日本のものづくり力のすごさ

　今日は、長野県の支援先企業の関係で、諏訪市で開催されている「諏訪圏工業メッセ」に参加しました。
　長野県内、近郊からものづくり企業が大集結していました。
　そのほとんどのブースを拝見しましたが、日本の中小企業のものづくり力のすごさを見た気がしました。
　これらの企業が力を合わせたら、世界一になれるのではないか、そんな気さえしました。
　見方を変えると、「知的資産」の塊の会場でした。
　今回の出展企業が、すべて「知恵の経営」に取り組んだら（もしかしたら、取り組んでいるかもしれませんが…）、ものすごい「知恵」の連鎖が生まれるだろと、微笑んだ一日でした。
　

価値創造ストーリー

知恵の経営を行っていくうえで欠かせないのが、価値創造ストーリーです。
価値創造ストーリーとは、強みの連鎖を描いた図です。
そのため、知恵の経営で、この価値創造ストーリーが一番役にたった、という評価をされる経営者の方も多いです。
しかしながら、強みの抽出はできても、価値創造ストーリーを描くことに苦労される経営者の方も多いことも事実でです。
社内外のことを一番知り尽くしているようで、意外と気づいていない、価値の連鎖。
それを助けるのが外部専門家ですが、最終的には、経営者自身に納得してもらうストーリーを描いてもらうしかありません。
そこで、私自身は、価値創造ストーリーのたたき台を示した上で、それを常に携帯し、時間がある時に眺めて・現場を見て、それを繰り返してもらうことをお勧めしています。
描いたストーリーのたたき台を何度も何度も眺めるのです。
そこにストーリーが浮かび上がってくるまで…。