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茨城の中小企業診断士による「知恵の経営」

茨城県での知的資産経営(=知恵の経営)支援なら、NO.1の実績です!

金融機関との連携の必要性

2014年02月02日 | インポート

知的資産経営を推進していく上で、金融機関との連携は必須だと感じています。
中小企業の場合、金融機関との関係は切っても切れない関係にあることがほとんどです。そのため、金融機関との円滑なコミュニケーションはとても大事なのですが、そのツールがないことも現状です。
そこで、知的資産経営報告書をコミュニケーションツールとして上手に活用し、金融機関との関係性を強化していくことがポイントとなってきます。
そのために、金融機関側にも、知的資産経営、知的資産経営報告書のメリットを十分に理解していただき、金融機関側にもおおいにメリットがあることを感じていただくことも必要になってきます。
財務諸表を眺めるだけでは、定性的な情報を得ることができず、また、将来キャッシュフローは、定性的情報が担保しているという事実も理解をしていただくことが大事です。
そのためにも、我々、知的資産経営の専門家が、金融機関と連携をし、金融機関職員向け、及び、その顧客向けに、知的資産経営セミナーを継続的に実施していく、地道な啓発活動も必要です。


「つくば知的資産経営フォーラム」の開催

2014年01月06日 | インポート

あけましておめでとうございます。
今年も、知的資産経営による中小企業支援に注力していきたいと思っております。
そのような中、2月12日(水)、つくば市にある国際会議場にて、「つくば知的資産経営フォーラム」が開催されます。
当日は、私の師匠でもある、龍谷大学の中森先生、京都府で知恵の経営を実践されている企業、そして、地元で知的資産経営に取り組んだ企業の皆様の発表があります。
私も、パネラーの一人として参加します。
この機会に、より多くの方に知的資産経営を知ってもらい、今年の知的資産経営のスタートダッシュとなることができればと思います。


社長の思いを大事にする支援

2013年12月06日 | インポート

お付き合いしている金融機関さんのご紹介で、ある飲食店の経営者さんを訪問しました。
その経営者さんは、以前にも、東京から飲食関係のコンサルタントを何人か紹介され、試しにコンサルをお願いしたところ、高い金額の割には、そのコンサルタントの経験値を押し付けるような形であったので、私のことも、どうせ以前のコンサルタントと同じだろうと考えていたようでした。
そのため、お会いした際は、あまり浮かない顔をしていたようでしたが、私のスタンスをお伝えしたところ、「今まで会ったコンサルタントの中で、一番ためになる話をしてくれた。今日は、出会うことができて本当に良かった。」とおっしゃっていただけました。
私がお伝えしたのは、「社長の思いを大事にしたい」「社長が事業を通じて成し遂げたいと考えていることを教えて欲しい」ということのみです。
これは、知的資産経営を実践してきた私にとっては当たり前のことで、企業の価値創造ストーリーは、経営理念から始まるため、まずは、それを十分理解しないと何事もはじまらないという、それを実践したのみです。
逆にいうと、いかに、世間のコンサルタント(支援者)が、社長の思いを聞かずに、指導という名のもと、自分の経験値を押し付けているか、そのことが浮き彫りになった気がしました。
JALを再生させた稲盛さんのお言葉のように、「強く思うこと、これが成功の秘訣」なのです。
そのため、我々支援者は、社長が強く思うことのお手伝いをしているにすぎず、社長ご自身が答えを持っているということを忘れてはならないと、あらためて、この飲食店の経営者さんに教えられました。


強み(知的資産)の保有と活かし方

2013年11月15日 | インポート

昨日、日立商工会議所にて、知的資産経営をテーマにしたセミナー講師を務めさせていただきました。
日立地区は、日立製作所の企業城下町として発展した経緯もあり、地元中小企業のほとんどが、日立関係の仕事を行ってきました。
しかしながら、日立製作所も激動の波にのまれ、その影響が地元中小企業に大波として押し寄せています。
このような時だからこそ、日立関係との厳しいやりとりで鍛えあげられた、自社の強み(知的資産)を再認識し、その活かし方を考えていくことが、今後の生き残りのためには大事になってきます。
まさに、強みの保有と活かし方の関係です。
強みは、保有しているだけでは、なんら価値を生み出しません。
その活用の仕方により、高付加価値製品(サービス)にも変わりますが、活かし方を誤ると、とても残念な結果に終わってしまいます。
日本のものづくり企業は、世界で負けることがない、「技術・ノウハウ」という、単体での強みはたくさん保有していると思います。
ただ、その活用の仕方が上手くいっていない、そこに問題があると思います。
知的資産経営でいうところの、「価値創造ストーリー」を描き、強みの連鎖を考えていくことで、まだまだ、世界と戦っていくことができると思います。


経営理念への気づき

2013年11月09日 | インポート

知的資産経営報告書作成支援をしていく際、経営理念からはじまる価値創造ストーリーを考えていく場面があります。
その際、会社のしくみについて議論をしていて、「なぜ、そのような行動をとるようになったんでしょうか?」など、掘り下げていった結果、「経営理念に書いてあるとおりのことを実施しているよね。」と支援先企業のみなさんが気づきを得ました。
経営理念を全社員が共有し、それに基づいた行動をとっていくことが、企業の成功につながるということを、実践をもって知ることができました。
支援先企業のみなさまも、あらためて経営理念の大切さを知ったようで、支援の途中ではありましたが、非常に大きな効果があったと思います。
やっぱり、経営理念こそ、企業の強みを生み出す源泉です。