記念日・年中行事
○民放テレビスタートの日
最初に放送したのは日本テレビで、午前11時20分からの放映で、初のテレビコマーシャルは、服
部時計店(今のセイコー)の正午の時報スポットであったが、フィルムが映写機に裏返しにセットさ
れたため、3秒ほどで中止されてしまったということである。テレビ放送開始直後は受像機(テレビ)
の価格が高く、なかなか普及しなかったので盛り場や、駅、公園などにテレビを設置した。これらの
街頭テレビには大勢の人が集まり、プロレスやプロボクシングに熱狂した。
○テレビCMの日
日本民間放送連盟が2005年に制定。
1953年のこの日に開始された民放テレビで、初のテレビCMが放送された。初のCMは服部時計
店の正午の時報だったが、フィルムを裏返しにかけてしまい、音も不明瞭だったとか。
○バイオリンの日
1880年のこの日、東京・深川の三味線職人・松永定次郎が国産バイオリンの第1号を完成させ
た。
○天気予報士の日
1994年のこの日、第1回の気象予報士国家試験が行われた。合格率は18%だった。
○テルミンの日
テルミン奏者である川口淳史氏が制定。テルミンはロシアで発明された世界初の電子楽器で、楽
器に触れることなく演奏する。興味深い演奏方法のテルミンの魅力を広く知ってもらい、その音色を
聴く機会を増やすことで、テルミンを通して生活と文化に潤いと発展をもたらすことが目的。日付は
テルミンの発明者であるロシアの物理学者、レフ・セルゲイビッチ・テルミン博士の誕生日(1896
年8月28日)から。
○一太郎の日
株式会社ジャストシステムが自社製品の日本語ワードプロセッサ「一太郎」の初代バージョンの発
売(1985年8月28日)から25周年を記念して2010年に制定。「一太郎」は縦書き機能や挿
入、書式などが充実していて使いやすいことなどから、文章作成などに優れた特徴があり、初代
「一太郎」は情報処理技術遺産にも認定されている。
※道元忌
曹洞宗の開祖・道元の1253年の忌日。
○第十六回東京大薪能≪入場無料≫(東京都新宿区・東京都庁舎・都民広場、開場:16時30
分、開演:18時)
能楽に詳しくない方も楽しめるよう、入門講座からスタート。
・「入門能楽鑑賞講座」 半田晴久 ・能「高砂」渡邊荀之助
・狂言「仏師」善竹十郎 ・能「是界」辰巳満次郎
☆主な出演者:宝生和英〈宝生流宗家〉、小倉敏克、福王和幸〈福王流若宗家〉
○虫ききの会(東京都墨田区・向島百花園、8月28日~31日)
秋の訪れを告げる虫の声を楽しむ。絵行灯とボンボリの点灯、お茶会(座敷)、野草ウオッチングな
ども行われる。21時まで(入園は20時30分まで)。
○はさみ夏まつり(長崎県波佐見町・はさみ温泉「湯治楼」周辺)
よさこいなどの演芸大会やビアガーデンなどを楽しむことができ、花火大会は20時30分~21時
に開催される。花火大会では打ち上げ花火、仕掛け花火約1000発が打ち上げられる。
クサキョウチクトウ(草夾竹桃)・オイランソウ(花魁草) summer perennial phlox
【花言葉】「危険な遊び」「同意」「温和」「協調」
【概要】
クサキョウチクトウ(草夾竹桃、学名Phlox paniculata)はハナシノブ科クサキョウチクトウ属の多
年草。北アメリカ原産。『本草綱目啓蒙』に既に記載が見られることから、江戸時代には渡来してい
たと推測される。和名の由来は花がキョウチクトウに似ていることからきている。別名をオイランソ
ウ(花魁草)といい、由来は華やかに咲く様子を花魁の姿に見たてたもの、あるいは花の香りが花
魁の白粉に似ていることによる。また、宿根フロックスの名でも流通している。
属名のPhlox はギリシャ語の「phlogos(火炎)」からきている。リクニス属の古名であったものが
転用された。 種小名の paniculata は「円錐花序の」という意味である。
【特徴】
草丈は60~100cm。葉は細長い卵形で、対生する。 時に3枚が輪生することもある。 葉の柄は
短く、茎の上部では茎を抱く。 葉の縁に鋸歯はない(全縁)。
開花期は6~10月。茎先にやや丸い円錐花序を出し(下のほうになるほど枝分かれする回数が
多く、全体をみると円錐形になる)、ピラミッド状に固まって花径2~3cmの花をたくさんつける。 花
冠は筒部が長く、先が5つに深く裂けて横に開く。 花冠の裂片は襞状に互いに重なる。 萼片は5
枚で緑色である。 雄しべは5本である。 花の色は赤紫色や白が中心だが、改良が進んでピンク
や紅色など多くの園芸品種が作出されている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
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・葉
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・花
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【詳しい育て方】
■主な作業
切り戻し:6月から8月、梅雨どきに切り戻して茎を短くすることで、風通しを促し、蒸れによる病気
の発生を防ぐ。また、花が少なくなったら切り戻すと、二番花が咲きやすくなる。
花がら摘み:花後、花びらは自然に落ちるが、あとに萼や花がらが長く残る。放置すると病気の発
生源になるので、特に3月から10月はこまめに取り除く。
■栽培環境
鉢植えの場合、日なたから半日陰に置く。冬は防寒するか、南向きの日だまりに移動させる。
庭植えでは、日なたから半日陰の肥沃な場所に植え付ける。
■水遣り
鉢植えは、土の表面が乾いてきたら、たっぷり水を与える。
庭植えは、ほとんど水を与える必要がない。
■肥料
鉢植えは、3月から6月、9月から10月に、緩効性化成肥料(チッ素N:リン酸P:カリK=10:10:
10)を施す。庭植えへの肥料は、特に必要ない。
■用土
水はけと水もちのよい土を好みます。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合
土に、適量のリン酸分を含む緩効性化成肥料を混ぜて使用する。
■植え付け・植え替え
地植えの場合は2~3年に1回程度、株分けをして株の更新をはかる。鉢植えの場合は毎年植え
替えたほうが良い花が咲き、葉も枯れ上がらない。秋または春に株分けを兼ねて植え替えを行う。
春は芽が動きだしたときに掘り起こし、5芽くらいを1株として分ける。
■ふやし方
株分け:植え付けて2~3年すると株が混み合ってくるので、3月から4月に株を掘り上げて植え
替えを兼ねて株分けし、ふやすことができる。
タネまき:10月から11月にタネまきをしてふやせる。
根伏せ:3月から4月に根伏せでふやせる。
■病気と害虫
病気:うどんこ病
とにかくうどんこ病が発生しやすい。通風を考えて植えることと早めの殺菌予防を心がける。
害虫:アブラムシ、ハダニ
アブラムシ、ハダニも発生しやすいので注意する。
■まとめ
乾燥しすぎると花が弱る
夏は西日を避ける
株が横に広がるので、株間をあけて植え付ける