【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

こんなパターも…  ......問題はそこか?

2019年01月11日 17時11分43秒 | ゴルフ





設計者…デザイナーは真剣に考えているのでしょうから
笑っていいのか、悪いのか 微妙なトコロ ではありますが、
マイナスロフトのパター、 もしくは
フェースに縦のバルジ(ロール)、つまり ふくらみのあるパターを
割と大手のメーカーが発売していたりします。
     ****写真は載せられません

その開発の中に 真理が見え隠れ したりもしますが
プロも含めた 多くのゴルファーのパッティングが
しゃくり打ち~煽り打ち になっており
 それによって 転がりが悪い、無駄な回転がかかる
 ボールが跳ねてしまう と言うのを解消しよう
と言う目的があるわけですが、
問題は 「しゃくり打ち」にあるのであって
そして その問題は
 パターを売り込む際、
もしくは パッティングストロークを説明する際
ボールには「オーバースピン」をかけましょう、
というのが発端になっています。

ボールは球体であるが故に
地面にそって 移動する際
必ず 転がり となって 移動します。

ボールの外周は 約15センチなのですが、
1メートル50センチ を移動するのに
〇5回転
〇10回転
〇20回転
と 3種類の選択を用意した場合、

〇5回転で 1m50cmを移動するのが
一番 打つエネルギーも少なく、
地面との接触も少ないので 芝目や傾斜の影響も受けにくくなります。

~~~転がるけれど 滑って進むような感じですね。

これはパッティング、パターの話…ではあるのですが、
総じて このパッティング悩むゴルファーは
パッティング以外にも 似た悩み・共通した悩みを持っており
それは パッティングストロークが「しゃくり打ち」「煽り打ち」になっているコトが
表しています。
そういったゴルファーは アプローチは上げるショットばかりになり
ランニング・・・正しくボールを転がす、移動させることが苦手で
ショット全体にも距離不足に悩む傾向があります。

ショットが距離不足、アプローチが上げ球中心、
そして パターのしゃくり打ち 👉パッティングのショート癖
なのですから 当然、スコアの伸び悩み に陥るのです。

ですので 煽り打ちを解消せず
ロフトをマイナスにして 多少なりとも パッティングの
ショート癖を改善しても ゴルフ全体の改善にはならず
また パッティングを煽り打ちをするひとにとっては
その 縦に膨らみのあるパターは ドミス の可能性も含んでいますので
正直、3か月も使わないんじゃないでしょうかねー。
開発した人は とってもまじめに考えて…ではあるんですが
もう少し ゴルフ全体を大きい視野で見てあげられると良いと思います。
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道具としての『パター』で決まるパッティングストローク

2019年01月11日 13時53分43秒 | ゴルフ



パターのシャフト…なんていう部材は
なきゃ打てないから程度の扱いで結構ぞんざいな存在です。
よく考えてみると マレットパターにあるような
ベント(曲がった)シャフトなんて
 シャフトの意義を無視しているようなものですね。

市販のパターヘッドは
だいたい 300~330gです。
結構重いことを売りにしているものでも
 330g がいいところです。



宣伝…みたいになってしまいますが
弊社の L型ブリストルパターのヘッド重量は
 470g  …この差はあまりに大きいです。

でも もしかすると シャフトの硬さの差の方が
数値的にも、ストローク的にも
より大きいのかも知れません。

某有名○○パター 34インチの振動数(硬さ)は
 340cpm です。

進化版の L型ブリストルパターの振動数は
 130cpm

 ヘッド重量も違いますから一概には言えませんが
 半分・・・3分の1に近いような数値です。


これがものすごく大きいと思います。


兎も角 簡単
このヘッドの重さ このヘッド硬さ(柔らかさ) があると
勿論 グリップを移動させるからヘッドが動くのですが、
そのヘッドの動かした速度とボールの速度が
ほぼ一致します。
パターヘッドでボールを弾く という感じでは
全くなくなってしまいます。

最近 とみに思うんですが、
正しくクラブを扱えない人が
なんどか独自の工夫を 理論 と呼んでいる気がします。

パッティングも同じだと思いますね。

確かに 地面を転がるパッティングは
順回転で転がっていきます。
しかし これは多ければいいというものではありません。
普通のショットと同じで
ボールの移動速度との関連になります。

始動時、ボールは自重(45g)によって
芝に少し沈んでいます。
ここで いきなり不必要な「オーバースピン(順回転)」
を掛ければ、自分のはまっている穴の前壁に
ぶつかってしまって跳ねてしまいます。
ここで大きなエネルギー(ロス)を使ってしまうので
すぐにボールは 推進力を失ってしまいます。
多くのゴルファー、トッププロのパッティングを
見ていても ボールの速度の減速が顕著で
しっかり距離が打てていないというか
ボールスピードで距離感を把握できない
パターストロークになってしまっています。

たぶん・・・多分ですけれど
これも パターそのもの
パターヘッドの圧倒的な重量不足と
