前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

若草山ヒルクライム レースレポ その2

2012年02月28日 | Weblog
いよいよ初若草山ヒルクライムレースのスタートへ・・・・
いつもなら一度はいつも下見をする私たち。今回は、旦那の休日出勤が連日あったのと、義父の入院やらで
色々忙しかったため、来れずにいた。直前のくぅちゃんのコース設定の伝授を元に、行き当たりばったりでしか
走る余地はなかった。
とにかく一回走ってみたらわかるだろう・・みたいな感覚。
直前の情報では登りはかなりきつい・・・ということと、少し下りがあるけど急な下りで慌てて下ると危険
かも・・という情報があった。

距離はレースにしては短く、3.2kmのコース。
これが甘かった・・・
たかが3.2kmだとすぐ終わるやろ・・・ぐらいな感覚だった。
しかし、実際走ってみると、急な坂で凄く長く感じられる結果に・・

まずは、スタート地点へ並ぶ。
何と、豊岡英子選手も応援エールにかけつけてくれた。
自分の携帯で私たちの写真を撮ってくれる。
そして自分も入る~と私たちの元へやってきてくれ、女性全員での記念撮影。
私も自分のカメラをスタッフさんに私、撮ってもらったのが下の写真。

ははは、レースだというのにポケットにはいつものようにカメラや携帯、財布を持っていた私。喜
さすがにレース本番中は撮影しなかったけど、ずっとポケットに入れてたよ。

ピンク色の豹柄のジャージを着ている人が豊岡さん。喜
これは貴重な写真だよ~~~ 喜


そして、豊岡さんに、頑張って~~~と見送られながら、いよいよスタートした私たち。









最初、皆敬遠してゆっくり周りの様子を伺いながら走る。
私は、脚に自信がないのにいきなり2番目を走っている。汗
オイオイ・・・・誰か前に出て~~~みたいな・・・

登り始めからいきなりの勾配のきつい登りになる。
それがしばらく続く・・・

私はあくまでもマイペースで登る。
そして、MANAMIさんがスーッと前に出て、頑張りましょう~と私とYOSHIMIさんに声を掛けてくれる。喜
私も、頑張りましょう~・・と言い、私の分までMANAMIさん頑張って~と言う。

そしてYOSHIMIさんにも頑張りましょう~と声をかけて登って行く。
ここからはしばらく真剣に登る。
何人か前に出て、走っていく。

1kmぐらい走ってからかな?少し勾配が緩くなり、少し息を整える。
しかし、しばらく行くと又勾配がきつくなる。
普段、登りと言えど、あまり限界近くで走っていないため、結構息が上がる。ペースを乱さず、マイペースを
心がけて走らなくちゃいけないのがヒルクライム。実はまだヒルクライムのレース自身、経験が浅く、どんな
ペース配分で走ったらいいかわからない私。
前の大台ケ原では失敗した。最初平地のところでペースを上げすぎ、勾配がきつくなったところで完全足が
動かなくなり、挙句の果てに右足が痛くなって完全失速した苦い経験を持つ私にとって、全くもってヒルクライムの
知識やペースがつかめないでいる。
今回も最初からあげすぎると、後で失速するのがわかってるため、やや控えめに・・と思っていたのに、少し
オーバーペースになりがちで走っていたような気が・・・

しかも、緩いだろうと思っていたコースが、思っていたより勾配がきつく、かなりしんどく感じられるでは
ないか。
後で皆に聞くと、かなりきつかった・・との感想が多かった。汗
完全、甘く見てたなー・・・と自分でも思う。
けど、走るしかない・・・

