「アタシアタシ！」

アイマスク、要る？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「すぴぴ…」
猫の寝息って軽くてかわいい。手をかざすと、そよそよ～っと微風モードだわ。などと思いながら写真を撮っていると、リビングでティアラの呼び声が。どうせヒマだから呼んでるんだろうと思って、しばらく放っておいたら、次第にボリュームアップ。仕方ないなー、なんなの？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「呼んだらすぐ来てよねっ」たしたし。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ほらぁ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ひっかかっちゃったんだけど」
最近爪切りをさぼっていたので、右手の爪がひっかかってしまったんですね。いやぁ、ごめんごめん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ふん！」ころん…。
まあ、そう怒らずに機嫌なおして。ホント、ティアラは怒りんぼ姫なんだから。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「でへへ」
というわけで、その後さっそく爪切りしました。ついでにジュリアもね。

「フェイント」

「なによ。別に取っちゃおうなんて思ってないし」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ふんふ～ん」
わざとらしく（？）よそ見をしています。ジュリアは若干警戒気味です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「お水、飲んでこよー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「っと見せかけてのＵターン！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ほい」
「げげ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
すっごーく嫌そう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「そんなことないもん」
「…（あるよー）」

なかなか笑えるティアジュリ・コントでした。特にジュリアの表情が…。
昨日、３カ月ぶりにティアラの目の健診に行って来ました。前々回充血して炎症が起きていたのが、前回はまだ治まりきっていなくて点眼を続けていましたが、今回漸く炎症のサインが消えました。なので、今挿している目薬がなくなったら、点眼は一時お休みしてもいいという先生の診断。よかったよかった。それで何も起きなかったら、次の健診はまた３か月後。健診の間が空くのは状態がいい証拠なんで、今は無敵のティアラ姉さんです。

「ティーカップ・メルヘン」

ぼーっ…。
雨が降ると朝から薄暗くて更に眠くなる猫の図。誰も来ないしね。こんな日はカラスもどこかでお休みです。
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ねーねー、アナタさくらんぼって知ってる？」
「さくらんぼ？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「そーよ。赤くてまるくて甘いの」
「おいしい？」
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「とっても、おいしいの。食べたいなー」
「えー、アタシも食べたい」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「食べたい食べたい！」
「食べた～～いぃ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「…」
うるさいオバサン猫じゃなくてお姉さん猫たちだと思う猫少年でした。　 おしまい。
　　　　　　　　　　　　　　
いつも、当ブログでコメント残して下さるkuuさんから、本場の佐藤錦を頂きました。すごい綺麗な色だったので、補色のグリーンをバックに写真を。
名物に旨いモノ無しという諺があるけれど、やっぱ名物はおいしい！　多分あれは、江戸時代とか未だ人の往来が自由でなかった折、痩せ我慢の江戸っ子が言い出したんじゃないかと、勝手に思っているのですがどうでしょう。

「友好条約締結」

むっすり。
窓辺の赤いベッドで寛ぐジュリアを追い出そうとしてシャーシャー言われ、ついでにお世話係に怒られてムカついている猫の図。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なにさ（ぷんすか）」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「そんなに言わなくてもいいじゃん」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「わるいことしてないし」
してますってば。ジュリが可愛そうでしょ？
口を開けずに、んんーんと鳴くのがティアラの不満の表現なんです。でも後ろから見ると、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
でれれれ。
思わず笑えちゃうたれ具合。ソファの背に足も乗せようとするのだけれど、重力には逆らえず…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
すごいなー。安定感バツグンだね。しかも、もっちりふわふわ。などと撫でていると、シッポがしゅるしゅるっと巻きついてきました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
これはいわゆる友好条約のしるしだったりする？

「ストレス解消けりけり」

六本木にあるサントリー美術館へ尾形乾山の作品展を見に行き、空いていたので２時間半ほどゆっくり見学してランチ食べて帰宅したら、ジュリアが何やら言いたいことがあるようで。お気に入りのまたたびケリケリを出して欲しいというので、渡したらこの表情。なかなかの笑顔です。そして、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぐわし。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
けりけりけりっ…けり！
自慢の高速けりけりが炸裂したと思ったら、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ふぃいー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ぴた。
どした、ジュリア？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「たまりませんにゃ～～ん」
ジュリアのストレスの原因は、どうやらおむすびの具みたいなこの方だったらしいです。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なによ、文句でも？」

