記念日
●ペパーミントの日
ハッカ(薄荷)が特産である北海道北見市まちづくり委員会が制定。「ハッカ(20日)」の語呂
合わせと6月は、この月の北海道の爽やかさがハッカそのものであることから。
●健康住宅の日
住宅の健康とそこに住む人の健康を守るために、業種を超えた専門家が集まり研究活動な
どを行っている大坂に本部を置くNPO法人日本健康住宅協会が制定した日。研究活動の
成果は住宅関連の問題解決に役立っている。日付はカビをはじめとする様々な健康被害が
懸念される梅雨の時期から。記念日に合わせて住宅見学会やセミナーなどを行う。
▲世界難民の日(World Refugee Day)
国連が2000年12月に、それまで「アフリカ難民の日」を改称して制定。
1974年のこの日、「アフリカ統一機構難民条約」が発効した。
ベロニカ(クワガタソウ)speed well
【花言葉】「人の良さ」「堅固」「忠実」「貞節」「名誉」「誠実な女性」「神聖」
【概要】
クワガタソウ属(Veronica)はオオバコ科に含まれる属の一つである。以前はゴマノハ科と
されていた。
属名のVeronicaは聖女ヴェロニカと同じ綴りであるが、この属は元々Vetto-nica(ベット
ニカ)であったものが変じてVeronicaとなったとみなされおり、直接的な関連はない。だが、
花言葉は聖女に因んだものがつけられている。
【特徴】
・ヒメトラノオ(姫虎の尾、Veronica rotunda var.petiolata)
日本固有種で多年草。本州の東北地方~九州の北部に分布する。草丈は40~90cm、葉
は披針形で対生、葉の両面に短い毛があり、葉の付け根には短い柄がある。
花期は8~9月。茎の上部に穂状花序(柄のない花が花茎に直接付く)を出し、青紫色の花
をたくさん付ける。合弁花で、先が4つに裂ける。花穂は10~20cmくらいである。
花の後にできる実は果[さくか]である。
alumni.jp/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2012/07/23/photo_4
・ヒメルリトラノオ(姫瑠璃虎の尾、Veronica spicata)
ヨーロッパの山岳地帯原産。耐寒性這性の多年草。草丈10~15cm、開花期は5~7月、
青紫色の小花を総状花序に付ける。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/89/Veronica_spicata_Glo
・ベロニカ・オルナータ(トウテイラン[洞庭藍]、Veronica ornata)
京都府、兵庫県、鳥取県に分布、日本原産。草丈は40~50cm、葉は長めの楕円形で対
生する。先は少し尖り、縁には浅い鋸歯が入りシルバーリーフである。葉も茎も白い綿毛で
覆われている。
開花期は8~10月、茎先に総状花序を穂状に出し、青紫色の花を付ける。花冠は筒状で、
先が4つに裂ける。花径は5~10mmくらい。萼片は4枚、雄蕊は2本、雌蕊は1本である。
花後にできる実は果[さくか]である。
http://flowers2.la.coocan.jp/Plantaginaceae/Veronica%20ornata/DSC09458
【ベロニカの育て方】
■植える適切な場所
日当たりや水はけが良く、肥沃な場所を好む。水はけが悪いと立ち枯れ病が発生しやすい。
植え付ける前に、深く耕し、腐葉土を多めにすき込む。植え付けは春または秋のいずれでも
構わない。
■庭植えのポイント
・株の繁茂を避けるために、3年に1回程度植え替える。この時、株分けもする。
・耐寒性も強く、暖地の暑さにも十分耐える。
・株間は品種によって異なり、草丈が中程度のもので20~30cmほどにする。
■鉢植えのポイント
・赤玉土、腐葉土、鹿沼土などを混合した用土を使用する。
・梅雨時期から夏にかけて、風通しの良い半日陰で管理し、なるべく雨に当てないようにす
るとよい。
■肥料
・庭植えの場合、植え付け時に緩効性肥料を与える。。
・鉢植えの場合、2ヶ月ごとに化成肥料を追肥、または液体肥料を付きに1回程度施す。
■ふやし方
・ふやすのは株分けのほか、5~6月に挿し芽ができる。
・側芽を挿すほか、天挿し、茎挿しもできる。
■病害虫
初夏~秋にアブラムシやオンシツコナジラミが付くことがあるので、月1回程度殺虫剤を散
布して防除する。
【トウテイランの育て方】
■手入れ
新芽が伸びてきてそのままに生長させると立ち上がるものの花茎が倒れやすくなるので支
柱を立ててサポートする。
摘心をしなくても花はしっかりと咲くが、草丈が大きくなり台風の時、折れてしまう。摘心をす
ることで花数も増えるので、しておいても損はない。摘心は5月中に行うと花数が増える。
■日当たり・置き場所
日当たりを好み寒さには強いので、日当たりの良いところに植える。鉢植えの場合も日当た
りで管理する。
■水やり・肥料
過湿には弱いというほどではないが、乾燥には強い方なので、水は控えめに。土が乾いて
からやるという一般的な植物への水やりで十分。
植え付け時に緩効性の肥料を土に混ぜ込んでおき、追肥として春と花後に緩効性の肥料を
施す。トウテイランは肥料を好むタイプ。
■用土
市販の花と野菜の培養土を使う。庭植えにする場合は、土に腐葉土を混ぜ込んでおいた方
が生育が良い。
■植え替え・植え付け
鉢植えは生育旺盛で根詰まりしやすく、1~2年に1回は新しい用土で植え替える。株分け
を兼ねる。適期は春先(3~4月)。
■ふやし方
生育が旺盛なので2~3年に1回は春先に3~5芽を1単位として株分けをすることができ
る。今年伸びた枝のやや硬くなった部分を利用して挿し芽をすることができる。適期は5~7
月。
http://www.youtube.com/watch?v=AhHoqQxTApA