台風一過。晴れ渡る空を見上げると一昨晩に何事もなかったような穏やかな空が広がっている。
境川の増水により近隣で3か所に避難勧告、非難命令が出た。大事には至らなかったようであるが、関係住民の方々や地域防災隊の方々の心痛は想像し難いものがあると思う。お疲れ様でした。
1日は校区の防災訓練が早朝より実施されたが、普段から川の増水が警戒水位に達すると頻繁に待機命令が出る消防団から防災対応について相談を受けていた日だけに、夜とはいえ落ち着いた気持ちにはなれなかった。計測地点や警戒基準に問題がないのか、抜本的に河川改修を急ぐ必要が迫られているのではないか・・・・課題、テーマは多数存在する。
現場環境をしっかりと分析し、地域関係者と真摯に協議をしてその地域の特性に合った防災対策を講じることが重要ではないかと思う。防災訓練を形骸化させないためにも「地域防災」の在り方をしっかりとしたものにしていくことが今求められている。!