茨城の中小企業診断士による「知恵の経営」

茨城県での知的資産経営(=知恵の経営)支援なら、NO.1の実績です!

作り手の思いと市場の距離感

2010年08月31日 | インポート

 新商品開発を行っている方は、その商品にものすごく強い想いをこめています。しかしながら、それが市場に受け入れられない時もあります。また、PRしている市場がずれている場合もあります。

 そのため、市場の声、特に顕在化していない声を聞き、それを新商品開発に活かしていくこと、これが新商品開発のポイントです。

 でも、それを実践したくとも、経営資源に制約のある中小企業にとっては難しいという現状もあります。そのため、ある程度のものを作っては市場に投入し、その反応をみて修正する、というトライ&エラーの繰り返しを行っていくしかありません。

 そうなると、最後は、やり遂げるという社長の想いが重要になってくる気がします。社長の商品へ込めた熱い想い、それを実現させるべく、お手伝いをしていきたいです。


経営者と従業員の信頼関係

2010年08月30日 | インポート

 新規創業者の支援を行っていますが、新たに採用する予定の方と行き違いがあり、その方が入社しないかもしれない事態になってしまいました。

 しかしながら、その後、経営者とその方との腹を割った話し合いが行われ、その方は、予定通り入社することになりそうです。

 「雨降って地固まる」とはこのことで、ちょっとした行き違いがあったおかげで、経営者も自分の素直な思いを従業員(予定者)に話すことができました。

 中小企業においては、経営者と従業員が名実ともに一体となっていることがとても大事です。良い時も悪い時も、一緒になって会社を切り盛りしていく、経営者の理念を従業員が自分自身のこととして理解している、これがしっかり行われている企業は、昨今のような経済環境下であっても、とても元気な状態です。


創業時において大事なこと

2010年08月26日 | インポート

 創業時において一番大事なことは、自社の経営理念をしっかりと固めることです。自社はなんのために存在するのか?顧客にどのような価値を提供するのか?この経営理念がしっかり固まっていないと、その後のマーケティング計画、収益計画、資金計画などに、ブレがでてしまいまう。さらに、人を雇っていくとなると、そこでの整合性も取れなくなってしまいます。

 経営者の最後のよりどころは、経営理念です。いわば、経営者の哲学とも言える部分です。

 そのため、創業にあたっては、この経営理念を固めることに一番時間をかけることが成功の秘訣だと思います。


知的資産経営研究会

2010年08月21日 | インポート

 今日は、大阪で開催された「知的資産経営研究会」へ出席しました。関西圏では、「知的資産経営」がとても盛んです。

 一方、関東圏では、関西圏ほど盛んではないような気がします。とても残念なことです。

 「知的資産経営」は、新規開拓、事業承継、資金調達、企業連携、人材採用、など、あらゆる経営課題を解決するために非常に有効な考え方です。

 ぜひ、関東圏において、自分が「知的資産経営」の先駆者となるべく、勉強を重ねていきたいです!


支援機関の実績

2010年08月17日 | インポート

 支援機関の実績はどのように評価するべきなのでしょうか?「支援先にとっての本当の成果とは?」、最近、これを問いたくなる出来事がありました。

 「支援先は何を望んでいるのか?」、これに的確に応えることこそ、支援機関のあるべき姿です。そのためには、支援機関の「自己満足になるような実績」を失くしていかなねればなりません。

 もちろん、「縦割り行政に沿った支援」など論外です。