「避難場所の確保」

「避難場所確保！」

シッポ見えてるけどね。何をやっているかというと、昨日９ヶ月ぶりの火災報知機とガス探知機の定期検査があったのです。おととい山梨の富士山辺りが震源の地震があったばかりだし（実は私、気がつきませんでした）、やっぱり防災機器の検査は大事です。肝心な時に正しく動作しないかもしれないですもん。
だけど、シスターズは実はその検査の方がコワかったりして。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なによー。こわくないんだから」

そして逃げ遅れたジュリアはソファの下で固まる。
　　　　　　　　　　　
「どーしよー…」

検査が終わり、業者さんが帰りかけたとたん、
　　　　　　　　　　　
「だぁーっしゅ！」
　　　　　　　　　 　　　　
「ここが一番安心なのよね」

無事に猫部屋のキャットハウスに逃げ込みました。で、ジュリアは、というと、
　　　　　　　　　　　
やっぱり固まったまま。


　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　
先週明月院の蝋梅を見に行く途中、ステキな洋館があると思ったら、画家の葉祥明氏の美術館でした。葉氏の絵によく描かれているキャラクターのジェイクの家もありました。なんかかわいい…。
　　　　　　　　　　　

「明月院の蝋梅」

「ひさしぶりのおひさまだね」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ぬっくぬくだねー」
「あったまるよねー」

なぜかニ匹並んで日向ぼっこるシスターズ。そして十分蓄電すると、
　　　　　　　　　　　　　　　　
「なでれー」

雪の降った翌日、北鎌倉の 明月院に蝋梅を見に行きました。
　　　　　　　　　　　　　　　　
わざわざ寒い日を選んだのではなくて、前から行こうと思っていてたまたま前日に雪が降っちゃったというわけです。でも、いろいろ忙しいと行きたいところには行ける時に行っておかないと。
明月院というと別名紫陽花寺というくらいで、紫陽花が咲く頃は入場制限が出ることもある有名なお寺です。でも、時期をはずすとものすごく静かなんですよね。で、ほら蝋梅って何となく地味でしょ？
　　　　　　　　　　　　　　　　
花弁が蝋細工みたいだから蝋梅というらしいのですが、黄色いので背景になじんじゃうし…。
　　　　　　　　　　　　　　　　
水仙も咲いていたし、
　　　　　　　　　　　　　　　　
こんな雪よけの仕度（センリョウかな？）も可愛かったのですが、参拝客は数えるほどでした。前夜からの雪が残っていて寒かったせいもありましたし。でもその分境内のあちこちに咲いている蝋梅の香りを十分楽しめましたよ。見た目は地味だけど、香りは普通の梅よりきりっとして濃いような気がしました。

「初雪」

「はいれないの…」

と訴える”かわいそうな”ジュリア。どれどれ？　ソファのカバーをめくってみると、
　　　　　　　　　　　　　　　　
「な、なによ。イジワルしてるんじゃないんだから　勝手に入ってこないだけじゃん」

先週末から関東地方も冷蔵庫みたいな寒さです。金曜日には横浜でも初雪が降りました。初雪って言っても、雪国にお住まいの方から見れば？？？な降り方ではありましたが、
　　　　　　　　　　　　　　　　
こんな感じ。ちらちらしてるんだけど見えますか？
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そしてほんの少しだけ積もりました。テレビで北海道とか東北の日本海側とかの尋常じゃない積雪の様子を見ると、これが毎日だったら日常生活も大変過ぎると思うのですが、こんな風にたまーにうっすら白くなるくらいだと、ちょっとだけテンションあがるんですよね。不謹慎でごめんなさい。
　　　　　　　　　　　　　　　　
「寒いからはやくしめて」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「はーやーくー！」

なんてことを書いていたら、今日も夜から雪降りだそうです。今年の冬将軍は長期滞在型とか。日本列島に連泊中…。

「大人の味覚」

↑最近のシスターズのお気に入りオヤツ。モンプチのとろみスープ仕立てシリーズです。ラベルをはがすと…、
　　　　　　　　　　　　　　　　
あ、こらこら。
　　　　　　　　　　　　　　　　
「はーやーくー」

レンジでチンするからちょっと待って。
　　　　　　　　　　　　　　　　
「じゃここでまってる」
「まってるぅ～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぬぅーん。

ちかいちかいちかい。
　　　　　　　　　　　　　　　　
はい、出来たよー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「わーい」
「わーいわーい」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そして一心不乱に食すシスターズ。お皿が空になるまで顔を上げません。
お里の動物病院で貰っていたせいでカンヅメ好きなシスターズなのですが、これまではいわゆるゼリータイプ派でスープタイプは嫌いでした。でもティアラの目の騒動の後、ニ匹ともカニカマ入りカンヅメゼリータイプでお腹を壊して、けろったりＰになったりして大変なことに。カニカマのせいじゃないと思うんです。ベースのゼリータイプの部分が、フタを開ける度に色とか材質とか違ってて、つまり品質が安定してなかったんでしょうね。それと、お魚メインというのも良くないみたいで。というわけで、試しに水煮タイプでチキンベースを上げたら、思いのほか好評！　お腹の調子もグッドに。
人間でもあるじゃないですか。若い頃はラーメン、餃子、焼き肉命という感じだった人が、「いやー最近なんかもたれちゃって」というの。シスターズも６歳を過ぎて大人の味覚になってきたのかも。

