3度目のヨーロピアンカップ出場もいよいよ最終節。負ければ初のグループリーグ敗退となり、引き分けても他会場次第ではあるが厳しい。勝っても他会場の結果次第ではあるものの、進出の確率は高い。グループ首位のセヴィージャが相手と厳しいが、勝ち抜けを決めている相手だけにその綻びがあれば狙って勝ち点3を得たい。そんな時にクリズペラは軽度の疲労でベンチスタート。代役には38歳のイェンス・イェレミースが入る。
36分、スルーパスから抜け出されてゴールを決められてしまう。これはマンシャフトにとって重い1点だ。前半はシュートを打てずに1点ビハインドで後半へ。50分、ポドルスキーが左にボールを出し、後半から出場のフライスが飛び出してシュートを決める。ここまでは、この間のシュツットガルト戦と同じだ。69分、ポドルスキーが中央突破してミドルシュートを放ち、弾かれたボールは右へと転がる。これをフライアーがクロスを上げると、ユングニッケルがシュートを決めて逆転。76分にもポドルスキーのパスからユングニッケルのシュートはGKに当たりながらもゴールに入って3-1と決勝トーナメントに大きく近付いた。
ヨーロピアンカップ・グループF第5節
セヴィージャ 1-3 マンシャフト
(得点) 36分 ダニエル・グイサ(セヴィージャ)
50分 セバスティアン・フライス(マンシャフト)
69分 ラルス・ユングニッケル(マンシャフト)
76分 ラルス・ユングニッケル(マンシャフト)
ポドルスキーはノーゴールだったが、3得点に絡んだ活躍。3年連続決勝トーナメント進出を確定させた。S.ブカレストは勝てば決勝トーナメント進出だったが、リエージュに1-2で敗れてグループ5位。デポルティボ・ラ・コルーニャはレンジャースに2-1で競り勝ったが、グループ4位で敗退が決定した。
【基本情報】 来場者数 39104人
【収入】 勝利ボーナス 3000万
【合計】 3000万
【資本金】 41億9795万4133円
① セヴィージャ 3勝2敗 8得点4失点 +4 勝ち点9
② マンシャフト 2勝2分1敗 6得点4失点 +2 勝ち点8
③ リエージュ 2勝1分2敗 5得点5失点 0 勝ち点7
④ ラ・コルーニャ 2勝1分2敗 4得点6失点 -2 勝ち点7
⑤ S.ブカレスト 2勝3敗 4得点6失点 -2 勝ち点6
⑥ レンジャース 1勝2分2敗 4得点6失点 -2 勝ち点5
前評判通り、本当に死のグループらしく混戦となった。
他のグループではリヨンがグループB4位で敗退。昨年グループ4位で敗退したアトレティコ・マドリードは4勝1分けでグループD首位通過。グループEのブレーメンは5戦全勝と好調。グループGのSCベルリンは3分け2敗の最下位と振るわず敗退。