「猫腹時計の精度」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
今年の桜はゆっくりですねー。去年はあっという間に列島を縦断した駆け足桜だったのに。うちの辺りはまだ６、７分咲きです。今週末に桜まつりが予定されているところは、グッドタイミングではないでしょうか。とはいえ、朝の温度が日に日に暖かくなっているのも事実。わが家の床暖も営業時間短縮の方向で。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ほげぇ～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「…」
すでにスイッチは切れているのですが、夢と現を行ったり来たりして余韻を楽しんでいます。ジュリア至福の時でございます。でも、もうそろそろ、かな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぐるりん
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぱっ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「お腹すいた…」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ミーツー」
ティアラは既に猫部屋でスタンバイ中。起きてすぐ、スープ（おメザ）をちょこっと食べさせて間を持たせるのですが、８時半をまわると猫腹時計が朝ごはんタイムを知らせるようです。私が早起きすると狂っちゃうこともありますが、それでも誤差は10分程度。これって凄いですよね？

「ロングドライブのごほうび」

先週の金曜日は久しぶりのいい天気で、ティアラと初めてのロングドライブをしました。でも、その行き先は、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
いつもの定期検査の眼科専門病院。ティアちゃん、がっくり…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あ…なんか来た」
２～３か月に１回の通院も４年目ともなれば、待合室でもベテランの雰囲気ですな。今までタクシーを使っていたのを、今回初めてお世話係運転の車で行ってみました。タクシーで渋滞して時間がかかったりすると、最近ゴネゴネするようになっていたのですが、今回はとってもいい子でした。知らない人の話し声がしないのか良かったのかも。なーんだ、じゃあ最初からこうすれば良かったヮ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
いい子だったので、ごほうびにおやつをプレミアムにグレードアップ！　「懐石」ですよ。「贅の滴」だもんね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
どうかな？　当然ジュリアもお相伴です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「うまっ」
「うまうま～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「完食～～」ぺろりん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ジュリ、残さないかなー」
残しません。

「トイレ順番」

「お掃除チェーック！」すんすん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「大丈夫だわね」
ジュリアの月イチ検査で採尿するので、猫砂の全とっかえをしました。砂受け皿も洗剤で洗ってアルコールで消毒して、ちょっと置いてたらティアジュリのチェックが入りました。トイレを組み立てなおして、きれいになった！と思ったとたん、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ではでは…」
え、うそやん、もう使うの？　きれいにしたばっかりなのに…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「見ないでってば」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「はいはい、おわったらどいてねー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「お次がひかえてるんだから」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「砂かけ、よ～～し！」
トイレ砂を全とっかえするとすぐ入りたがるというのは、猫あるあるなんでしょうか。猫トイレは、人のトイレ以上にお掃除しているつもりなんだけど。

今年の桜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
昨日コンビニの前で見つけた開花です。その桜はいつも一番早く咲くのだけれど、今は「ここ」だけ。枝先はまだ全然蕾でした。

「桜もまだなので」

ジュリちゃん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

耳ぴこぴこ。
ジュ～リさん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なに？」
おお、いいお返事。ではもう一度呼んでみましょう。ジュリちゃーん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「だからなんニャ」　ぬぉおー。
猫の顔も３度ということですね。一方ティアラはというと、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぐゎしっ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
がりり！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「がりがりがりっとな」
…進撃の巨猫。
今日はまた少し肌寒いし、桜も近場では全然だし、というのでシスターズをからかいながら家でテレビ。もうすぐＮＨＫの朝ドラも終わっちゃうなー。今回のは奇跡的に毎日見ていたので、終わっちゃうのはちと寂しいです。見続けていると、ヒロインとその周りの人々に起きる色々なことも一緒に体験しているような気分になるから不思議です。もはや他人とは思えない。

