記念日・年中行事
○『男はつらいよ』の日
1969年(昭和44年)の今日、松竹映画「男はつらいよ」の第1作が公開されたことに由来する。
長いシリーズの映画としてギネスブックにも載っているこの映画こそ、小津、黒沢作品をしのぐ日本
映画の名作とする声もある。
○ジェラートの日
日本ジェラート協会が制定。ジェラートの魅力を伝え、より多くの人にその美味しさを感じてもらうこ
とが目的。日付は世界中を魅了した映画「ローマの休日」がアメリカで公開された1953年8月27
日にちなんで。映画の中でオードリー・ヘプバーン演じるアン王女がスペイン階段でジェラートを頬
張るシーンは、ジェラートを世界中の人々に知らしめ、ローマを訪れる観光客の憧れのデザートと
なった。
※益軒忌
儒学者・貝原益軒の1714年の忌日。
主な著書:『大和本草』『養生訓』『和俗童子訓』など。
○おばなざわ花笠まつり(山形県尾花沢市・中町商店街周辺、8月27日~28日)
花笠音頭・花笠踊りの発祥地、尾花沢のダイナミックな笠回し。27日には「チャレンジ花笠」の講
習会もしている。パレードは28日。ヤッショマカショの掛声が響き渡る。飛び入り参加も可。
□秋季例大祭(神奈川県伊勢原市・大山阿夫利神社社務所、8月27日~29日)
大山の夏山期間が無事に終わったことを神様に感謝する秋季例大祭は明治初年から行われてき
た伝統行事。27日は「おくだり」。中腹の下社に祀られているご祭神が急勾配の男坂を下り、神輿
渡御により町方の社務局行在所のふもとにお遷りになる。28日は秋季例大祭。神楽舞が奉奏さ
れる。また、大山神事能などイベントがある。29日は「おのぼり」。社務局行在所から神輿渡御に
より下社へ還幸される。
□ぐず焼きまつり(石川県加賀市・動橋[いぶりはし]町〈振橋[ふりはし]神社、8月27日~29日)
27日宵祭に、ハッピに白足袋姿をした約100人の若者や子どもたちが、十数mの大きな張り子
のぐず(ゴリ)を担ぎ、太鼓の伴奏に合わせながら街中を暴れ回る。駅前で行われる青年会ぐずと
ぐず連ぐず、子供ぐずのせめぎ合いはみもの。駅前ではイベントや初老の餅まきなど楽しめる。そ
の後、振橋神社でぐずを燃やして五穀豊穣を願う。なお、ぐずの練り廻しは27日の宵祭の日の
み。ぐずのせめぎ合いは駅前に20時、焼却退治は神社にて23時頃。
○第22回島原温泉ガマダス花火大会(長崎県島原市・島原港、20:30~21:30、6085発、
5万人) 2014年は国立公園「雲仙」指定80周年、島原半島世界ジオパーク認定5周年を記念
して6000発に85発を加え6085発を休みなく連続で打ち上げる。また水中花火やスターマイン
も充実、フィナーレは1.5尺玉(15号玉)が打ち上げる。国道251号が交通規制で(19~22時
まで)歩行者天国となり、露天約100軒が立ち並ぶ。
ホウセンカ(鳳仙花) garden balsam
【花言葉】「快活:「わたしに触れないで」「せっかち」
【概要】
ホウセンカ(鳳仙花、学名:Impatiens balsamina)はツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草。
東南アジア(中国~インド)原産。日本へは、江戸時代に中国経由で渡来。
ホウセンカ (鳳仙花)は花を鳳凰に見立てた中国名。ツマベニ、ツマクレナイ(爪紅)は 、昔、鳳仙
花の花で爪を染めたことから。属名Impatiensは、ラテン語で「impatiens(我慢できない)」が語
源で、種子が熟し触ると弾けることから。種小名balsamina はラテン語で「ホウセンカ」の意味。
【特徴】
草丈30~60cm。葉は細長い楕円形で、互生する。 葉の先は尾状に尖り、縁に鋸歯がある。
開花期は7~9月で、葉の脇に2~3輪ずつ花をつける。 花弁は5枚、萼片も5枚である。 萼片の
後ろには距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)がある。 花の色は赤である。 園芸品種には、
白、ピンク、紫色などのものがあり、八重咲きのものもある。
果実は熟すと裂けて、中の種子をはじき飛ばす。
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・葉
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・花
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・種子
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【詳しい育て方】
■主な作業
花がら摘み:長い間花を楽しみたい場合は花がらをこまめに摘んで、タネができないようにする。
病気対策:梅雨時期にウドンコ病がでやすい。一度かかってしまうと治療するには時間がかかる。
梅雨前から、ウドンコ病対策として殺菌剤をまくとよい。土の中にいるセンチュウという虫が根に侵
入して生育を止めてしまうこともあるが、センチュウ対策として一緒にマリーゴールドを植えると被
害を受けなくて済む。
■栽培環境
日当たりが悪いと茎がひょろひょろに育つうえに花つきも悪くなる。真夏以外はよく日光に当てるよ
うにする。真夏の直射日光はちょっとこの植物には酷なので、半日陰の場所に置く。冬でも日当た
りがよく、霜の心配がなければ、戸外でも冬越しできる。
■水遣り
多湿を好む植物で、水切れさせるととたんに弱る。最悪の場合は生長が止まってしまうので、絶対
に水切れをさせないこと。真夏は朝と昼と夕方の3回水を与えなければいけないときもある。水は
けがよすぎる場所では、草丈も小さく、花もあまりつかない。
■肥料
植え付け時に元肥として、緩効性化成粒状肥料を適量施す。
■用土
水もちのよい土 例:花壇の土にバーミキュライトを3割ほど混ぜる。
■植え付け・植え替え
基本的にタネから育てるのだが、直根性なので、大きくなってからほかの所に植え付けようとして
も、うまく根付かずに枯れてしまう。プランターや花壇に直接タネをまくか、本葉が3枚くらいの頃ま
でに植えてしまう。決して植え付けを遅らせないこと。
連作障害が起きるので、昨年植えた場所には植えないようにする。連作障害が起きると、生育不
良や病気にかかりやすいなど、いろいろと問題が起きやすい。
■ふやし方
タネから育てる。タネは大きく扱いやすいうえによく発芽する。あまり苗が出回らないので種から育
てることが多い。種を撒いて軽く土をかぶせてやる。本葉が4枚以上になったら、間引いて、株同
士が20センチ以上離れるようにする。
■病気と害虫
病気:ウドンコ病、さび病
インパチェンスと同様にさび病にかかる。これに罹ると水をやっても細菌で管が詰まって水があが
らず、萎れてしまう。根絶する方法はなく、土を総入れ替えするか、別の植物を植える。どうも連作
障害を起こすと罹りやすい。
害虫:ネコブセンチュウ
■まとめ
日当たりがよい場所でよく育つ
多湿を好むので土は乾かさない
ウドンコ病の発生率が高いので予防する