中盤にさしかかり、ここでもきつい所と少し優しくなる箇所があったりを繰り返す。
2km地点ぐらいだったかな?さらに勾配がきつくなり始め、こりゃインナーに落とそう・・・とカシャンとギアを
変則したときだった。(ちなみにこの日はトリプルギアだった。アウターは使うことはなかったけど、52の39、
リアは25のギアで、インナーは何枚か知らない・・・汗)
きつい勾配に差し掛かったときに変則しようとしたためか?ギアが外れてしまった!
え?うそ!
私は完全に止まり、その場でいつものようにギアをアウターにして大きくクランクを回してギアをはめようとするが
うまくいかない。こんなときに限って!怒 焦れば焦るほどギアが硬くて動かない。
勿論後輪は浮かせた状態で作業する。
もう一度ギアを軽くして、クランクを回し、再びアウターに入れてクランクを回す。
そうこうしているうちに、1分後にスタートしたマウンテンカテゴリーの人が何人か私を追い抜いていく。

そのうちの一人の選手が、どうしたんですか?と声を掛けてくれる。
そのときだった。うまくギアが入った。
私は再スタートし、最悪~~ ギアが外れちゃって・・・汗 とその人に言って、又走り出した。

レースの最中にこういったトラブルがあったのは初めてだった。
けど、以前、SHIMANOの土井ちゃんにチェーンが外れたときの手を汚さずはめるやり方を教えてもらって以来、この
方法でやることをマスターしていた私。焦ってるときほどうまくなかなか入らないものだけど、何とか再スタート
出来ただけまだ良かったかな・・・と思っている。

そしてしばらく走っていると、今回サポートとして来てくれている豊岡さんが私を追い抜いていくとき、もうちょっと
だから頑張って下さい~と声を掛けてくれた。苦しそうにこいでいるのが分かったかな?苦笑
ありがとうございます。と私は言って再びペダルを進める。
そしてしばらく行くと私と同じギアが外れるというトラブルを引き起こし、止まっているくぅちゃんの長男さんが・・・汗
プロの選手がS太君の自転車を直す。

ちょっと気の毒だったけど、私もレース中のため、追い抜いていった。


そして、ラスト500mの札を発見。
予想以上の勾配のきつさに、ペースを上げようにも足が動かない・・・
踏むだけで精一杯の状態。ヨタヨタと登る。
んーーー、しんどい・・・・普通ならもっと踏めるような勾配なのに、足が動かずペースが上がらない。
少し下りもあったけど、ほんの少しだけだったような気が・・・それよりしんどい・・が勝つ状態。汗
残り300m・・の看板・・・
まだ300mある・・・みたいな・・・汗

なんか、最後はほんとペースが上がらなかったな~
約2km地点ぐらいのきつい勾配のときにチェーンが外れたというトラブルの影響で、戦意喪失してしまったような
感じだったかも・・・

最後本当に足がフラフラ状態になっていたけれど、ゴール近くで、私の名前を呼んで応援してくれる女の人の
声が・・・Mちゃん頑張って~~~~
ん?振り向くとくぅちゃんが次男さんを連れて応援してくれているではないか!喜
私は嬉しかった。ありがとう~~~~

そしてはれてゴールできた。喜

そしてすぐにMANAMIさんと遭い、お疲れさんでした~~~とお互いの健闘をたたえあう。

しばらくして、YOSHIMIさんも無事ゴール。
そのゴールの瞬間をカメラに納めることが出来た。喜

お疲れさんでした~~~~~~~~

きついわ~~~~ という第一声をはなったYOSHIMIさん。苦笑
確かにほんと、きついコースだった。汗









けどね、きついコースを乗り越えてきた分、友情が生まれるのがヒルクライムレースのいい所。喜

皆、走ってるときはお互い良きライバルとなるものの、やっぱり登りを制したものだけが味わえる喜びを
誰でも実感できるのがヒルクライム。
ロードレースとは違い、ヒルクライムは本当にお互いの健闘をたたえあう。
私はそれが大好き。

かつてコースを走ってるときは確かにライバル。競り合って我が先に!とゴールを競い合う。
しかし、ひとたびレースが終わると、普通の女性に変身。
そう、皆仲良しになる瞬間がここにもあった。

ある一人が、写真に写ってください・・・と近寄ってきた。
それを機に、私のカメラでも・・・私も・・・と皆スタッフの人にカメラを預ける。

この瞬間、本当に皆お疲れさん・・・と健闘をたたえあい、仲良くなる瞬間となるのだ。
以前違うレースで顔を知っている人もいれば、今回初めての人もいる。
しかし、レースが終われば皆仲間なのさ。喜