「見え透いたことを」

うつら～うつら～～。
さっきまでトイレハイで走り回っていたのに、テントに入った途端眠気が…。猫って一瞬で寝てしまうんですよね。ところが、しばらくしたら、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
あ、増えてる…。ダメじゃん、ティアちゃん、イジワルしちゃ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「え？　アタシたち仲良くしてるもん」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ねー？」
「…うん」
うそだぁ、絶対と思いつつ見ていると、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
かぷっ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
げし！
ほら、やっぱり。狭い中でわっちゃわっちゃした挙句、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ジュリア、リングアウトです。
今年の季節の変わり目は容赦ない気温の乱高下で、今、花粉飛散がピークの模様。目がかゆ～～い！！

「お姉ちゃんってすごい」

だかだかだかっ。
ティアラがハイテンションでリビング－猫部屋間を全力疾走中です。ジュリアの弾むような走法と比べるとドン臭いのですが、キャットタワー目がけて、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ジャーーンプ！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
しゅっぽーん。
見事なはまりっぷりでしょう？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ボックスの中で方向転換して、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ど～お？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「見た？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「見た…」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ざっとこんなもんよ」
と、ジュリアもオドロキのティアラの一発芸でした。わー、すごいティアちゃんたら～（棒読み）と誉めると、何度でも繰り返して見せてくれます。その度に賛辞を送らなければならないのが、ちと面倒。

「ふりをしただけ」

窓のそばに置きものの猫が二体。なんて感じですが、それにしてもそんな端っこにわざわざ座らなくてもいいと思うんだけど？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ホント。感じわるぅー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「…（つーん）」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「そっちがその気なら」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「アタシだって」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「こっちから乗っちゃおーっと」そろ～～り…
こら、ティアちゃん、乗っちゃダメ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ウソぴょーん」
自分でもマズイことをしていると思ったのか、下りるのの素早いこと。だったら最初から乗らなきゃいいんだけど、ジュリアが丁度後ろをむいていたので、チャーンスと思っちゃったんですね、きっと。こういう所がちょっと笑えるお姉ちゃんです。
何回目かの寒の戻りか、またまた気温が急降下。３月中はキャンペーンでお安くなっているクリーニング屋さん、冬モノをどーしたものか迷いますな。猫はいいな、自分メンテで簡単に衣替えだから。

「新たな敵」

「こっち来る？」
胡散臭そうな表情でこちらをうかがうティアラ姉さん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
警戒警報発令中です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「こっち、来んな！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あっち行ってよ、もぉ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「キャーキャー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「来んなっていうのにぃ～～」バリバリバリッ。
ティアラが何に喧嘩を売っているかというと、コレ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
新たな敵の出現ですね。箒とコロコロ、ウェットシートだけでは手間がかかるので、それらと組み合わせて使う目的でスティックタイプのコードレス・1クリーナーを買いました。掃除機って最初におかしくなるのはコードの部分なので、コードレス、いいです。邪魔くさくないし。それにこのクリーナー、何といってもめっちゃ軽いんです。もうオモチャかというくらい軽くて、余計なものは一切付いていません。今までは入れなかった狭い所にもスイスイです。なので、音はそれほど大きくないけど、猫ずには新たな脅威になっているようです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「コワくなんかないから」

「やよい三月」

ご機嫌よろし。もうこれからは春まっしぐらかな～。窓越しの日差しも暖かいです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なむなむ…」
お彼岸ももうすぐ。デパ地下のスイーツコーナーはおはぎと桜餅に席巻されてます。毎年思うのだけれど、閏年にしても２月は短いから、年が開けるとあっという間に３月になっちゃう気がします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あったかにゃ～～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
のびのび～
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ごろんぱっ
いい加減に蒸し上がったので、一瞬モフったら、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
けりけりけりっ
この間テレビで見た猫のいる旅館の話で、お客様の相手をするのは専ら若い猫たちで、シニアの子はほぼ１日まったりみたいなことを言ってたんですが、未だに自分のシッポにじゃれてしまう10歳の猫って…。人間に置きかえると、ちょっとコワイ。