パターシャフトの冷凍マグロと化した硬さのせいから
スタートしていると思います。



ヘッド重量が軽く、まるで運動の無い硬いシャフトでは
パターそのものに 質量としてのボールをどかす力が
完全に不十分です。
まったく無い に等しいエネルギー不足です。

これでは弾いて打つしか 飛ばす方法はありません。

ショットよりも より方向が重要なパッティングは
(勿論 一番重要なのは距離感です)
ヘッドを回転させて打つ 訳にはいきません。
そこで 縦に弾く ことになるのだと思います。

それを後付けで パッティングはオーバースピンを
と なるのだと思いますねー。
体を開いて腕で振るスイングでは
体重を左に移すことがほとんど不可能です。
だから 一軸スイングやスタック&ティルト なんて
ど素人みたいなスイングが生まれてくるのでしょう。

L型ブリストル、特に進化版クラスの
ヘッド重量とシャフトの硬さ を使って
パッティングを始めれば、スタートしていれば
それらの理論はまったく無意味で
ボールを転がす なんて 感覚通りにやるだけ
ってわかるんじゃあないだろうか。
こんなにも ストロークを教えてくれる道具は
かつて無かったのではと思います。

ボールは非常に自然な転がりをします。
速くなったり 急に減速したりせず
その距離を移動する その感覚通りの速度で動きます。
その速度をパターヘッドで与えてあげればいいだけです。

ヘッド重量が十分にありますから
非常に推進力が高く、
市販のパターに比べると
 圧倒的にゆっくりと転がり 狙いの距離に届きます。
ですので ストロークはとても小さくて大丈夫です。
ほとんどの距離は 靴の幅の中で打ててしまいます。

パターヘッドの運動速度通り ボールも移動するので
距離感もすぐに掴めます。

パターにエネルギーがあると
ボールは曲がりにくいですし、
ブレーキがかかることも少ないので伸びて見えるでしょう。

でも これが本当のボールの転がり なのです。

市販の軽いヘッドの硬いシャフトのパターで
パッティングさせられているゴルファーが気の毒に思えます。
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ゴルフクラブ◆ライ角度とシャフトの硬さの関係

2019年01月11日 13時52分39秒 | ゴルフ
ハミングバードでのアイアンセットは
番手ごとに 0.5度刻みのライ角度にセットします。
ウエッヂになっては 0.25度なんてこともあります。

市販の多くのアイアンセットは
番手ごとのライ角度は 1度刻み です。



実はこの差はかなり大きくて
例えば 5番アイアンを60度スタートとしましょう。
5度刻みであればPWで 62.5度
AWやSWを 62.5度か63度にセットできます。
ところが市販アイアンセットの 1度刻み であると
PWで65度、AWになればもっと…かも知れません。

ライ角度はそれぞれの人の構えに適して、
というのも大切ですが、
同時に弾道の方向、出だしの方向に影響を及ぼします。
フェースの向き、というのは
ライ角度とロフト角度の複合体ですから
アイアンでは存在しませんが
ロフト10度のライ角に対し
ロフト45度のライ角は4倍角度効果があります。
ロフト10度のクラブは普通近辺のライ角度であれば
あまり方向に影響しませんが、
ロフト45度以上のクラブの場合、
方向に対し、ライ角度はかなり敏感に作用します。

もう一つ ライ角度で重要なことは
クラブには動作時、重量が一直線上に揃おうとする
効果が働くため、シャフトの硬さと密接な関係にある
ということです。
ウエッヂで言うと
振動数300cpmの硬さのライ角64度と
振動数250cpmの硬さのライ角64度では
動作時にはあきらかに シャフトの硬い方が
アップライト度は大きく残ります。

構え・・・にとって大切なライ角度 ではありますが、
自分の使う「シャフトの硬さ」に応じて
考える必要があるという事です。


実はこの2点で
市販のアイアンセットは 致し方ない部分はあれど
致命的な問題を持っています。
アイアンセットはシャフトの硬さの流れが
ちゃんと流れていないとライ角度が数値上揃っていても
あまり意味を持ちません。
シャフトによって数値幅は異なりますが、
市販のアイアンセットの主流になっているスチールシャフト
特に軽量スチールシャフトは
長いものから短いものに行くにつれ
数値が流れておらず、よりシャフトが硬くなっていく
セッティングが多く・・・・・殆どの状態です。
つまり ライ角度の影響、方向への影響が
激しくなる短いクラブほど
シャフトが硬く、そして 1度刻みであるため
より アップライト効果が残ってしまい
ちゃんとセッティングされたクラブに比べると
より左に引っ掛かり易い状態になってしまっている
という事なのです。

まあ 正直、一般の成人男性が
市販のスチールシャフトを使う
というか素材としてスチールと言う意味でなく
その「硬さ」を使うこと自体
体を痛めやすく、ちゃんとしたスイングも覚えられない
代物ですから、どうでもいいと言えばどうでもいいのですが、
短いクラブは「より引っかかる」というのには
こんな具体的な秘密が隠れているのです。

これをクラブのせい ではなく
自分のせい にしてしまうと
よりスイングがこんがらがってしまうのでしょうね。
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