そしてどこかのヒルクライムで顔を合わせれば、あのときはどうも・・・又会いましたね~
頑張りましょう~とお互い話し掛け、健闘をたたえあうことが出来るのだ。

楽しかった~~~

皆ヒルクライムで疲れてるはずなのに、元気一杯の満面の笑み。
最高でしょ。喜

ヒルクライムのレースでは、山頂から下山するまで、少し待機時間があり、その時間はくつろぎの時間と
なる。やっぱり苦労して登って来た分、お互いの健闘をたたえうふれあいタイムとなるのだ。
これは、鍋谷や葛城の山頂で休憩しているときに他のサイクリストさんと話すきっかけと同じ境遇である。
そう、特にこういう機会では、滅多に普段会えないけれど私と同じように普段走っている女性サイクリストさんと
知り合いになる絶好の機会なのだ。
ここに映っている他の人たちもそう感じてるんじゃないかな。そしてすぐに仲良くなるのだ。喜
お互いライバルなんだけど、やっぱり自転車を愛する同じ境遇の人と知り合いになれるのって嬉しいものだよね。

ほんと、皆輝いてる~~~~~ 又遭ったとき宜しくね~~~







そして、素晴らしい結果を出した人が・・・・
MANAMIさんは3位、それでも凄い記録だよ~
MANAMIさんより速い人がいた・・・驚
前に比叡山ヒルクライムでも走って、優勝したM本さんが今回も優勝した。
凄い!
2位の人は高校生の自転車部に所属する、かつてロードレースで一緒に走ったことのあるS久保さんだった。
元キナンに所属していた選手。メキメキと力を付けている。ヒルクライムで遭ったのは初めてだった。

そしてMANAMIさんはとっても明るい。喜






いつか私もこうしてヒルクライムで表彰台に立ちたいものだ。
夢の又夢だけど・・・
私はもっぱら本当はスプリンター系なんだー。登りはどちらかというと苦手。登りは好きだよ。好きだけど、速いのと
好きなのとは全然違う。決して登りは速くはないのだ。
それに日に日に登りは遅くなっている。力がなくなっている。明らかに去年の方が速かった。そして去年よりおと年の
方が速かった。要は、年々力が落ちているってこと・・・
だのに、なぜヒルクライムに参戦するのか?それは、やっぱりこうした素晴らしいふれあいがあるのと、こんな機会で
ないと走れない所を走れるという目的で参戦しているのだ。

そして、トータル的にやっぱり今回も来て皆と出会えたことにとても喜びを感じていた。
やっぱりヒルクライムレースは楽しい!面白い!という結果に・・・
皆で苦労して走った分、その後の喜びは計り知れない満足感となって返ってくる。






そして、やっぱり表彰台の常連選手は、しっかりと表彰台の真ん中に立っていた。喜
しっかりとした力強い走りをするI原さんだ。

実は女子カテの1分後にスタートしたMTB部門でI原さんは走っていた。当然すぐに抜かされるやろうと思ってたら
案の定。
私を追い抜かすとき、頑張って~と声を掛けてくれた。嬉しかった。
雪の葛城で2週連続遭ったI原さん。とっても登りが速い人。
是非、今度ほんと、登り方伝授してください。

そしておめでとうございます。

やっぱり、周りの知ってる人でこうして表彰台に立ってるのを見ると、本当に自分のことのように嬉しくなるよね。

凄い!本とに心からおめでとう~~~と言いたい。
自転車は1秒タイムを縮めるのは至難の業である。特にロードレース。
ヒルクライムでもその日の調子によって大きくタイムが変わってくる。そんな血のにじむような努力を惜しまず、日々
努力している結果がちゃんとこうして現れるのが自転車なのだ。

それはわかってるんだけど、自分も・・・となるとなかなかね~ 汗
だから、こうして表彰台に立てるのが凄く羨ましい。いつか私も・・・って、無理無理!けど、希望は捨てないよ。
諦めるのは簡単。私は諦めるのは嫌い。自転車が大好きだから・・・

