「猫の健診話」

空あお～い！　風すずしー！　やっと秋が来ましたねー。
　　　　　　　　　　　　　　　　
先週木曜日、報告したように今年２回目の健康診断が無事終わりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　
尿検査、血液検査、体重測定、目とみい、行内のチェックを含む診察が基本コースです。ヒト並みでしょ？
　　　　　　　　　　　　　　　　
ジュリアはティアラと違って注射も大丈夫なので、比較的短時間で全て終了。肝臓や腎臓も今のところ問題なしとの先生の所見でした。年齢の割に若いと言われたし。
　　　　　　　　　　　　　　　　
そこで、９月はお誕生日月だから、オプションでレントゲンとエコー検査も追加しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　
モニターの中でジュリアの心臓は、元気にキュッキュッと動いてました。何か可愛いなー、これからも大切にしなくちゃなーと思いましたヨ。
　　　　　　　　　　　　　　　　
今回はパスでしたが、猫の血圧測定というのもあるんですよね。しっぽにカフを巻いて測るんですが、猫は緊張しいなので数値がハネ上がり、正確なところが分からないという冗談のような話です。

「健康第一」

ジュ～リさん、そろそろお出かけしようか。
　　　　　　　　　　　　　　　　
「えー、ヤダ」
ま、そー言わずに。時間ですから。
　　　　　　　　　　　　　　　　
「ヤです！」
といいつつ、
　　　　　　　　　　　　　　　　
収監！　本日は秋の定期健康診断です。お誕生日月でもあるから、色々調べていただきましょうね。
　　　　　　　　　　　　　　　　
「出せー！　さらわれるぅー！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「いかないもん、ぜったい・・・（ぐすん）」
そして。
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　
はい、お疲れ～したっ。もう出ていいですよ。いい子でがんばりました。ワクチンもしていただいたしね。
　　　　　　　　　　　　　　　　
「もうぜったいいかないんだから」

「風の強い日は」

先週の金曜日は朝から強風が吹きまくる１日でした。しかも南からのめちゃめちゃ熱い風。換気のためにリビングの窓を一瞬開けたら、
　　　　　　　　　　　　　　　　
もふもふジュリアが早速やってきて、あぁもう、暑苦しいったら。
　　　　　　　　　　　　　　　　
ジュリちゃん、暑いからもう、閉めてもいい？
　　　　　　　　　　　　　　　　
「あーん？」
だから、窓閉めようかなと思うんですけどぉ。
　　　　　　　　　　　　　　　　
むっすり・・・。
聞こえてないふりをするつもりだな。窓、閉めますよー。
　　　　　　　　　　　　　　　　
「えー？」
あのね、ちょっとどいてっ
　　　　　　　　　　　　　　　　
「えええー？」
ヒトを小馬鹿にするジュリア姐さん、昨日でめでたく１５歳になりました。１５年も一緒にいるとですね、もはや猫とは思えなくなります。この間テレビで、機械音の「きらきら星」をまねて一生懸命歌うアザラシの動画を見ました。ジュリアも一言でも喋れるようになるといいのに。アザラシに出来て猫にできないこともないんじゃないか、なんて思ったりして。

「ぬいぐるみ風味」

うちのリビングのソファは狭い！　いや、普通サイズなのだけれど、ティアラとジュリアが家に来る前に、いつの間にか集まって来たぬいぐるみたちに３分の２を占拠されている、というべきでしょうか。
　　　　　　　　　　　　　　　　
大学時代、友人と二人で行ったロンドンで一目惚れして買った黒猫とか、会社勤めをしていた頃、会社の近所にあった輸入雑貨店でみつけた栗毛の馬とか、
　　　　　　　　　　　　　　　　
北海道網走にあったぬいぐるみ工房で購入した北キツネの子供・・・などなど。
　　　　　　　　　　　　　　　　
そこにジュリアまで座りに来るから、まー、ヒトは座れませんね。いいんですけどね。ジュリアは生活を共にする同居猫ですから。このソファ、本来の使い道以外にも、爪とぎやいざという時の避難場所にもなっていることですし。それに、
　　　　　　　　　　　　　　　　
一緒に並んでみると、ジュリアもぬいぐるみみたいでしょ？
　　　　　　　　　　　　　　　　
ね？

