gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

6月12日「恋人の日」 誕生花:スパティフィラム

2013-06-12 00:49:30 | 雑記

 記念日

●恋人の日

全国額縁組合連合会が1988年に制定。

ブラジル・サンパウロ地方では、縁結びの聖人アントニウスが没した前日の6月12日を「恋

人の日」として、恋人同士が写真立てに写真を入れ交換し合う風習があることから。

エスペラントの日

日本エスペラント学会が制定。

1906年のこの日、日本エスペラント協会が設立された。

国際共通語として作られた人工言語・エスペラントの記念日。

アンネの日記の日

1942年のこの日、ユダヤ人のアンネ・フランクによって「アンネの日記」が書き始められた。

アンネの家族は、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害を逃れて、アムステルダムの隠れ家に

身を隠した。日記は隠れ家に入る少し前の、この日の13歳の誕生日に父から贈られたもの

だった。1944年8月1日、アンネらは隠れ家から連れ出されて、ポーランドのアウシュビッツ

に送られたため、日記はこの日で終わっている。そして、1945年3月にドイツのヘルゲン・

ベルゼン強制収容所で病死した。

バザー記念日

1884年のこの日、日本初のバザーが開かれた。

鹿鳴館で上流階級の女性たちが手工芸品を持ち寄って開いたもので、3日間の入場者は1

万2千人に上った。

●宮城県民防災の日

1978年のこの日、M7.5の宮城県沖地震が発生し、死者28人を出す大惨事となった。

県民の防災意識を高める為に、宮城県各地で防災訓練が行われる。

恋と革命のインドカリーの日

1927年6月12日に、新宿に喫茶部を開設し、日本で初めて「純印度式カリー」を売り出し

た株式会社中村屋が制定。創業者・相馬愛蔵氏の娘がインド独立運動の活動家のラス・ビ

ハリ・ボーズ氏と恋に落ちたことをきっかけに、インドカリーが誕生したことから、この記念日

名が付けられている。

晩餐館焼肉のたれの日

「豊かな食シーズンづくりに貢献する」「ブレンド調味料の無限の価値を創造する」を2大ビ

ジョンに掲げる愛媛県今治市の日本食研ホールディングス株式会社が制定。日付は同社

の代表的な家庭用商品「晩餐館焼肉のたれ」が発売された1989年6月12日にちなんだ

もので、焼肉をPRするのが目的。

児童労働反対世界デー

国際労働委員会(ILO)が2002年に制定。

 スパティフィラム(Spathiphyllum)spathe flower

【花言葉】「清純な心」「爽快」

【概要】

スパティフィラム属(Spathiphyllum)はサトイモ科の属の一つで、熱帯アメリカにおよそ30

種、東南アジアに数種が分布する。主に森林の湿地に自生する。清楚ですらっとした花と光

沢があるグリーンの葉のコントラストが美しく、観葉植物として親しまれている。

属名のSpathiphyllumはギリシア語のスパッセ(spathe:仏炎苞)とフィロン(phyllon:葉)

からなり、花姿に由来する。和名はササウチワ(笹団扇)で笹のような葉を団扇に見立てて

命名された。

【特徴】

短い地下茎を持つ常緑多年草で、仏炎苞[ぶつえんほう]が美しい観葉植物。仏炎苞はサト

イモ科に特徴的な花で、棒状の花を包み込む苞が、まるで仏像の背景にある炎をかたどる

飾りに似ていることからこの名を持つ。

草丈は15cm~1.5m。地際から細くてしっかりした葉の軸を伸ばして、先端の尖った長楕

円形の葉を付ける。茂った葉を突き抜けるように花茎を伸ばして、先端に花を咲かせる。開

花期は不定期である。花は表面がいぼいぼした棒状の肉穂[にくすい]花序と、それを包む

花びらのような仏炎苞からなる。白や黄緑色に色づき花として鑑賞している仏炎苞は葉に近

いもので、花粉を出したり実を結ぶ花の本体は肉穂花序である。

【種類】

フロリブンドゥム(おかめ団扇、おかめ笹団扇、S.floribundum)

コロンビア原産。草丈30cm程度に収まる小型種。仏炎苞は3~5cm、白色で先端が淡い

グリーンで反り返る。

http://toptropicals.com/pics/garden/05/7/7345.jpg

コクレアリスパートゥム(匂い笹団扇、S.cochlearispathum)

メキシコ原産、草丈1.2mの大型種。仏炎苞は緑黄色で長さ25cm程度になる。花にはパ

イナップルのような芳香がある。

http://www.diversityoflife.org/imgs/dws/r/Araceae_Spathiphyllum_cochleari

spathum_28417.html

カンニフォリウム(大笹団扇、S.cannifolium)

