「猫だけど豹変」

「むふぅ～」
窓のそばでぬくぬくご機嫌なティアラ。一方ジュリアはというと、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぷんすか。
しゃーしゃー言って応戦したけど、結局陽だまりスペースから押し出されてしまったようです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「お姉ちゃんめー」
相当怒ってます。なのでジュリ、かわいそう、ジュリはいい子だもんね、かわいいかわいいと言い聞かせながら撫でていると、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
すたすたすた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「水飲むんだから！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「どいて、お姉ちゃん」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「え。ええぇー」
なぜか急に強気になりました。なんでしょう、この豹変ぶりは。飼い主の威を借る猫？　なんてね。
今日は少し前から久しぶりの雨で、陽だまり争奪戦もしばし休戦です。

「仰せの通りに」

ぬおぉぉー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぴと。
夜私がテレビを見ていると、１時間半おきくらいにティアラが側にやってきます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なでなさいよ」
はいはい。テキトーになでていると、プレッシャーが。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ねー、アタシかわいい？」
うんうん、かわいい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「やっぱり」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ふわぁ～～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「じゃ、またね」
自分の「かわいさ」を確認して猫部屋に帰って行くティアラ姫。こうしてわが家の夜は更けて行くのです。
人間の女の子だったら、かなりめんどくさい性格なんじゃないかと。

「お姉ちゃんにつづけ」

「うまうま（至福のひととき）」
夏場と違ってやっぱり水が冷たいのか、最近は最初の１、２回手をつけた後は猫らしく飲んでます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ねー、その水おいしい？　ねーねー」
「…（イライラッ）」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「おいしいって」
ご報告ありがとう。
さて、うちではＰ以外でも日に何回かトイレ掃除をするのですが、そこに必ずティアラの目が。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「トイレはまだかね」
きれいになると、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「はいりまーす」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「でまーす」ぷるぷるっ。
清掃したてのトイレに入るのがティアラの趣味らしく、用を足したばかりでも無理してトイレタイムに。するとその後、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「アタシも～」

「箱詰め猫団子（風）」

「むむむ…」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「さっきから背中が重いの」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「もしかして背後霊だったりして？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「背後霊です」ぼぉー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なんちゃって」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「せ、せまい」
先週から長期に渡って寒波が居座ったので、箱詰め猫団子が見られました。大分かたち崩れちゃって、１個こぼれそうですけど。ジュリアがベッドを温めていると、ティアラがその後ろに入り込むんですよね。逆はなし。同じ三毛だから、どこまでが１匹なのか分かり辛い…。

「（アロマ）ディフューザー」

「…だから、冬毛なんだってば」もっふり。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
しゅぽぽぽ。
家の中の湿度がかなり低くなってきたので、こんなものを導入してみました。アロマディフューザー。加湿器ほどの威力はありませんが、これでもずっと点けていると３～４度は上がるのです。シスターズがいるから、アロマなしのただのディフューザーなんですけど。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
こわごわ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なんかヤダこれ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あやしすぎる…」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「退散！」
しゅぽしゅぽ蒸気が出てくるので最初は警戒していたけれど、そのうち慣れて興味を無くしたみたい。音もほとんどしなくて出て来る蒸気の温度も低いので、猫部屋の静電気防止には丁度いいかも、です。私が留守の時は点けないし。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「色も変わりますのヨ」しゅぽ。

「稽古始め」

先週金曜日は初釜（茶道での稽古始め）でした。去年は大雪の翌日で大変だったけれど、今年は寒いながらも良いお天気で。
　　　　　　　　　　　
先生のお宅にあるお稽古所でお正月らしい設えを観賞した後、お茶を頂いて、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
集まった社中みんなで御祝い膳を囲みました。お酒も少々…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
実家を出てからは、お正月といってもそんなにいろいろしないので、初釜がいわば私のお正月一番の行事みたいなものかもしれません。
で、帰宅したら、窓際でふてくさる猫が一匹。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ベッドに肘をかけてどうです、このポーズ。
そんなに遅くならなかったじゃない。おやつまでまだ時間あるし、ね？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ふん！」
あはは…。

「寝袋の使い方」

今の時期、ペットショップに行くと冬用製品のセールをやってるんですね。で、このピンクの寝袋。色はイマイチですがフワフワな手触りで暖かそう。中に入ってくれたら可愛いんじゃないかと思って購入しました。週末から大寒波が来るという予報もあるし、明日は初釜で長時間お留守番になるし。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ジュリアが取り敢えず入ってくれたけど、ちょっとイメージと違うなー。などと思って見ていたら、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「およ？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なにコレなにコレ」ちょいちょい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「わーい」ぱしぱしぱしっ。
「」
ティアちゃん、やめてぇ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なんだ、つまんないの。もっと遊ぼうと思ったのに」
「びっくりしたー」
結局こうなりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
紙袋に興味を示さない猫は、寝袋にも入らないということですな。

「初陣取り合戦」

「あったかいね、妹」
「そうね、お姉ちゃん」
「いい天気だね、妹」
「そうね、お姉ちゃん」
２匹で仲良く鼻をあぶって充電中…。と思ったら、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あら、ジュリア。お顔が汚れてる！」
「むーん」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「じゃ、お返しを」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「お返しのお返しを～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
きゃいの！きゃいの！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「やーーん」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ふひひ」

こうして、今年最初の陣取り合戦はティアラの勝利に終わったのでした。ちゃんちゃん。

「２０１４」

「よいしょ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ら～らら～。声の調子オッケー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「２０１４年、おめでとー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「おめでとおめでとぉー」
初詣は毎年、深川の不動尊に決めているのですが、いつも２日に行くところを今年は元旦に行きました。大型連休でまだどこかへお出かけ中の方が多いのか、今年は参拝の行列もそれほど長くありませんでした。とはいえ、この賑わいで。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
参道を埋め尽くすイキオイの縁日も、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
キラキラの、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぴかぴかで、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
だるまもてんこ盛りです。
なんということはないけれど、こういうのって楽しいですね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぴょこ。
「でおくれちゃった…」」
本年もよろしくお願いいたします。