「素人判断はよくないから」

「ねーねー、みて」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「目、よくなったでしょ」

目薬いっぱいさしたもんね。
　　　　　　　　　　　　　　　　
「痛くなくなったし、なおったと思うの」

それはお医者さんに聞かないと分らないんじゃないかなぁ。
　　　　　　　　　　　　　　　　
「だからもう病院行かなくていいんじゃない（がじがじがじ）？」

（人の話を聞いてないな）今週もう一回行ってみて、ホントによくなってたらね。
　　　　　　　　　　　　　　　　
「ちぇーっ」

一時はどうなることかと思いましたが、ティアラの目、一応もとにもどりました。元にというより、目自体は角膜穿孔以前よりきれいになったような気がします。孔があいたのは突然だったけれど、もしかしたらちょっとキズとかがあったのかなぁ。とりあえず素人目には直ったように見えるのですが、水曜日に予約を入れてあるので、もう一回通院です。それで問題なければ、通常の三か月検診に戻れると思うのだけど、どうかな～。

「これでどーだ！」

かねてから懸案となっておりました、ジュリざぶ２号をようやく見つけました。はぎ方がちょっと違う（というかパッチの大きさが違う）のですが、材質と大きさ、厚みはほぼ同じです。これなら取り合いってないんじゃない？　どーよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　
「うーんとね」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ふつうにいいかも」

でしょでしょ。結構探したんだから。こういうファブリックものは年末年始にセールになることが多いのです。タオル類もそうですよね。これで座布団をめぐる戦いは終わりだわ。
そのうちティアラがやってきて、こんな感じになりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　
置物みたいでカワイイなぁと思っていたら、あれ？
　　　　　　　　　　　　　　　　
え、なんでなんで？　せっかく二つあるのに。
　　　　　　　　　　　　　　　　
そして場所交代。
…敷物の争奪戦じゃなくて、単純に位置関係の戦いだったのか。もう全然理解不能です。まあ、寝てしまえば同じ気がするんですけどね。
　　　　　　　　　　　　　　　　
それに、ジュリアが寝ている新しい座布団の方が、実は750円も（！）高いのです。シスターズの目は”節穴”だったか…。

「寒中お見舞い」

「わーい、なんか来た！」

あれはセキレイさんです。あんまりはしゃぐと飛んで行っちゃいますよ。あ、ほら…。
　　　　　　　　　　　　　　　　
「また来ないかなー」

君がガン見してるから、来ないと思います。しかも、猫部屋からも猫視眈々だから。
　　　　　　　　　　　　　　　　
「見てる間に眠くなってきた…」

寒中お見舞い申しあげます
おとといだったか、寒に入りましたが、ここ数年で最も寒い寒の入りだったとか。今年、寒いですよねー。関東地方は全く降らないのでカラッカラですが、気温はいつもより絶対低いと思います。
でも、季節というものは確実にめぐって行く訳で、花屋さんには桜のブーケができていました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
桜といってもソメイヨシノではなくて、啓翁桜（この字でよかったかな？）という寒中に咲く種類なんですけどね。
明日は母の四十九日で、法要の後、多摩川霊園に納骨に行きます。結構忙しいかも、ということで、一日早く更新です。
ティアラの目はほぼ完治の状態になりました。よかったよかった。

「情報共有」

「あ、おねえちゃん。具合どう？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「まあまあかな～。それより」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ひそひそ　「最初に行った病院、こわかったの」
「え」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ごにょごにょ　「しらない人がいっぱいいて、ワンコもいっぱい」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「マジで？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「それはヤダ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「気をつけないと、アンタも連れていかれちゃうからー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「どーしよー…」

救急病院、ホントにコワかったみたいです。診察の時フルフルしてたし、珍しく獣医さんにシャーが出てしまいました。
でも、昨日いつもの眼科に再診に行ったら、傷は塞がって目の中もきれいになってきたと言われました。まだしばらくは、点眼治療と通院が必要みたいですが、緊急事態は脱しました。やれやれ…。
それにしてもケガの原因は不明のまま。傷の形を見ると、猫のツメっぽいんですけど。やっぱ、犯猫はジュリア…かな？

「年末騒動記」

ティアラがご不満そうに見えるのは、３日続けて病院に行くはめになってしまったから。しかもそのうち２日は初めての夜間休日救急病院。
29日の夜遅くにティアラの悪い方の目に一大事が起きました。原因は分らないんですが、ほんの30分くらいの間に何かが起き、右目だけまるで風船に穴が開いたみたいに、しゅっと萎んで小さくなってしまったのです。
　　　　　　　　　　　　　　　　
↑救急病院で治療のため撮った写真

最初見た時は眼球が破裂したと思い、どうしようというのとどうにかしなくちゃというのですっかり動転してしまい、それを見てティアラとジュリアもパニック…。もうパニックの相乗作用です。以前貰った夜間診療の病院のカードのことをやっと思い出して、連絡を入れて大体を説明してからタクシーで向かいました。
結局眼球破裂ではなくて角膜穿孔と診断され、緊急の手当てとして、ティアラ自身の血液から作った血清と感染予防の抗生剤をとにかく何度も点眼するという方法を教えて貰ってその日は帰宅しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　
救急機関はあくまで救急なので、続けて治療をして貰うということができません。なるたけ早くかかりつけの病院に行かないとダメなんですね。でも年末のこんな時期に動物病院なんてもう閉まっちゃってるよねと思っていたのですが、いつも行ってる成城の眼科専門病院に連絡がつき、31日に休日診療していただけてようやくピンチ脱出でした。
早めの手当てと血清を点眼したことで、傷の大きさの割に目の状態は良かったようです。今のところ順調に快復しているみたいで、目の大きさも元にもどりつつあります。
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　
ほら、大分良くなったでしょ。それにしてもホントにびっくりでした。今はとにかく目薬目薬目薬な日々です。そして、元々喪中だからお正月の準備はなかったわけですが、バタバタしているうちに晦日も大晦日も過ぎて年を越してしまいましたとさ。

なにはともあれ、今年もよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　
「またポッチョンするんでしょっ」