前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

日曜チーム練のち懲りずに雪山葛城 その3 最終章

2012年02月09日 | Weblog
素晴らしい葛城山。
色んな意味で本当に、よくぞここに存在してくれた!みたいな・・

暑いときも寒いときもジッとこらえて聳え立つ山。その山から色んな出会いが生まれ、そして色んな思い出が
描かれる。
辛いときも苦しいときも、どんなときでも苦楽を共にし、やがてそれは感動へと変わる。
そして、やがて自分自身への強みとなり、自信となり、様々な点において、やっぱり来て良かった!という結論に
達する。

そりゃ、登ってるときはしんどいよ。けどね、そのしんどさが返って自分を勇気付けてくれる。
私でもこの山を登れた!という感動が何とも言えない。久しく登っていなかったら、かなり厳しい登りに
感じる。けどね、根気良く登っていたら間違いなくしっかりとした足取りで登れるようにもなる。
そう、登ることに大きな意味がある。別に速く走れなくてもいいんじゃない?同じ登るなら楽に登れたらそれに
越したことはない。けどね、しんどいから・・と始めから登らない・・・と言うほうが間違ってるよね。
しんどかったら何回でも休憩したらいいねん。そう、一気に登ろうと思わず、何回でも休憩しても誰も怒らないって。
そのうち、脚に筋肉が付いてきて、徐々に一気に登れるようになっていくもの。
休憩することが恥ずかしいことだとは私は思わない。
むしろ、登らないことの方が恥ずかしいと思ったらいいんじゃないかな。

雪山だけに限らず、普通のときでも・・の話ね。
それだけ、葛城は皆に登ってほしいな。鍋谷でもいいけれど、葛城は茶店があり、色んな登山客も訪れる。
バイクのライダーも集まる。
そして、自転車で登ってきた・・・と知ると、誰しもびっくりするんだ~
そこで会話も弾むというもの。

楽しく走ることをモットーとしている私たちにとって、葛城はある意味、出会いの源と言っても過言ではない。
現に、何人ものサイクリストとこうして交流が持てるのも、葛城山あってこそだと思っている。
そして尚も、ドラマは繰り広げられるのだ。さー、あなたもドラマの主人公になってください。








そして、今回、雪山のドラマは最終章を迎える。(本当は新しい雪山のドラマを作れたらいいなーと思ってる
んだけど・・・汗)

I原さんが下って行ったあと、私たちも補給を済ませ、皆で塔原を下るため、下る準備に余念がない。
ジャンパーを着、首も温かくして、手袋も2重にし、私と旦那は靴にアイゼンを装着。
下りの装備は完璧である。












そして、皆で気をつけて降りていく。
私は思いっきり慎重に用心に用心を重ねすぎるぐらい重ねて、皆からおいていかれるも、自分の慎重さを欠くこと
なく下っていく。
ある程度下ったところで皆待っててくれる。喜
すみません。お待たせしまして・・・汗 けど、これ以上速く下れないんだよね。汗
ちょっとスピードが出たら雪だから怖い怖い。ある程度スピード出しても大丈夫なんだろうけど、焦る気持ちを
なくして思いっきり慎重に降りて行く。
N瀬さんも滑らないように終始私の後ろで走っていた。

皆速い速い・・・
私、普通の下りなら速いんだけど、雪ともなれば話は別である。
今シーズン一回目の雪山下りで滑ったのが頭をよぎり、よけいに慎重になっていた。

もっと、ダートコースで悪路を慣れさせないと駄目だね。ダートも面白いんだよね~


そして、ようやくアイスバーンの区間も超え、普通の道へとなってからは普通に下ってこれた。
無事何事もなく、皆下ってこれた。喜

そして塔原のバス停で一旦止まり、皆下り仕様にしていたのを元に戻すべく、ゴソゴソと準備。








雪用にタイヤの空気を抜いていたhideさんは、平地向きに再度空気を入れる。
きちんとSAYOさんの分まで入れてあげていた。喜(愛する奥様のために・・照 喜)

夫婦でいつも頑張っているお2人さん。とっても仲がいい。
って、私たちも仲いいんだけど・・・笑

これからも夫婦でずっとずっと走り続けて下さ~~~いね。
20年たっても30年たっても・・・必ず・・・
(10年先は走っているのがわかってるから、あえて20年先、30年先と書いたよ~ 喜)






