茨城の中小企業診断士による「知恵の経営」

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学生の就職活動

2012年03月18日 | インポート

 昨日、東京商工会議所にて、3月卒業予定の学生の就職合同説明会がありました。

 まだまだ厳しい就職環境が続くとは思いますが、ここで、学生側にも考えていただきたいことがあります。

 一部ではありますが、就職活動をする以前の常識に欠ける方が多いのではないでしょうか?

 たとえば、雪が降ったので欠席する、当日、欠席する旨をメール1本で済ます、このような方がいるのも事実です。

 メールに関しては、コミュニケーションツールを勘違いしているのではないでしょうか?

 コミュニケーションは、相手があってはじめて成立するものです。

 面接の練習をするのもいいですが、まずは、社会の一員として当たり前の行動を身につけて欲しいです。

 また、企業規模についても、いまだ、大企業志向が強いことが気になります。

 日本を支える、素晴らしい中小企業が数多くあります。

 今、大きくなった企業も、昔は、中小企業でした。

 中小企業への選択肢、すべての学生に考えてみてもらいたいです。

 

 


日本復興のキーワードは、「無形の強み」(=「知的資産」)

2012年03月11日 | インポート

東日本大震災から1年、日本復興のキーワードは、「無形の強み」(=「知的資産」)です。

「無形の強み」(=「知的資産」)とは、企業の強みの源泉である、経営理念、社長のリーダーシップ、従業員のモチベーション、技術力、短納期対応力、アフターフォロー体制、顧客とのネットワーク力などです。

「知的資産」は、無形ゆえに、どんな大きな災害を受けたとしても、消えてなくなることはありません。逆に、有形の資産がなくなってしまっても、無形の資産を保有している限り、いくらでも事業を復活させることができます。

資源のなかった日本は、「技術力」という無形の資産を活用して発展してきました。その際、重要視されてきたのは、優れたものを生み出すプロセスでした。

それが、いつのまにか、プロセスを軽視し、結果のみを重要視する社会になってしまいました。

今こそ、日本の強みである、無形の資産をあらためて見直し、それを評価する社会にしていくべきです。

そのことによって、日本経済が復興していくことになると思います。

「知的資産経営」こそ、日本経済復興のキーワードです。