オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

色気付きやがって~!!

2009年01月18日 22時58分25秒 | 息子の話
 うちの子供たちは、揃いも揃って、ギリ(つむじ)2つある

 何だかよく分からないが、昔からの言い伝えらしく、姑さんには
「この子ら、ゴン太なるで~。」 と、ずっと脅され続けてきた。

 まぁ、現在のこの子らを見ると、ギリが2つあろうとあるまいと、関係なしでゴン太なのであるが…



 ところで、このギリ、伸ばしている娘は特に問題ないのだが、万年スポーツ刈り頭の息子は、最近気になっているようだ。
 
 「オンマ~、これ、見て」
 洗面所にいる私に頭を見せて来る。

 「何で?何がどうしたん?」
 「とんでるやろ?どないかして」

 どないか…って言われてもなぁ…

 これは、「寝グセ」ではなく、「生え方」の問題。
 例えるならば、「鳴門のうずしお」の、小さなうず潮が2つくっついている所の間の、フクザツなどっちつかずの波のような部分なのである

 しかし、昨日今日始まった問題でもなかろうに…

 「何で?誰かにからかわれたん?」
 「いや?」
 「別に変ちゃうけどなぁ」
 「イヤやねん。あ、オンマそれ髪の毛固くなるんやろ?ここ、塗ってぇなぁ」
 「え?ムース?ここだけ付けんの?」

 言われるがまま、自分の頭に付けていたムースで、息子の部分を撫で付けた。

 …アメちゃんでもくっついたんかい?!
とツッコミ入れたくなるような、何とも奇妙なカンジ

 息子は、洗面台に頭を突っ込み、ジャブジャブと濡らした。
 「これ、風邪ひくから、やめなさい。全然変じゃないから。」
 一旦部屋へ行って戻ってきた息子は、ハサミを持っていた

 「もうイヤや!ここだけ切って!」


 毎日繰り広げられる、登校前の一騒動

 全く…色気づきやがって
 それぐらい勉強してみろってんだ