茨城の中小企業診断士による「知恵の経営」

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事業計画書の策定フロー

2016年09月19日 | ブログ
 事業計画書を策定する際のフローで、SWOT分析を用いることがあります。
 以前は、必ずと言っていいほど、SWOT分析を用いていましたが、ここ最近は、SWOT分析を用いていません。(正確には、最終的には、間接的に用いている、という表現が正しいかもしれませんが…)
 その理由は、何が強み・弱みなのか、その判断は極めて高度であるべきで、そんなに簡単にフレームワークに落とし込めるものではないのでは?という疑問を持ったからです。
 「知恵の経営」をしていくと気づくことですが、強みは、それ単独ではあまり意味がなく、他の強みとの連鎖によって、また、だれが、どのような場面で、どのように使うか、ということで、その価値が大きく変わってしまいます。
 これらのことを踏まえると、強みを深掘りし、その結果、その強みを将来どのように活かしていくのか、足りない強みがあるなら、どのように生み出していくのか、それを考えていくことが大事であって、強みの活かし方が分かれば、必然的に弱みの解消にもつながると思ったからです。
 その際、外部環境については考えていますので、間接的にSWOT分析をしている、という表現になりました。
 弱みを知ることも大事ですが、もっと大事なことは、強みとその源泉(強みを生み出した背景)を知ることだと思います。なぜなら、強みを活かすことでしか、未来は創ることができないからです。

平成29年度予算について

2016年09月01日 | ブログ
 平成29年度の概算要求が経済産業省のホームページにアップされました。
 平成28年度補正予算の内容もセットになっていますが、予想通り、「経営強化法」を中心とした、「攻めの経営」「未来への投資」を推進していく形になっています。
 「経営強化法」は、「本業を伸ばし、生産性をアップする、ただし、人件費カットは無しで…」ということを求めています。
 そのために、「しくみを工夫して、強みをより活かす・強化する」ということが必要です。
 まさに、「知恵の経営(知的資産経営)」をしましょう! ということです。
 今までもそうですが、来年度は、ますます「知恵の経営(知的資産経営)」が求められそうです。