
議会運営委員会(略称=議運)が開かれ、議会運営に当たっての改革課題などを論議した。こうした課題検討は何年も前から行われてきているが、残念ながら委員や事務局が変わる度に同じようなテーマが繰り返し出され中々前進しないのが実態である。
そもそも、議会改革の本質は市民の議会に対する理解度を高め、開かれた議会、そこで何が決められ何を議論し、どの様な活動をしているのか、多くの市民から信頼を得る議会にしていくことを目的にしていかなければならないと思う。
当然ながら目指すべきは「議会基本条例」を議会自らが自分たちの力で制定し、市民に広く周知することであるが、残念ながら岐阜市議会は全体としてその意識レベルに達していない。「二元代表制」の意義や議員としての責務をどの程度まで真剣に考えているのかよくわからない。
選挙を意識しての言動が余りにも強すぎる方もいるような気がしてならないが、議員活動=選挙活動では真の議会改革は進まないと思う。
己のためでなく将来のためにと真剣に考えていかなければ、「議員が多すぎる」「何をやっているのかわからない」・・・・といった風評はいつまでも続く。

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