住民の結集力

自らの力で始めた「盆踊り大会」。あいにくの小雨決行状況だったが、手作り盆踊りは今年も２日間のイベントとして無事昨日フィナーレを迎えた。会場設営の準備は当然だが、子供たちにも夢を与えようと夜店屋台を各種団体・グループが担当。採算無視で来場者を楽しませるのである。毎日閉会前には抽選会や子どもたちにお菓子を無料配布。

この企画のポイントは財源も各家庭を役員が回り寄付金を集め、全て手作りで運営実施しているところである。３０年前近くになるが、地域でのこうしたイベントが途絶えがちだったため、わずか数人で始めた「盆踊り」だが、今では夏の地域風物としてすっかり定着してきた。何よりも嬉しいのは、かつて小学生だった子どもたちが大人になり夜店で積極的に手伝ってくれる姿を見かける機会が増えたことである。

何事も継続が重要だが、人材育成が確実に我が地域では育まれていると再認識した２日間であった。　　　　役員や関係者の皆さん御苦労さまでした。