茨城の中小企業診断士による「知恵の経営」

茨城県での知的資産経営(=知恵の経営)支援なら、NO.1の実績です!

中小企業の若手後継者

2012年05月23日 | インポート

ここ最近、若手後継者(次期社長)に接する機会が多くなりました。

みなさん、20代の若手経営者です。

家業を継ぐ決心をし、社長になるために、経営者としての実務に携わりはじめました。

20代と言えば、世間では、新入社員と同じようなものです。

しかしながら、私が接している、20代の後継者は、とても20代には見えない、しっかりとした信念を持っています。

現社長と比較されることのプレッシャーに耐えながらも、自分が社長になった時のことを考え、自己を確立させていっております。

そのため、そういう素晴らしい後継者の方々と関わることができる自分がとても幸せです。

と同時に、何が何でも、無事に事業承継を成し遂げ、次の世代の経営母体を盤石化するという強い決意をあらためて感じました。

この若手のみなさんと、次の日本を担う、中小企業を創っていきたいです。


求人と求職のミスマッチ

2012年05月15日 | インポート

 大卒者における、未就職者がかなり多いといわれています。

 その一方で、求人募集をしても、全く応募がないと嘆いている中小企業も数多くあります。

 このミスマッチはなぜ起こるのでしょうか? 

 それは、求職者側が、求人を出している中小企業の価値を正しく理解していないからです。

 加えて、中小企業側も、自社の価値を分かりやすく伝えようとしていないからです。

 この両者の溝を埋めることができるのは、「知的資産経営報告書」です。

 この「知的資産経営報告書」により、中小企業の保有する資産、特に、強みの源泉である、無形の強みが明らかになります。

 企業の将来性を担保できるのは、知的資産です。

 よって、企業の保有する知的資産を求職者側が把握できるということは、企業の将来性をしっかりと見極めることができるということでもあります。


地域金融機関の多様な支援

2012年05月02日 | インポート

地域金融機関の代表格である信用金庫において、融資業務以外の多様な動きがでてきています。

経営課題に応えるために、独自予算を確保し、セミナーを開催したり、専門家を派遣したり、といった経営支援の動きです。

中小企業にとって一番身近な存在は、信用金庫などの地域金融機関です。

そのため、本来、信用金庫などの地域金融機関は、中小企業の一番身近なサポーターであるべきです。

かつ、財務諸表に加え、経営者の考え、従業員の能力、会社のしくみ、ネットワークなどの知的資産を評価し、将来価値を担保にして、融資も行っていくべきです。

その際、一番の課題は、知的資産の信ぴょう性をどのように担保するかということです。

元々、目に見えない、数値化できないものですから、それをどのように相対比較可能な指標で表すか、これが一番の課題です。

と同時に、この課題をクリアすることができれば、中小企業の適正な評価につながります。

残念ながら、今は、「これだ」という指標を用いることはできません。

しかしながら、知的資産経営を推進する専門家としては、実務を通しながらその答えを見つけていきたいと思っておりますし、見つけていくことが使命であると感じております。