岐阜市議会議員 柳原さとる 公式ブログ(SY blog active report)

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不透明な時代でのスタンス

2012-03-25 08:31:03 | 国際・政治
民主党岐阜一区総支部の第10回大会を昨日実施した。
党の県下各総支部の実態からして我が一区はそれなりに組織として成り立っているが、残念ながら地方議員の数が絶対的に少ない。県下全体でも国会議員と県議会議員の人数はほとんど大差ないし、各自治体議員となるともっと悲惨である。要因はいろいろあるが、一つは公党として綱領が未だに無い民主党事態が持つ弱点がある。政権を自民党から奪取したことはいいが、その後この国をどうしていくのかというビジョンが示されないので、簡単に政策が一致しない。
国会議員ばかりが悪いと言わないが、結局頭にあるのは自らの選挙が中心故派閥力学が働いたり、目線が永田町から離れない。
困るのは市民とダイレクトに日々接しなければならない地方議員である。
最近は、党員・サポーター獲得やらパーティ券販売と何かとノルマを課すことが当然のようになってきている。こうした活動をすればするほど党に対する風当たりは強いのに、地方議員に責務のように押しつけられる実態は嫌気がさしてくる。「税と社会保障の一体改革」「消費税」「原発」「TPP」どういう対応が一番良いのか誰もそれを指示さない。
党籍を持つ意義に悩み、苦しむ日々である。いつからこんな体質になってしまったのか民主党の存在意義が問われている。