３．１１から１年が経過しようとしている。決して忘れてはいけない日である。
岐阜市定例会は月曜日から各会派の代表質問が始まる。私も代表質問に立つことに
なっている。さて新年度、金公園他１箇所に災害時対応の「かまど型ベンチ」や「マンホールトイレ」が試験的に設置される予定である。いわゆる防災型公園を視野に入れた取組みだが、実はこうした防災型公園の提起は２年前の３月定例会で私が行ったものだが、当時の市役所は「他都市の状況を見てみたい」とあまり積極的な姿勢は示さなかった。
しかし阪神大震災を契機に「防災」を意識した公園整備は国の支援もあり先進的自治体では取り組みが始まっていたので、岐阜市でも公園整備手法に取り入れたらよいと考え質問したのだが、反応がにぶいこと。
今回の事業は当時私が提案したそのもので、何故今頃？という問いかけに東日本大震災で防災計画の見直しに迫られたからだという。事が起きてからの防災対策では遅いのだが、鋭い感性が役所幹部には欠如しているようである。
時代の先を読みながら行政運営をしていく。そんな市政であって欲しいのでこれからも厳しい指摘とともにきらっと光る提言をしていきたいと思う。