「もう６月だし」

６月に入ったことだし、もうカーペットでもないと思うので、片付けるかこのまま捨てて、秋になって寒くなったら新しいのを買うかしようと思って畳んであるのですが…、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「反対！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「アタシも」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ねっ」
「うん！」
なに、この結束力。確かにね、５月はものすごく暑くて、このまま夏に突入しちゃうかという感じだったのですが、梅雨入りした途端に何となく肌寒いのです。いわゆる梅雨寒というヤツですか。エアコンも業者さんを呼んでクリーニングしてもらって、さあいつでも稼働OKですよ！という体勢なのだけど、５月の末に１回ちょびっとだけ点けたきりです。節電のためには喜ばしいことですが、さて、どうしよー、カーペット。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「うるさいにゃー」ぎちぎちぎち。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「だからぁ～」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「撤去反対！」
…今度30度越えたら、絶対片づけよーっと。

「まぼろし猫」

「ぐぅ」
仲が悪いわけではないけれど、たまには個室でゆっくり寝たい…と思っているジュリアですが、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「よいしょ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
みっちり。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ぶー（せ、せまい…）」
狭さをものともしないお姉ちゃんに比べて、ジュリアはかなり不満そうな顔です。いきなり割り込んで来ちゃうところが、ティアラらしいといえばそうなんだけど。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なんか、ちょーどいい感じだよねー」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「えー？（んなわけないじゃん）」
抗議の右腕で、お姉ちゃんエリアが広がるのをブロックするジュリア。でも。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「丁度いいよねっ」

今日で３日続けて、明け方４時頃からどこかで猫の声がして起こされてます。そんなに赤ちゃん猫というわけじゃないけれど、でも声のトーンが大人じゃない。それが、近づいたり遠のいたりして、ずーっと鳴いているのです。最初は夢かな～と思っていたのですが、夢だったら３日も続かないでしょ？　うるさくて寝ていられないというのもあるけれど、どこにいるんだろう、どんな子だろうと思うと気になって気になって…。昼間は全く聞こえないのです。やっぱ、幻聴？　

「渓谷に行こう」

そろそろ関東地方も梅雨入りかなーという今日この頃ですが、その前に緑のシャワーを浴びたくなって、神奈川から東京に多摩川を越えてちょっと入ったところにある「等々力渓谷」に行って来ました。東急大井町線の等々力駅から10分もかからない場所にあって、まさか！？と思われるでしょうが、看板だってちゃんとあるのです。ここから階段を下りて行くと、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
この上を車がぶんぶん走っているとは思えないほど静かな空間が広がっています。細い川に沿った遊歩道を進んで行くと、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
まるで深山幽谷風味。この日はお天気で気温も30度近くまで上がったのですが、渓谷はひんやり涼しくて別世界でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
歩いている途中でカルガモを発見しました。すい～っと気持ち良さそうに水面をかいて、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
石の上で一休み。ぱっと見、デコイみたいですけど、ホンモノです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
規模とかは全然小さいのだけれど、いやいやホントに緑あふれるスポットでした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
遊歩道の終わり近くに神社があるのですが、白い紫陽花が咲いていました。今年はなんだか、全てが前倒しで早いなー。

そんな都会のオアシスにしばし浸った後、駅でてんこ盛りの燕の巣を見つけました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
もう必死です。特に左から２番目の子。お父さんお母さんにアピールしないと埋没しちゃいますからね。

「猫旅番組」

きちんと座って、テレビ画面をみつめるシスターズ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
画面にはノルウェーの草原を走る茶色の子。猫ずに大人気の番組「世界ネコ歩き」のmini版です。ＤＶＤにいくつかまとめて焼いて再生するとエンドレスで見ています。猫ずの記憶スパンは超短いので、「これ前にも見た！」なんてことは言わないので大丈夫。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「この子だれ？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「しらな～い」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「あ、なんかつかまえた」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「なかなかやるね」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「アタシたちだって」
「やればできるもん」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
日本橋の三越デパートで開催された「岩合光昭の世界ネコ歩き写真展」を見て来ました。大きいパネルに貼られた作品の被写体の猫の魅力はもちろんのこと、猫がいる風景の美しさにも魅了されました。まさしく岩合ワールド全開でした。
で、シスターズは画面の中で再生される猫たちの姿が気になって見ているのだと思っていたけれど、それだけじゃなくて、深い森や広々とした野原、咲き乱れる花と鳥の声、風の音にも魅せられているのかもしれません。彼女達が行ったことのない所の風景に心魅かれているのかも。丁度私たちが、俳優やタレントがレポートする旅番組を見て行ってみたいなーと思ったりするように。