「ふきぼこ通信」

北アルプスの麓「安曇野松川村」から、季節の風にのせて発信していきます。

岡本太郎年譜

2009-10-06 14:19:52 | アート・文化

岡本太郎氏制作の松川村の壁画は昭和の終わりから平成の初めころかと思います。

1985(昭和60年)74歳
3月/筑波科学技術博覧会にシンボルモニュメント《未来を視る》を制作。
9月/横浜そごう屋上・太陽の広場にシンボルモニュメント《太陽》を制作。
11月/青山・こどもの城にシンボルモニュメント《こどもの樹》を制作。
12-2月/イギリス・オックスフォード近代美術館における「日本の前衛芸術」展に出品。


1986(昭和61年)75歳
4月/この月より日本テレビ「テレモンジャ」にレギュラー出演。「なんだこれは」が流行語になる。
12月/パリのポンピドゥー・センターで翌年2月にかけて行われた展覧会「日本の前衛美術」展に出品。


1987(昭和62年)76歳
3月/さよなら国鉄・新生JRの記念メダル《出発》を制作。
4-5月/NHK制作のテレビドラマ「ばら色の人生」に俳優としてレギュラー出演。
4月/青森県三沢市古牧温泉、古牧第三グランドホテルに《天平図》《長生夢幻》《端鳥》設置。


1988(昭和63年)77歳
2月26日/草月会館で岡本太郎喜寿を祝う会が行われる。
4月/岐阜未来博にシンボルモニュメント《未来を拓く》を制作。
9月/ダスキンのフリーデザインマットのコマーシャルに出演。翌年アメリカの第29回国際放送広告賞を受賞。
『自分の中に毒を持て』(青春出版社)を出版。


1989(平成元年)78歳
7月/フランス政府よりフランス芸術文化勲章を受章。


1990(平成2年)79歳
8月/岩手県藤沢町の縄文野焼祭・縄文サミットに参加。シンボルとして《縄文人》を展示。


1991(平成3年)80歳
4月/奥入瀬渓流グランドホテルのラウンジ中央に暖炉彫刻《森の神話》を制作。
5月/長野県野沢温泉村・名誉村民第1号を贈られる。
5月/東京都庁の新宿移転にともない、丸の内庁舎取り壊しが決定。56年に制作した陶板レリーフの保存運動がおこるが、9月に取り壊される。
11-12月/十二指腸潰瘍で慶應病院に入院。
12月/川崎市市民ミュージアムにて行われた「川崎生まれの鬼才―岡本太郎」展(4~6月)を機に、川崎市に主要作品を寄贈。翌年、岡本太郎美術館の建設が発表される。


1992(平成4年)81歳
「岡本太郎の世界」が『美術手帖』5月号で特集される。


1993(平成5年)82歳
4-7月/浦安市舞浜の運動公園に《躍動の門》《五大陸》を制作。
10月/青森県三沢市の古牧チャペルに《歓びの鐘》を制作。


1995(平成7年)84歳
10月/翌年にかけて「岡本太郎」展の巡回(大阪高島屋、広島市現代美術館)。


1996(平成8年)
1月7日/急性呼吸不全にて死去。(享年84)
2月26日/草月会館草月プラザにてお別れ会「岡本太郎と語る広場」が開かれる。

世界の岡本太郎アートが松川村庁舎の壁画にあることを発信し、多くの方に見ていただきたいと思います。