南アメリカ原産、草丈は50~90cmくらいで大型。仏炎苞は白色である。

http://www.natureloveyou.sg/Spathiphyllum%20cannifolium/Main.html

ミニ・メリー(S.cv.Mini Merry)

日本で作出されたスパティフィラム属の種間雑種の突然変異小型園芸品種。

http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/f4/6e/ibuki_ai/folder/354065/img_354

065_28355125_4

【詳しい育て方】

■季節・日常の手入れ

白い仏炎苞が緑色を帯びてきたら、花の終わりの証拠なので、花茎の付け根から切り取る。

そうすることで余計な体力を消耗しないので、その後の花が咲きやすくなる。

日当たり・置き場所

基本的に冬以外は直射日光を当てないようにする。強い日射しに当てると葉焼けを起こした

り、葉全体が茶褐色に変色してしまう。春・秋はレースのカーテン越しのような柔らかい日差

し、夏の日射しはこの植物には強烈すぎるので避けて、日陰に移動させる。

屋外で栽培し、遮光ネットや寒冷紗を使用する場合、春・秋は30%~40%、夏なら60%~

70%の遮光が適当である。日陰でも十分耐えるが、日の当たらない場所では花が咲かな

いので気をつける。柔らかい日差しの元でこそ本来の光沢のある葉と清楚な花が楽しめる。

寒さには弱く最低8℃以上の気温は確保できるように、冬は室内に取り込んで育てる。冬は

日射しが強くないので、直射日光に当てても大丈夫である。むしろ、よく日の当る日向が適し

ている。

水やり・肥料

水を好む植物である。生育期の5~9月は土の表面が乾きかけたら たっぷりと水を与える。

空気中の湿度も高い環境も好むので、同時に霧吹きで葉に水をかけてやる(葉水)となお良

い。乾燥させると葉が萎れてしまうので、そうなる前に水をやる。特に夏は乾きやすいので

注意する。気温の低下とともに生育が緩慢になり、冬はさほど水を必要としなくなるので生

育期より乾燥気味に、土の表面が乾いてから水をやるようにする。土は乾燥気味に保ち、空

気中の湿度を高める為に葉水をこまめに与えた方がよい。

肥料は生育期に2ヶ月に1回緩効性の固形肥料や化成肥料を鉢土の表面に置き肥する。

液体肥料の場合は生育期間中に2週間に1回のペースで与える。冬でも生育期同様の気

温があり、新芽が伸びて生長しているなら同様に肥料を与えるが、基本的には要らない。

肥料は窒素分の多いものを与えると、葉は茂るが花が咲きにくくなるので注意する。

用土

水はけが良く、栄養のある肥えた土が適している。赤玉土8:腐葉土1:川砂1の割合で混ぜ

た土が適している。川砂のかわりに堆肥を加えても良く育つ。

植え替え・植え付け

生育旺盛で根がよく張るので1~2年に1回は植え替えが必要。鉢の中が根でいっぱいの

状態だと根詰まりを起こして葉先から枯れてきたり根腐れを起こしてしまう。植え替えの適期

は5~8月である。

■ふやし方

株分けでふやすことができる。株分けは植え替えを兼ねて行うのが一般的である。鉢から抜

いた株はハサミなどを使って根を裁断していき、株を縦に2分割する。このとき、根をほぐし

て傷んだ根や古い土を取り除いておく。それぞれ新しい用土で植え付けて、新芽が出るまで

明るい日陰に置いて管理する。

タネを採取して育てることもできるが、開花までに3~4年かかる。タネを蒔く場合は湿らせ

た水ごけを鉢に入れて、その上にタネが隠れる程度にごく浅く蒔く。

かかりやすい病害虫

害虫:カイガラムシ、ハダニ、ナメクジ

風通しが悪いとカイガラムシが発生する。カイガラムシは茎から植物の樹液を吸汁し生育

を衰えさせる。幼虫の時期は比較的薬剤散布が有効であるが、成虫になると殻のようなも

ので覆われ薬が効きにくくなるので、見つけ次第歯ブラシなどで擦り落とす。

乾燥すると葉の裏にハダニが付くが、カイガラムシ同様植物の生長を衰えさせるので、見つ

け次第薬剤で駆除する。霧吹きで葉水をかけて乾燥を防ぐことで、ある程度発生を予防でき

る。

ナメクジはスパティフィラムを屋外で育てる場合、一番厄介な害虫と言える。柔らかい葉や

花を食い荒らしてしまうので、見つけ次第取り除く。地面に直接鉢を置いていると、よじ登っ

て来ることが多いので気をつける。

まとめ

生育期(春~秋)は水やりをたっぷりと

柔らかい日差しを好む

寒さに弱い、冬は室内で管理する

日常管理 http://www.youtube.com/watch?v=Z_G7chtI_fU

株分け http://www.youtube.com/watch?v=Gp1dmErKkK0

http://www.youtube.com/watch?v=exBPFLECptk