gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

6月27日「メディア・リテラシーの日」 誕生花:トケイソウ

2013-06-27 00:40:08 | 雑記

 記念日

メディア・リテラシーの日

テレビ信州が制定。

1994年のこの日、松本サリン事件があり、事件現場近くに住む無実の男性がマスコミによ

り犯人扱いされる報道被害があった。

メディア・リテラシー

テレビ番組や新聞記事などメディアからのメッセージを主体的・批判的に読み解く能力。リテ

ラシーとは「読み書き能力」のことで、読む力と同時に書く力も含む。

情報を鵜呑みにせずに、どんな意図で作られ、送り出されているのかを自分の頭で判断す

る。そしてそれを通じて自ら情報発信する能力を身に付ける。

ちらし寿司の日

玉子焼きなどの調理食材を製造販売する広島県の株式会社あじかんが制定。

岡山のちらし寿司「ばら寿司」が生まれるきっかけとなった備前岡山藩主・池田光政の命日。

http://www.okayama-kanko.jp/modules/kankouinfo/pub_kihon_detail.php?

sel_id=6033&sel_data_kbn=0

演説の日

1874年のこの日、慶応義塾の三田演説館で日本初の演説会が行われた。

「演説」という言葉は慶応義塾を創設した福沢諭吉が仏教用語をもとに作ったもので、この

日の演説で福沢は「日本が欧米と対等な立場に立つ為には演説の力を付けることが必要」

と説いた。

●日照権の日

1972年のこの日、違法建築の隣家によって日照を奪われた問題で、最高裁が「日照権と

通風権が法的に保護するに値する」という初めての判決をし、日照権・通風権が確立した。

女性雑誌の日

1693年のこの日、ロンドンで世界初の女性向けの週刊誌『ザ・レディス・マーキュリー』が創

刊された。ただ、2月27日説もありはっきりしない。

※ヘレン・ケラー・バースデー(奇跡の人の日)

アメリカの社会福祉事業家、ヘレン・ケラーの1880年の誕生日。

生後19ヵ月で猩紅熱[しょこうねつ]の為に、目・口・耳が不自由になったが、家庭教師アン・

サリバンの厳格かつ献身的な教育によって読み書きを覚え大学を卒業し、「奇跡の人」と呼

ばれた。以後、世界各地で公演して、盲唖者・身体障害者を励ます福祉活動に献身した。

※秋成忌

国学者・上田秋成[うえだあきなり]の1809年の忌日。

 トケイソウ(時計草) passion flower

【花言葉】聖なる愛」「宗教的熱情」「信心」「宗教」

【概要】

トケイソウ[時計草、パッションフラワー)はトケイソウ科トケイソウ属(Passiflora)に分類さ

れる植物の総称で、教義にはパッシフローラ・カエルリア(P.caerulea)と言う種の和名。

熱帯アメリカを中心に全世界に約500種が分布する。低木になるものや蔓性の草木など種

によってその形態は大きく異なる。

その多様さからトケイソウの仲間は「アストロヘェア」「デイダミオイデス」「デカロバ」「パッシ

フローラ」の4つのグループ(亜属)に分けられている。日本で一般的にトケイソウの仲間とし

て扱われるのは蔓性植物の「デカロバ」と「パッシフローラ」の2グループである。

和名は3つに分裂した雌蕊が時計の長針、短針、秒針のように見える特徴のある花を咲か

せることに由来する。英名のパッションフラワー若しくは属名のパッシフローラは「キリスト受

難の花」と言う意味で、一説として、副花冠をキリスト頭上の茨、雄蕊や雌蕊を十字架などに

見立て、花全体でキリストが磔の姿に例えたとされる。

主な開花期は夏(7~9月)である。

【特徴】

トケイソウ(Passiflora caerulea)

原産地ブラジルで日本へは江戸時代に渡来。大きさ・高さは3~6mで。葉は掌状に深く裂

け、互生する。小葉の形は長い卵形で鋸歯はない。萼片と花弁がそれぞれ5枚ずつあり、同

じ色と形なので10枚花びらがあるように見える。副花冠が水平に放射状に開き、時計の文

字盤のように見える。色は白が多いが、ピンクの混じったものなどがある。花の後にできる実

は楕円形の液果で、オレンジ色に熟す。

種小名のcaeeruleeaは「青色の」という意味で、糸状の副花冠の先端が青色である。 

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Passion_Flower_Osak

a.jpg

クダモノトケイソウ(果物時計草、P.edulis)

