岐阜市議会議員 柳原さとる 公式ブログ(SY blog active report)

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令和元年師走

2019-12-12 08:13:48 | 国際・政治
令和元年の師走を迎えたが、例年通りの慌ただしい毎日を過ごしている。
忘年会も最近は少なくなったが、11月末から7~8回は参加した。
11月26日から開かれている第5回岐阜市議会定例会も本日が閉会日。
議会だよりやバス旅行案内も発送準備に取りかかっている。
18日には新庁舎の建設現場に見学に入る。年末は消防団による年末夜警の激励・・・
結局、何も変わらない師走である。
インフルエンザが流行の兆し、予防接種は済んでいるが、うがい、手洗い等に気をつけよう。

何となく寂しい市議会議論

2019-09-29 10:32:26 | 国際・政治
☆9月定例会が終了。
 本来なら平成30年度決算を審議する重要な会議であるが、
テーマの中心は6月に起きた中学生の転落死を巡り、原因究明などが進行さなか、教育委員会のあり方や
市長の「公教育検討委員会」なる諮問機関設置が大きな話題となった。
 当然ながら、教育への政治介入は許されないことであるが、最近の日本の制度は残念ながら教育の中立性を堅持している
とは思えない。教育長の公選制度が無くなり、教育長は市長の選任行為による議会同意が基本となった。
 市の教育行政は市長が責任を持って実施しなくてはならないのであるから、市長が教育を岐阜市としてどの様にしたいか、
しっかりと考える環境を整えるための諮問機関なら設置に何も問題がないはず。
 公教育検討会議の組み立ての不十分さは歪めない事実。だからと言って設置そのものの反対にはならない。
 議会の深層部分に、市長選のしこりがどうもある気がする。政策の内容いよりも手続き論や市長の本音を租借して自分の観点を
押し付けて、無理やり断言によって見解を迫る・・なんて質問もあった。
 そして何より前代未聞であったのか「教育長の再任」問題。人事案件で真っ向から「貴方は適任でない」と断言して選任同意を
否定する、誰か適任者を推薦するならわかるが、態度や考えをNOという討論は、何となく情けない。寂しい限りである。
 賛成者多数で選任同意が図られたが、後味の悪い人事案件に、いつから市議会はこうなってしまったのか気分が悪い!




夏祭りは地域活性化の重要なツール

2019-08-20 08:25:59 | 国際・政治
★今年も暑い中、各地で夏祭りや盆踊りが開催された。
 11日には、長良川河畔において市主催の川祭りが開催、メイン催事として我が地元の
「手力の火祭り」が盛大に披露された。河川堤防を利用した観客席は人で埋め尽くされ、勇壮な
祭りを見ようと超満員。市長や議長も見学に訪れた。地元の保存会・奉賛会の皆さんのボランティア
精神には頭が下がる。会場設営、花火詰、演出、片づけ・・・何という労力、パワーなのか。
 意気に感じてこうした行事に参加する姿勢があれば、岐阜市の地域活力も見捨てたものではない。
☆17日、18日は我が地域の「盆踊り大会」が今年も盛大に開催された。
 30年も前に、地域のつながりを求めて始めた「盆踊り大会」自治会組織に依存しない、自分たちの
手作り行事、資金集め、やぐら組、出店、抽選大会、子どもたちへの参加賞・・・主体は「青和会」という
任意団体。人の繋がりで運営が行われている。
 踊る人々も年々増加、参加者も天候に恵まれれば会場は溢れんばかりの大盛況。
これまた、そこに携わる人々の気概とパワーがなせること。
 地域活性化の重要性が問われる中、頑張って自分たちでできることをやる。そんな地域に大きな期待と
愛着を感じた最近。

参院選結果からの教訓

2019-07-22 12:41:08 | 国際・政治
★夏の参院選が終わった。
 低投票率、明確な政策争点が見えない、比例当選の矛盾、与党VS野党とは・・・
考えさせられるべく、多くの問題が感じられた。
 低投票率はどの選挙を見ても昨今のトレンドのようである。48.8%は1995年に次いで2番目の低さ。
国民の選挙に対する意識が年々低下して、有権者の5割を切る状況を政治はしっかりと認識しなければならない。
 明確な政策論争は結局無かった。消費税、憲法改正・・・どの政党や候補者も何を有権者に訴えたいのか、日本が
どの様になっていくのか、あまりよくわからないという声を私の周りから聞こえた。選挙に勝つだけの訴えは有権者
の関心、投票行動に響かないようである。
 比例当選の仕組みが非常にわかりにくい。れいわ新撰組の山本太郎候補が964,966票得て落選、一方で10万票に届か
なくても当選、また特定枠当選って選挙制度を複雑にしている象徴のような仕組みではないだろうか?
 与党、野党の区別もわかりにくい。政策の差異,境界が理解しにくい。維新は野党なのか?
 国会議員の所属も選挙毎に変わり、名簿を見て、あれ?という候補者も何人か見受けられた。
やはり「選挙に落ちたらタダの人」にならないように生き残りを模索するのかな・・?
 しかし、選挙もN国のようにワンイシューを訴え議席を獲得、れいわ新撰組の募金4億円、2名当選により政党要件を
得る結果を見ると、これまでの選挙常識が通じない時代の先触れなのかもしれないと感じた。
 来る総選挙で日本の政治構図が大きく変わることがあるのか・・しっかりと見定めていこうと感じた!




新たな任期に向けて

2019-05-22 09:53:22 | 国際・政治
☆ 選挙の後片付けも一応の整理が終わり、新たな議員任期がスタートした。
 岐阜市議会でも38人の議員が当選、令和という時代を迎え、どの様な岐阜市を創造していくのか
新たな模索が始まった。
 5月24日は「臨時会=議会」が開会される。各常任員会の正副委員長や議長・副議長の選出が行われる
ことになっている。
 原則として、議員は等しく権利があり、誰が正副議長や各常任会委員長になろうとそれを阻害することは無いが
社会通念上、経験値の乏しい人が役職を務めることは難しい。
 とりわけ議会議長というのは市議会全体の取りまとめ役、資質は当然ながら経験が重要になってくる。
 しかし最近に岐阜市議会の風潮を見ると、順番にその大役が回ってくる、なれると勘違いする傾向がある。
 事務局の用意した原稿を読むだけなら問題ないが、県内の各議会、東海地方の各議会を代表して会議等を進行する
立場になることもある議長職、本当は誰でも出来るものでは無いと思う。
 議会を代表する立場の重責、円満な運営、他議員からの信頼、行政サイドの皆さんからリスペクトされる人をと考えると
本当に大変な職責である。
 令和という新たな時代に、安定感、信頼感、そして何よりも議会全体をまとめ上げる力量を有する議長が選出できるよう
努力しなければならないと思う。