茨城の中小企業診断士による「知恵の経営」

茨城県での知的資産経営(=知恵の経営)支援なら、NO.1の実績です!

社長に認めてもらえる誉れ

2014年11月27日 | ブログ
 知的資産経営の支援に関し、事業承継絡みの案件が増えてきています。
 事業承継の場合、「親子ゆえに、本音の部分を話すことができない」、という悩みを打ち明けられることが多いです。
 私の場合、うわべだけのお付き合いをしていないので、社長が抱える、本当に深い部分までの悩みを打ち明けられることが多く、そのことは、非常に大きい職責を担っているというやりがいと責任感を感じます。
 私の支援方法としては、後継者とのみ個別にお会いしたり、社長を交えて3人でお会いしたり、様々な形で、コミュニケーションを取るようにしています。そして、そのコミュニケーションを通じ、社長と後継者、両者の思いを繋げること、それが、事業承継につながると考えて行動しています。
 また、経営コンサルティングといえども、人と人とのお付き合いですから、テクニカルなことより、人としてどうか、この部分が、社長から求められていると思います。
 すなわち、人として認めてもらえてはじめて、社長の本心を聞くことができると思います。
 逆に、人として認めてもらえていないなら、大事な後継者のことを打ち明けてくれることなどないと思います。
 その意味では、現在、お付き合いさせていただいている社長のみなさまには、人として認めてもらっていると言え、そのことは最高の誉れだと思っています。

NPO法人における知的資産支援

2014年11月07日 | インポート
現在、NPO法人を対象に知的資産報告書作成支援を行っています。
金融資産には余裕がありませんが、人的資産、関係資産は、非常に良いものを持っています。
一番の強みは、代表以下、主要メンバーのゆるぎない信念です。
この信念こそが、長い間、事業を継続させてきた源泉です。
また、当該法人の収益源のひとつに、子供向け教材の販売がありますが、「既存のルート(大手企業が独占)では販売が難しいが、既存の商品に不満をもっているユーザーへの独自ルートを築くことができれば、それが、大手企業からの参入障壁になる、したがって、大手企業の存在は脅威(向い風)ではない」、というのは、当該法人の代表者のお言葉です。
このようなポジティブな考え方ができることも、強みを生み出す源泉の一つです。
有形資産に乏しいNPO法人こそ、無形の強みを見える化・魅せる化していくことで、法人の価値を高めていく必要があると、今回の支援を通じてつくづく感じました。