「固定ファン」

猫のおやつとかスープタイプのウェットフードって、何でしょっ中リニューアルしちゃうんでしょうね。ジュリアが気に入ってたモンプチの「ピューレKiss」がペットショップの店頭から消えてしまいました・・・。猫はヒトのように、「どん兵衛」がなければ「赤いきつね」でもいいや、という訳に行きません。で、色々チェックして、この２つを代替品としてセレクト。
　　　　　　　　　　　　　　　　
モンプチの「ナチュラルKiss」のまぐろとCIAOの「Pureちゅ～る」のまぐろ。
　　　　　　　　　　　　　　　　
どっちする？　「ナチュラルKiss」？
　　　　　　　　　　　　　　　　
「Pureちゅ～る」？　どっち？
　　　　　　　　　　　　　　　　
「どーしよーかなー」
取り敢えず「Pureちゅ～る」を選んで、ここでひと手間。冷蔵庫でお夜食の時間まで冷やして裏ごしします。
　　　　　　　　　　　　　　　　
さぁ、どーぞ。あら、おいしー（はず）。
　　　　　　　　　　　　　　　　
「うまうま～」
やれやれです。猫は食べるものについては、気に入ったものをずっと食べ続けたい派なので、メーカーさんも考えて欲しいなーと思うんですけど。

「微睡」

今日はマンションの給水・排水管の清掃で９時から午前中いっぱい断水でした。水が出なくなっちゃう前に色々片付けなくてはならないことがあって、朝からバタバタ。ついでにジュリアも「早くご飯食べちゃって！」とかお世話係に言われて、一緒になってうろうろして大変でした。なので、
　　　　　　　　　　　　　　　　
やっと落ち着いた午後のひととき・・・。
　　　　　　　　　　　　　　　　
「ぐぅ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・・・っと、あれ？　起きちゃった？
　　　　　　　　　　　　　　　　
にょい～～ん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ぺろっと」
ヒトもそうだけど、この寝てるのと起きてるとの境目のまどろむ感じが気持ちいいんですよねー。

　おまけ
　　　　　　　　　　　　　　　　
昔はもっとお豆がいっぱい入っていたような気がするんだけど・・・ジュリアの豆大福。

「装備点検」

台風10号の進路にあたったエリアのみなさま、ご無事でしょうか。遠く離れた横浜でも、急に大雨が降ったり、雷が鳴ったりと不安定な天気が続いています。今後、こういう”非常に強い台風”が頻繁に日本列島にやってくるようになりそうで、何かの時のためにこんなものを探しだして、ジュリアに装着してみました。
　　　　　　　　　　　　　　　　
じゃ～～ん。
マーガレット柄のベスト型ハーネスとリード。子猫の頃、ティアラの分と二組、少し大きめのを買ったのです。
　　　　　　　　　　　　　　　　
うっわー、すごい機嫌悪ぅ・・・。
　　　　　　　　　　　　　　　　
意地でも動かないつもりだね？
　　　　　　　　　　　　　　　　
「うごかないぞ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ぜったいうごかないもんねー」
匍匐前進して移動しているので動けないのか？と思いましたが、掃除機を持ち出したら、一目散にキャットタワーに上りました。それだけ動けるなら大丈夫。要は気分の問題ということですね。

「野性のかけら」

猫部屋の中まで長く入るようになった日差しを避けて、リビングでごろごろりん。　ジュリさん、退屈そうだね。
　　　　　　　　　　　　　　　　
「ふぁ～～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「そうだ！　テレビの時間にゃ」
と思ったかどうかは分かりませんが、やおらテレビの前にやってきて、
　　　　　　　　　　　　　　　　
じーーー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
超真剣にみつめているのは、
　　　　　　　　　　　　　　　　
名前も分からない鳥の映像。葦のような草木の中を動き回って、時々甲高い声で鳴くのですが、保護色のような地味な羽色で、ヒトの目では中々捉えきれません。
　　　　　　　　　　　　　　　　
それにしてもすっごい真剣。さっきまでフローリングの上でぐーたらしていたのと同じ猫とは思えないほど。お家猫歴もう少しで15年のジュリアでも、野性のかけらを心に潜ませているようです。