熱帯アメリカ原産で、日本へは明治時代中期に渡来。大きさ・高さは2~4mで、蔓性で新し

い茎は柔かく角張っている。古いのものは丸く木質化し、巻き髭が出る。葉は広い卵形で、

長さ10~20cmくらいある。花の特徴として、花色は白ないし薄い紫色で、花の真ん中から

副花冠は垂れ下がる。実は5~10cmくらいの卵円形で黄色く熟す。ジャムやジュースに加

工されて利用される。

種小名のedulisは「食用の」という意味である。

・花

 http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/46/Grenadille.jpg

・完熟果

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/0b/Passion_fruit_red2.jp

g

ベニバナトケイソウ(紅花時計草、red passion flower、コッキニア、P.coccinea)

原産地はベネズエラ、ボリビア。大きさ・高さは3~6m、茎や葉には毛が生えている。

葉は長い楕円形で互生し、肉厚な革質で、縁には鋸歯がある。

茎先の近い葉の脇から柄を出し、濃い紅色の花を1輪ずつ付ける。副花冠も濃い紅色で、

付け根の部分は白くなっている。種小名のcoccineaは「紅色の」という意味である。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/ff/Passiflora-coccinea-

Folio.JPG

オオミノトケイソウ(大実時計草、P.quadrangularis)

熱帯アメリカ原産。名前の通り果実が大きく、長さ30cmほどになる。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/5e/Passiflora_quadrangu

laris1644531062.jpg

ホザキノトケイソウ(穂咲時計草。P.racemosa)

ブラジル原産で1本の花茎から10数輪程咲かせる。花は径10cm前後で、花弁も萼片も濃

赤色で、総状花序で垂れ下がって咲く。副花冠は外側が紫、内部の内側はかなり短く赤色。

葉は3裂している。栽培には最低13℃以上必要。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/b6/Passiflora_racemosa_

hy.jpg

ミズレモン(P.laurifolia)

西インド諸島、ブラジル東部~ペルー原産。果実が熟すと黄色~オレンジ色になるので、こ

の名がある。別名タマゴトケイソウ(卵時計草)

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/ff/Passiflora_laurifolia_fl

ower.jpg

・熟した果実

http://shop.takii.co.jp/CGI/shop/search/image_loader.cgi?

item_code=NKA012&type=1

パッシフローラ・キトリナ(P.citrina)

原産地はグアテマラ、ホンジュラス。大きさ・高さ1~3m、葉は角のように2~3つに裂け互

生する。花径3~5cmの黄色い花を付ける。副花冠も黄色い。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/89/Passiflora_citrina_Bot

GardBln1105FlowerD.jpg 

【詳しい育て方】

季節・日常の手入れ

○春の切り戻し

これからの生長期に向けて春に蔓を整理する。長く伸びすぎた蔓は軽く切り戻す。枯れた巻

き髭などはきれいに取り除いておく。蔓は極端に短くしてしまうと芽が出てこないことがある

ので弱剪定(蔓の先から1/3くらいまで)が基本になる。新しい蔓に花を付けるので、蔓の数

が増えると咲く花の数も増える。

また、気温の高い春~秋なら蔓を軽く切り揃える程度なら支障ないので、花後などに切り戻

しても構わない。

○蔓の誘引

蔓を放置しておくとこんがらかってしまうので、こまめに誘引(蔓を支柱などに結わえる)する

ことが大切。くるくる巻いた巻き髭も戻して支柱に引っ掛ける。

日当たり・置き場所

日当たりの良い場所で育てる。概ね暑さには強い植物である。耐寒性は種によって異なり、

強いものはー5℃でも大丈夫である。耐寒性がわからない場合は0~3℃程度を保つように

する。霜に当てると株が傷むので、ベランダや室内に置く。日照不足になると茎が間延びす

るのでできるだけ日当たりの良い場所を選ぶ。

水やり・肥料

春~秋の生育期は土の表面が乾いたら水をたっぷりと与える。水切れが起きると蕾が落ち

ることがあるので気をつける。冬は休眠状態なので水やりの回数はぐっと控えて乾かし気味

にする。根が活動していないので過湿になると根が腐る。

肥料は春~秋2ヶ月に1回を目安に緩効性の固形肥料を与える。

■用土

水はけが良ければ特に選ばない。市販の草花の培養土など。

植え替え・植え付け

植え替えの適期は春~秋。鉢中で根がパンパンになると成育が衰えるので、そうなる前に

一回り大きな鉢に植え替える。

ふやし方

挿し木、タネまきでふやすことができる。

挿し木の適期は初夏~夏。今年伸びた蔓の中でも元気で太いものを選んで2~3節の長

さに切って下の方の葉を落として、ぐらつかないように確り挿す。早いものでは1ヶ月で根が

張ってくる。

タネまきの適期は4~5月。

かかりやすい病害虫

害虫:ハダニ、カイガラムシ

■まとめ

切り戻しの基本は弱剪定

こまめに蔓を誘引する

耐寒性は種によってやや異なる

・トケイソウの花が咲くまで:http://www.youtube.com/watch?v=LjNEwcPQWHU

・クダモノトケイソウ植え付け:http://www.youtube.com/watch?v=8EZr_CrLaOs