茨城の中小企業診断士による「知恵の経営」

茨城県での知的資産経営(=知恵の経営)支援なら、NO.1の実績です!

中小企業診断士の専門性と総合性

2012年06月24日 | インポート

 このたびとりまとめられた「小さな企業の未来会議」にて、中小企業診断士の専門性を高めるべきであるということが記載されていました。

 確かに、小規模企業の支援にあたって、中小企業診断士の専門性を高めていくことは必要不可欠なことであると思います。

 一方、小規模企業の抱えている悩みをワンストップで受けることができる中小企業診断士も必要不可欠であると思います。

 医者に例えると、地域のかかりつけ医と大学病院の専門医の両方が必要であるということです。

 専門医ばかりでは、小規模企業の支援を行っていくことはできません。

 専門医とのネットワークを有する、地域のかかりつけ医がいてこそ、専門医の高度な専門性を活かすことができます。

 その意味では、私は、経営者が困ったときに、まず、相談にきてくれる存在でいたいと思っております。

 それが、「知的資産経営」の支援だからです。


あえて縮小市場で勝負する

2012年06月05日 | インポート

 経営戦略の定石からすると、拡大していく見込みのある市場へ参入していくことが好ましいとされています。

 しかしながら、あえて、縮小していく市場へ積極的に出て行っている中小企業がいます。

 一番のメリットは、縮小市場だから、競争がほとんどないとのことです。

 かつ、市場がゼロになることはないので、自社だけが生き残れば、独占市場になるとのことです。

 もちろん、独自の技術・ノウハウをもっている企業ですので、縮小市場ですが、独自性のある商品を世の中に出していっています。

 これこそ、強みを活かした中小企業ならでは戦略で、大いに勉強になる事例でした。

 ピンチはチャンスです。

 環境変化(=市場の変化)をどのようにとらえるか、まさに、経営者の考え方次第です。