葉はもう少し先、11月の頭くらいからかなー。でも、あちこち眺めながら歩いてまわるには丁度いい季節になりました。今年は去年に比べて、秋が秋らしいというか、長く楽しめそうなのが、私的には嬉しかったりして。

「もう冬支度」

ジュリさん、オヤツの時間だけど食べる？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「こっから出たくない。アンヨ冷たい」
えー、まだ10月なのに？　今日は天気いいし、そんなに寒くないでしょ。といいつつ、後ろの猫ベッドを覗くと更に不機嫌な猫が１匹。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「…さぶ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「さぶさぶぅ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「さっぶーい！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぎゅう＝＝っ。
猫ずのアンモニャイト化が大分進んでおりますな。天気が良ければ、日中はそんなに寒くないんですけど（お世話係は未だ半袖Ｔシャツ…）、朝方と夜は大分冷えるようになりました。
というわけで、早くもストーヴ登場。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ま、猫は基本裸足だし、シスターズももうシニアだから寒さには気をつけないと、ですね。その辺はシスターズも分っているようで（？）、気温の低下に反比例する食欲。モフ毛の下に着々と脂肪を蓄えて寒い季節に備えています。

「やる気スイッチ」

「本日、猫はお休みでーす」
今日は馬ばなしです。なので、馬に興味ない方はスルーでお願いします。
先週の日曜日、府中の東京競馬場へ行きました。秋の東京開催最初です。メインの11レースを迎えたパドック（競走馬の状態を見極める場所ですな）を眺めていると、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ぼー…」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ほら、シャキシャキ歩こ！」（厩）
「えぇえ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なんかやる気出ないわ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ちら。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「次の角で休んでもいい？」
「だーめ」（厩）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ごねごねごね
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「府中は好きじゃないんだよね…」

とまあ、このような雰囲気で結局彼は大負けしてしまいました。彼目当てで行ったのに。見た目もですが、走っている姿がホントに美しい馬なのです。元々この馬の父親が大好きで早世してしまった父の後を継いで欲しいと思っていましたが、若い内に大きなケガで１年以上もお休みしていて、漸く最近また上向きになってきた所なのです。でも、一部の大牧場を除くと馬産の世界も厳しくて、運良く種馬になっても高値で売れる子や大レースをぽんぽん勝てる子が生まれないと、僅か２、３年でパパ失格！になってしまうんですね。彼は足元も丈夫じゃないし、いつまで走れるか分らないけれど、何とか無事に競走生活を終えて故郷に帰り、種牡馬じゃなくても乗馬としてでも生きて行けるといいなと願っています。
ティアラとジュリアは猫で良かったね。猫は可愛くしてることがお仕事だから。

「そのうち慣れるさ」

「さぶっ」
日中はまだしも、朝晩は大分気温が下がるようになってきて、冬眠準備期間に入りつつあります。なんか早すぎないですか？　まだ10月だよ？といってもいられないので、新しいカーペットを買いました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
今度は10枚一組の400mm×400mmのパネルタイプです。消臭、防ダニ、防汚、防炎で裏に滑り止めがついているスグレもの。しかも国産。というわけで、早速ジュリを置いてみました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
どうかな？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「…なんだか」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あんまりうれしくない」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「お姉ちゃん、これヘンなんだけど」
「…（寝たふり）」
とはいえやっぱり気になったのか、このあとティアラのチェックが入りました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
どお？
「うんとね…びみょー」
…。そのうち慣れるでしょ。というか、お世話係には確かな勝算があるのです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ほら、これでどーだ。このパネル式カーペット、床暖の上でもOKでして、これからどんどん寒くなってきて、床暖営業を始めたら、このカーペットから離れられなくなるハズ、たぶん。

「秋日和」

ここ数日お天気がよくて秋晴れが続いています。朝はこんな風にニ匹で並んで外を眺めていることも多くなりました。この猫頭が二つ並んだ景色というのが、私の大好物なのです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ティアラ姉さんはどことなくセクシーポーズで。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「きもちいいにゃ～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ミーツー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ころりんころりん
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ころころりん
そろそろフローリングに直寝は寒いから、カーペットを準備しないといけないかなーと思うけど、毛皮モフ子のジュリアはご機嫌です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
陽が高くなって猫部屋にも十分日差しが入るようになると、特等席に場所を移して充電。そこへジュリアがやってきて、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
鼻ちぅ。

午前中に病院でインフルエンザの予防注射をしてきました。なんでも今年は３種混合→４種混合だそうで。なんかすごく痛かった…。いつもは終わり頃にいやーな痛さが来るのだけれど、今年のは頭っから痛い。１種増えた分が痛いのかなーなどと思いました。ちゃんちゃん。

「危機管理」

病院に行く時は、きゃあきゃあ大騒ぎして抵抗するのに、猫部屋にこうして置いておくと何故かニ匹とも入りたがる最近のお気に入りの場所。なぜだろーなぜかしら。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
寛いでますねー。油断しまくりですねー。ではここで、扉を閉めてみましょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「え。うそ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「うそ～～っ」ボー然。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「びっくりびっくりだわ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なにやってんのよ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「おバカなんだから」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「アタシはだまされないもんね」
といいつつ、この後ティアラもジュリアも何事もなかったかのように、また代わりばんこに入ってました。何かあった時のことを考えると、キャリーに入るのを断固拒否されるよりいいと思うのですが、じゃあどうして病院行く時はダメなのか、がよく分らない…。これから「コワいとこ」へ行くぞ的な気配をお世話係がかもしだしているのがいけないのかなぁ。

「ちいさいおうち」

「むふふふ」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
季節の進み方が思ったより早く、あったかアイテムを増やした方がいいかしらと考えていて、思い出したのは「ねこのきもち」の先月号の付録”キティちゃんハウス”の存在。でも、シスターズはあんまりダンボハウスは好きじゃないのよねと思いながら建ててみました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
こんな感じ。ティアラ、ジュリア、いかがだろうか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なにコレ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「…」
一応まわりを周ってみるけれど、中に入る気はなさそう。んー、反応薄いなー。　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ジャラシで気をひいてみても、お義理で相手をしてる感じなんですよね。
それに。このハウス、ちっちゃくないですか？　お他所の猫さんは普通にこれに入れるのでしょうか。確かにティアジュリは大柄猫だけどさ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ほら、どう見てもこれに合うのってこのサイズでしょ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ずぅ～ん。　
無理、絶対。建設したばっかりですが、どうも取り壊し決定な予感。