そしてそして、最高の写真が撮れたよ~~~
バス停のいすにカメラを設置し、セルフで皆で揃っての記念撮影。
撮ってから確認し、思わず、ウ~~~~とうなってしまった私。思わず、最高の写真が撮れた!と嬉しかったのだ。
皆いい顔してる~~~~

それもこれも、苦労して雪山を制覇できたことへの喜び、そして思う存分白銀の世界を堪能できた喜びが
全て顔の表情に出ていたような、そんな気がした。

今回の雪質は最高、雪の量も丁度いい感じで、走りやすかった。あまりアイスバーンでトラブルもなく、アイゼンは
いらないぐらいの状態だった。だから、ある意味安全に走れたことが私には嬉しかった。
雪質が悪かったら下りも危ないから歩いていかなくちゃいけない。歩いてても滑る可能性だってありえるのだから・・

そういう年もあった。かと思えば、楽にスッと登れる年もあった。雪の状況は、その時になってみないとわからない
もの。今回は、難なく登れ、十分雪を楽しめ、下りはそんなに風もないときが多かったということが、本当に救い
だったね。

それもこれも皆の日頃の行いがいいからじゃないかな?私はそう思う。
最高の写真、最高の笑顔、そして最高のツーリングが出来て私は本当に幸せである。
そして素晴らしいドラマが作り出されたことは、I原さんをはじめ、チームメンバー、そしてhideさん・sayoさんの
おかげである。喜








そして、射撃場を超えて帰るというhideさん・sayoさん。私たちも射撃場を超えることに・・・

そこで、元気の有り余ってる男衆は、プチバトル開始。驚

hideさんがアタックを仕掛けたのを見て、すかさずN瀬さんもパワー炸裂。
そして続いて皆ついていく・・・といった感じ。

あれ?雪山で脚使ってなかったのかな~?笑
それにしても皆健脚な持ち主で、ある意味、疲れ知らずである。

あ、雪で嬉しすぎて、疲れているのに気付いてなかったか?笑





sayoさんは、疲れてるのに~とゆっくり走りながらでも楽しそう。
そう、私と一緒である。走ってて楽しいって思える走り方が一番いいんだ~

しんどい走りだけじゃ面白くも何ともない。私はいつもしんどさの中に常に楽しさを見つけながら走っている。
だから長続きするんだよね。
トレーニングトレーニング・・・と躍起になってるばっかりじゃ、義務感にさいなまれて、楽しくも何ともない。

それより、脚を休める走り方も大事だと思っている。
だから、あえてアタックにはついていかず、登れる範囲でsayoさんとゆっくり登っていた。喜



そして内畑の交差点でhideさん・sayoさんとバイバイし、私たちは牛滝を海の方向いてひたすら下って行った。

又走りましょうね~






そして私たちは、走りながら雪山の風景を思い出しながら、幸せ一杯の余韻に浸りながら走っていた。

N瀬さんも改めてマウンテンは走る視野が広がる・・と喜んでいた。
そう、ロードはロードの世界があるように、マウンテンにはマウンテンの世界が広がる。
チーム練はどうしてもロードで走る世界が主流だから、なかなかマウンテンの良さがわからないんだよね。

15年~20年前は、マウンテン全盛期だったらしい。それこそ、ロードで走ってる人は少なかったと言う。
サイクル的に又マウンテンが見直されるときも来るのかもしれない。
ランドナー自転車が見直されてきていると言うもんね。前に荷物を入れられるカバンをつけた自転車。
サイクリング用の自転車が売れているとか・・

私はマウンテンもロードもどちらも大好き。

これからももっと自転車が広がると嬉しいな。






そして接なる思いは、もっと安心して自転車が道路を走れる環境を日本でも作ってほしいということ。
オランダやヨーロッパは、その点、凄く進んでいる。
日本は、自転車ブームといえど、なかなか車が自転車を煙たがってるのがわかる。

お互い気持ちよく道路を使いたいよね。

自転車もマナーを守り、ドライバーに応援してもらえるような環境で、お互い気持ち良く走れたら最高だね。
譲り合う精神って大切だと思う。

全ての人のための道路なのだから・・・