通夜に思うこと

先輩の元議員の方が亡くなったので通夜に参列した。12年間一緒に議会活動をし、とりわけ「議員ゴルフ同好会」の会長でもあったので、公私仲良くお付き合いを頂いた思い出深い方である。党や会派としては一度もご一緒したことがないが、昔ながらの議員像を持ちながらも新たな改革にも案外と積極的で飲めば愉快な方であった。引退後も時々顔を拝見する機会があったが、好きなゴルフもあまり出来ないようなことを嘆いておられたのが印象深かった。

葬儀会場には沢山の花が供えら、受付テントもいくつか用意されていた。

一般的に、現職死亡でない限り驚くような参列者はないだろうが、こうした葬儀に際し、参列者の数はその人が積み重ねてきた人徳と表裏一体のものではないかと思う。人生の評価はその人の死後しか図れないものがあるように感じる。私もそうした徳を積むための努力を惜しまない生き方に努めたいと考えている。

それにしても議員を辞めて5年余でこの世を去ることになるとは先輩も思ってもいなっかたと思うが、議員活動の心労は想像以上かもしれないと改めて感じ、出来る限り健康に留意しようと再認識した。

12年間お世話になりました。合掌・・・・　

地域事情にあった防災対策

　台風一過。晴れ渡る空を見上げると一昨晩に何事もなかったような穏やかな空が広がっている。

　境川の増水により近隣で3か所に避難勧告、非難命令が出た。大事には至らなかったようであるが、関係住民の方々や地域防災隊の方々の心痛は想像し難いものがあると思う。お疲れ様でした。

　1日は校区の防災訓練が早朝より実施されたが、普段から川の増水が警戒水位に達すると頻繁に待機命令が出る消防団から防災対応について相談を受けていた日だけに、夜とはいえ落ち着いた気持ちにはなれなかった。計測地点や警戒基準に問題がないのか、抜本的に河川改修を急ぐ必要が迫られているのではないか・・・・課題、テーマは多数存在する。

　現場環境をしっかりと分析し、地域関係者と真摯に協議をしてその地域の特性に合った防災対策を講じることが重要ではないかと思う。防災訓練を形骸化させないためにも「地域防災」の在り方をしっかりとしたものにしていくことが今求められている。！