茨城の中小企業診断士による「知恵の経営」

茨城県での知的資産経営(=知恵の経営)支援なら、NO.1の実績です!

強み(知的資産)の保有と活かし方

2013年11月15日 | インポート

昨日、日立商工会議所にて、知的資産経営をテーマにしたセミナー講師を務めさせていただきました。
日立地区は、日立製作所の企業城下町として発展した経緯もあり、地元中小企業のほとんどが、日立関係の仕事を行ってきました。
しかしながら、日立製作所も激動の波にのまれ、その影響が地元中小企業に大波として押し寄せています。
このような時だからこそ、日立関係との厳しいやりとりで鍛えあげられた、自社の強み(知的資産)を再認識し、その活かし方を考えていくことが、今後の生き残りのためには大事になってきます。
まさに、強みの保有と活かし方の関係です。
強みは、保有しているだけでは、なんら価値を生み出しません。
その活用の仕方により、高付加価値製品(サービス)にも変わりますが、活かし方を誤ると、とても残念な結果に終わってしまいます。
日本のものづくり企業は、世界で負けることがない、「技術・ノウハウ」という、単体での強みはたくさん保有していると思います。
ただ、その活用の仕方が上手くいっていない、そこに問題があると思います。
知的資産経営でいうところの、「価値創造ストーリー」を描き、強みの連鎖を考えていくことで、まだまだ、世界と戦っていくことができると思います。


経営理念への気づき

2013年11月09日 | インポート

知的資産経営報告書作成支援をしていく際、経営理念からはじまる価値創造ストーリーを考えていく場面があります。
その際、会社のしくみについて議論をしていて、「なぜ、そのような行動をとるようになったんでしょうか?」など、掘り下げていった結果、「経営理念に書いてあるとおりのことを実施しているよね。」と支援先企業のみなさんが気づきを得ました。
経営理念を全社員が共有し、それに基づいた行動をとっていくことが、企業の成功につながるということを、実践をもって知ることができました。
支援先企業のみなさまも、あらためて経営理念の大切さを知ったようで、支援の途中ではありましたが、非常に大きな効果があったと思います。
やっぱり、経営理念こそ、企業の強みを生み出す源泉です。


知的資産経営の専門家

2013年11月06日 | インポート

知的資産経営を専門として、中小企業支援を行っていますが、知的資産経営は、すぐに効果がでるものではないので、正直、果たして、自分の支援方法が正しいのか?と不安に思ってしまうことがあります。
支援者たる自分が不安に思ってしまうことは良くないことですが、社長にとってものすごく大事な会社を預かっているわけですが、生半可な気持ちでは、支援をすることはできない、その裏返しとして、果たして、この支援方法で良いのだろうかと、常に問い続けているのだと思います。
もちろん、知的資産経営の専門家として、自信をもって支援は行っていますが、自分の力を過信することなく、もっともっと自分自身を高めていく必要があると思っています。
周りを見れば、素晴らしい支援者の先輩ばかりです。
その方々を見ると、もっともっと努力をしなければと考えさせられてしまいます。
最近は、目の前の仕事に追われることが多くなってしまいましたので、インプットの時間も確保し、知的資産経営の専門家としての能力を高めていきたいと思います。