やっぱり、自分を信じて走り続けるしかないのかも・・・ そう、自分自身、信じて走ったらいいのかな。
きっとやれる!皆に出来て私に出来ないはずはない・・・ってね。(気だけはそう思ってるけど、現実はそうはうまく
いかないね。汗) 平地の方がどちらかというと得意な私。どちらかというと、SHIMANO鈴鹿ロードの方が
得意。登りはね~~~~ 汗 泣






そして山頂でくぅちゃんと話をさせてもらい、くぅちゃんと次男さんはバスで下るため、奈良駅の方に行っちゃう為、
S太君と一緒に下ってやってほしいといわれて、一緒に下ってきた。
S太君、ちゃんと下りもうまく下ってたよ。全然危なげなく下ってきた。


そしてくぅちゃん旦那とS太君とうちの旦那で話してたとき、帰るために身支度を整え、私の姿を見つけて
寄ってきてくれたのはI原さんだった。

おめでとうございます~~ お疲れさんでした~~と声をかけ、はれて一緒に頑張って登った3人で一緒に記念撮影。
皆頑張った。よく頑張った!ほんときつかったけど、楽しい登り。やっぱり登りが好きな面々。
登りはしんどいけれど、登ったときの達成感が何とも言えない素晴らしさなんだもん。

そしてこれからも走り続けましょう~~~

こうしてI原さんとも一緒に写真を撮れたことが私にはとっても嬉しかった。
勿論S太君とも写真を撮れて嬉しかった。
S太君も凄く登りが好きでよく頑張ってるから、いつかはぬかされるんだろうな~ 汗
頑張り屋さんの皆さんである。喜






そして本当に頑張った人がここにもいた!
そう、いつも明るいMANAMIさんである。

走る前は相当緊張していたようだったけど、やっぱり走ればしっかりと力強く走っていったスーパーウーマン。
色々お話もさせて頂き、とっても楽しい時間を過ごせた。喜

一緒に写真を・・というと、ひょうきんなMANAMIさんは、アイーンのポーズ。喜 笑
私もしたら良かった・・・笑






そして、お疲れさんでした~、気を付けて~と、一旦バイバイしたものの、ここ奈良では、あちこちに
鹿が存在する。
当然、学校を出たところにもいた!鹿が・・・
その鹿とたわむれる様子を密かに撮影。喜

実は、私もこのあと、鹿とMANAMIさんと一緒に撮ってもらおうと思ったんだけど、残念ながら鹿が
移動してしまって、一緒に撮れず・・・残念。

そしてここで本当にMANAMIさんとはバイバイした。

又今度鹿と一緒に撮れたらいいですね。喜







そして、鹿と共に写真を撮ることを諦めない私たち。
少し奈良を観光することにした。

近くにあるのが東大寺。
ここにも鹿がいることは明らかだった。

そして公園らしきところに行って鹿をバックに記念撮影。
バッチリ鹿が、何事か?といわんばかりにこっちを見ている。
というか、ちゃっかりしっかりカメラ目線。喜






そして東大寺の前まで来て、ここにも鹿がたくさん。

旦那も鹿とたわむれる。喜

大人しくてかわいい鹿さんこんにちは。喜





鹿も毎度毎度の観光客に、しっかりと人慣れしてるんだろうね。
特に怖がる様子もなく、堂々とした様子。

まるで自分たちの縄張りに私たちが入ってきてるかのように、どっしりとしている。笑





そして、せっかくここまで来たのだから・・・ということで、私たちは拝観料を払って東大寺の中を
見物することにした。

その模様は又今度~~~

明日は多分残業の予定。
レポ、出来たらするけど出来なかったらすみません。

とりあえず今日はここまで~
又ね~

おっと、肝心の結果を言うのを忘れてた。
女子エントリー、24名だったかな?あったものの、実際の出走は19名、その内私は6位だった。
結果は、ヒルクライムの苦手は私としてはまあまあ、我ながらに・・という成績だった。
けど、結果より何より、楽しめたことが私には嬉しかったレースだったよ~