8月26日(木) 穂高の碌山公園研成ホール(碌山美術館南)で、漆芸家仁科典峰さん(80歳)の初個展が開催されています。
仁科さんが漆に導かれて30年間池田の山中にこもり、漆の木を育て自給自足の生活をしながら、自然や大地に根差した蒔絵表現をされたそうです。
有明山とアルプス・菖蒲・アケビ・山ブドウ・ちょうちょ・もみじ・鳥・菊などの蒔絵の屏風・お椀・重箱・三面鏡・机・棗・茶筅・茶びつ・文箱・衝立などが展示されています。
ひと筆の線や色、色の下の文様など、とても気の遠くなるような時を感じました。31日まで展示しているそうです。会場には妹さんと弟さんがおられます。ぜひ、見に行ってみて下さい。