記念日
●佃煮の日
全国調理食品工業協同組合が制定。
佃煮の発祥の地である東京・佃島の氏神・住吉神社が創建されたのが1646年6月29日
であることから。
●ビートルズ記念日
1966年のこの日、人気絶頂のイギリスのロックグループ・ビートルズが初来日した。
翌日から東京・日本武道館で3日間5回の公演を行った。学校をさぼってかけつけた高校生
ら6250人が警察に補導された。
・ビートルズ来日ドキュメント in 1966
http://www.youtube.com/watch?v=efC5dlJCh3Y
●星の王子さまの日
『星の王子さま』で知られるフランスの作家・飛行士のアンワーヌ・ド・サンテグジュペリの誕
生日。
・星の王子さま プチ・フランス
http://www.youtube.com/watch?v=FT6Jzf7ycps
※廉太郎忌
作曲家・瀧廉太郎[たきれんたろう]の1903年の忌日。
『箱根八里』『荒城の月』『花(組歌「四季」の中)』『雪やこんこ』『お正月』などの作曲。
・荒城の月:http://www.youtube.com/watch?v=5su5siwetmM
□聖ペテロと聖パウロの祝日(キリスト教)
キリスト教の聖人、聖ペテロと聖パウロの聖名祝日。共に殉教日は特定されていないが、こ
の日を聖名祝日とする。
ベニバナ(紅花、末摘花) safflower
【花言葉】「包容力」「熱狂」「装い」
【概要】
ベニバナ(紅花、学名:Carthmus tinctorius)はキク科ベニバナ属の1年草または越年
草。 エジプト原産と言われるが原産地は特定されていない。古くから世界各地で栽培され
ている。日本にはシルクロードを通り中国経由で4~5世紀頃渡来した。『万葉集』に「末摘
花」「くれなゐ」の名前で度々登場したり、『源氏物語』の巻名(第6帖「末摘花」)になったりし
ている。
茎の末節に咲く花を摘み取る為「末摘花」と呼ばれる。紅花の紅[くれなゐ]は、中国の呉
[ご]の時代に渡来し、「呉[くれ]の藍[あい]。古くは染料の総称」を語源とする。
属名Carthmusはアラビア語のquartom(染める)若しくはヘブライ語のKartami(染める)
から来ている。種小名tinctoriusは「染色用の」という意味。
【特徴】
草丈0.5~1m、葉の長さは5~10cmほどの披針形で、縁には鋭い棘があり、互生する。
花期は6~7月で、枝分かれした枝先に径2.5~4cmのアザミに似た頭状花を咲かせる。
咲き始めは鮮やかな黄色の花であるが、やがて色付き赤くなる。
花1つにつき10~100個ほど、ひまわりのタネを小さくしたような種子を付ける。
草丈が低く、葉に棘のない切花用の改良品種や、花色が乳白色になるものや紅色に変化し
ないものもある。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/7f/Safflower.jpg
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/1/12/Okegawa_Safflower_Field_1.J
【詳しい育て方】
■季節・日常の手入れ
草丈が高くなり倒れやすいので、支柱を立てる。
咲いた花が雨などに濡れると灰色カビ病によりカビが発生することがある。カビが生えた花
や枯れた花はそのままにしておかないでこまめに摘み取る。
■日当たり・置き場所
日当たりと風通しの良い環境を好む。ベニバナは乾燥した気候を好み、20℃前後の気温で
よく育ち、高温多湿が苦手。比較的低温に耐え、雪や霜に当っても枯れることはないが、厳
冬期は株元を敷きわらなどで覆う簡単な霜除けを行った方が無難。
■水やり・肥料
乾燥気味の環境を好み、じめじめした環境を嫌うので、水やりは土の表面が乾いてから行
う。高温多湿時に葉に水がかかると炭疽病の原因になるので株元から静かに水を与える。
地植えにする場合、予め用土に堆肥や腐葉土をたっぷり混ぜ込んで、緩効性の化成肥料を
混ぜておけばそれ以上必要ない。鉢植えにする場合、用土に化成肥料を混ぜ込んでおき、
追肥として月1回程度液体肥料を与える。肥料が多いと草丈は伸び、茎も太くなるが、全体
の強度が軟弱になり倒れやすくなる。
■用土
水はけがよく、腐葉土や堆肥などの有機質のたっぷり入った土が適している。また、酸性土
ではよく育たないので予め苦土石灰を土に混ぜ込んで酸性を中和しておく。
鉢植えにする場合は、赤玉土小粒7:腐葉土3の割合で混ぜた土に少量の苦土石灰を混ぜ
込む。
■植え替え
花が咲いた後、タネを結んで枯れてしまうので植え替えは必要ない。
■ふやし方
タネからふやすことができる。
タネまきの適期は秋9~10月若しくは春3~4月であるが、秋まいた方が株が大きく育ち花
もよく咲く。平地や暖地で秋まきの場合、開花期は5~6月、春まきの場合は7月頃になる。
雨に当たるとカビが生えるので開花時期が梅雨時とやや被る春まきは地域によっては不向
き。ただし、寒冷地の場合は、雪解けを待って4月以降ににタネをまいた方がよい。その場
合、開花時期は8月になる。
ベニバナは直根が発達し、他の細かい根が出ない性質がある。直根を傷めてしまうと十分
水や肥料を吸収できず育たないので、鉢や庭にタネを直まきして間引きながら育てるか、ビ
ニール製のポットにタネをまいて本葉が5~6枚の小苗の時に、根を傷めないように植え付
ける。植え付けは20~30cm間隔が適当。
ポットにタネをまく場合、赤玉土小粒と腐葉土を半々に混ぜた土が使いやすい。また、間延
びしてしまった苗は根付きが悪いので、そのような苗はできるだけ早く植え付ける。
■かかりやすい病害虫
炭疽病にかかると茎葉に小さい斑点ができ、それがやがて褐色の斑にとなる。発生初期な
ら薬剤で対処できるが、雨風によって他の株にも伝染するので発生した株はできれば抜き
取り処分する。また、種子伝染もするので、自家採取のタネは殺菌剤で消毒してからまいた
方がよい。高温多湿時期に発生しやすい病気である。
春に暖かくなると新芽にアブラムシが発生する。見つけ次第薬剤を散布して駆除する。
■まとめ
乾燥気味をを好み、酸性土壌を嫌う
肥料は控えめに
移植を嫌うので、タネはできれば直まき
http://www.youtube.com/watch?v=QZd1H8OYxRU