茨城の中小企業診断士による「知恵の経営」

茨城県での知的資産経営(=知恵の経営)支援なら、NO.1の実績です!

事業承継への気づき

2018年11月29日 | ブログ
先週、今週と、秋田県内で事業承継セミナー、個別支援を行っています。
その中で、ご高齢の社長さんとお話をすると、事業承継は何の準備もいらず、すぐにできると思いこんでいた方が多かったことにビックリしています。
おそらく、ご自身が創業された時、または、承継した時、日本経済が右肩上がりだったため、社長としてのノウハウが未熟であっても、会社が成長してしまった部分もあるのではないかと感じました。
ただ、事業承継の本質(見えざる資産の承継)を丁寧に説明すると、事業承継計画書を策定し、計画的にやっていかなければならないことを理解していただけます。
事業承継が進まない理由はいろいろあると思いますのが、事業承継の本質を丁寧に説明すること、地道なこの作業からはじめていかないと進まないのではないでしょうか。
なぜなら、ちゃんと話をすれば、分かっていただけるからです。

秋田で一番やさしい事業承継セミナー

2018年11月01日 | ブログ
11/20(火)~11/22(木)、秋田県3か所で、「秋田で一番やさしい事業承継セミナー」を開催します。
よくある税金等の話が中心ではなく、事業承継の本質である「知恵(見えざる資産)」の承継を中心に、ワークを多く取り入れたセミナーになっています。

<セミナーの主な内容>
・事業承継の本質とは何か?
・「知恵(見えざる資産)」の洗い出し方
・代表後退日を決める
・未来予想図を描く
・家族会議を開く
・後継者教育
・事業承継計画

自社の「宝物」を再発見し、その「宝物」を後継者へ渡すこと、これが事業承継です。
自社の「宝物を次世代へ!





平成31年度の概算要求

2018年09月02日 | ブログ
平成31年度の概算要求が公表されました。
中小企業関連では、事業承継・世代交代集中支援事業に45億円の要求をしています。
専門家派遣等を行い、より細かい地域単位で踏み込んだ支援を、ということですが、事業承継の場合、一定数の地域外専門家を投入すべきと考えます。
地域に密着した支援機関・専門家だからこそ、言いにくいことがあるのも事業承継支援です。
言いにくいことをズバリ言う、地域外専門家が求められます。
そして何より、なぜ事業承継が進まないのか?それは、儲からない、儲からないように思われる、ということです。
すなわち、事業そのものを磨き上げる支援をせず、税制だなんだと言っても、全くのお門違いです。
現状を徹底的に掘り下げ、自社の宝を見つけ、磨き上げること、これが事業承継の真髄です。

金融機関における事業承継支援

2018年07月28日 | ブログ
各金融機関、事業承継支援に力を入れ始めています。
ただ、各金融機関とも、税制面・相続面での支援にとどまっているような気がします。
一番肝心な「事業価値」の承継がなおざりになっている感があります。

多くの中小企業が廃業になってしまうのは、税制面・相続面が理由ではなく、後継者がいない、または、後継者に継がせず、自ら廃業を選択してしまうからです。

では、それをどのようにすれば、防げるのか?
まず、現経営者が、自社の価値を正しく認識することです。
そして、その価値を後継者へ伝えることです。

ところが、多くの経営者が、価値を過小に評価してしまっています。
だから、「こんな会社、息子には継がせたくない…」という流れになってしまっています。

そこで、外部の支援者・支援機関が、経営者すら見落としている価値に気づきを与えてあげるが大事になってきます。その会社が、当たり前に行っている日々の努力・工夫、そこに、価値があることを。

金融機関の皆さんが、日々の定期訪問を通して、その会社の良いところをたくさん見つけてあげること、それが、価値の再発見につながります。
「あれが悪い、ここを直すべきだ…」ということを指摘する前に、隠れた強みを一つでも二つでも発見してあげることが大事です。

それが、本来の金融機関のあるべき姿であり、事業承継における金融機関の役割です。
機械的に判断できる財務諸表だけを見て判断するのではなく、丁寧なヒアリングを通して発見できる、企業が培ってきた「知恵」、これを発見することができるから、金融機関の存在価値があるではないでしょうか。

事業承継の本質

2018年06月07日 | ブログ
事業承継支援において、税制の特例が大きな話題になっていますが、「ちょっと違うな…」と思うことがあります。
1.「事業」の承継であるべきにも関わらず、単なる税金対策・相続対策のみになっており、
  「事業の本質」に触れられていない。
2.現経営者・後継者ともに、5年後、10年後、どのような会社(事業)にしたいのか、
  この点が明確になっていない。(承継後、会社がおかしくなる。)
3.自社の価値を正しく把握していない。または、過小評価をしている。
4.現経営者と後継者の対話が不十分である。(対話を避けている。)
5.金庫番(経理責任者)やベテラン社員の承継準備がされていない。

一番の問題は、「会社を継いで何をするか」という根本的なことが見えないことです。
だから、具体的な承継作業に入る前に、「プレ承継」として、「知恵の経営」に取り組むことが大事なのです。
◆「プレ承継」は、会社のいいところ、強みを見える形にしよう、みんなで、そこを確認しようという 取り組み。
◆ついつい、どこが問題かと、周りから突いてしまうが、それでは後を継ごうとする人は出てこない。
◆強みを本当に活かすには何が必要なのか、どんな経営戦略が必要で、例えば、どのようにブランディングをしていくのか、あるいはどういう販路を探してきたらいいのか、これらを問うことが大事。
◆事業承継というのは、会社を引き継ぐことではなく、引き継いだ舞台の上にどんな新しいものを作っていくのか、自己変革、イノベーションの担い手になるというのが、実は事業承継の正体。
◆潜在能力を花開かせるという、そのおもしろさを引き継ぐ側が感じ取ってくれれば、まだまだ引き継ごうという人も出てくるし、引き継がせる勇気も出てくる。