この4月に、法律の改正により家庭などに向けた “電力小売に全面自由化” されることになり、最近、話題になっています。
今までは、地域の電力会社との契約でしたが、さまざまな業種の企業が電力の販売を始めます。
通信、ガス、電鉄、旅行、コンビニ等の会社が自社の商品とのセット割引等で受付が順次始まりかかっています。
ところで、当方が勤務するマンションでは、昨年の春に関電との契約を解除し、新しい業者と「高圧一括受電」契約をしました。
マンションですので、共用部分の電気と、専用部分の電気がありますが、結局、共用部分の電気代が安くなる契約となりました。
電気代は共用部分の電気代の30%割引となりまして、例えば電気代が毎月30万円かかっていたら9万円の経費削減になっています。
年間換算すれば約100万円安くなり、結構大きな金額です。
また、各家庭の月別、24時間ごとの使用量が分かるようになってもいますが、解約が10年ぐらい出来ない等のデメリットもあります。
さて、今から各家庭で新電力との契約をしようとすると、業者が沢山あり、どこの事業者を選ぶのかが大変難しいと思います。
また、マンションなどの集合住宅に住んでいる方は、管理組合がどういう判断をするのかもありますしね。
マンションであれば、各戸の低圧契約を1つにまとめて高圧契約の一括受電に変更すれば先程のように20%~40%割引が出来ます。
その結果、管理費の負担が軽くなりますが、居住者全員の同意が必要になってきます。
まだ4月までは時間もあるし、新規事業者の発表も全てが揃ってないし、従来の電力会社も含めて慎重な業者選びをしないといけません。
イッシー
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