【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフクラブ◇悶絶クラブを使い始められる方江

2019年01月25日 21時19分57秒 | ゴルフ



弊社の平均的な通称「悶絶クラブ」は
5番アイアンを参考にすると
平均的市販品(軽量スチールシャフト装着)のヘッド重量
➡240g
➡300g
シャフトの硬さ
➡280cpm
➡170cpm
とダブルで襲ってきます。

もう この位のスペックになると
ヘッドを振ってボールを打つ
それに ヘッドが重くて、シャフトが柔らかいので
より強い力で「弾く」、より強い力で「反発する」という
子供だましは通用しません。
それが可能なのは 
ヘッド重量 260g 
振動数220cpm  位まででしょう。

初めてご来店される多くのお客様が
ブログなどの前情報であらかた想像はされていた
とは思うのですが、
実際に手に取ると「数秒」無言の間が出来るほどです。

多くの平均的アマチュアゴルファーは
グリップを支点にヘッドを振るのが当たり前
という認識を持っています。
そのWで襲ってくる「悶絶クラブ」で
その扱い方をしようとすると
 …柔らかさはヘッドの重さを倍増させます故
自分の思った通りにクラブは(全く)動いてくれず
 …そもそも 自分が動くことでなく
  クラブ、特にヘッドを動かそうとする考え自体が
  スイングを困難にさせているのです
その重さにかなり困惑することになると思います。

まず 初期の段階では
頭の中を整理して
➡クラブは自分が動かなければ動かない
➡自分が体を回して
 グリップを移動させないとヘッドは移動しない
➡回ること、向きを変えること、回転すること
 それそのものが打撃である
という認識を 実際に動作として出来る出来ないは別として
ゴルフクラブ扱いの 基本テーマ として
しっかり持つ ということはとても大切です。



まずは 動きのないシャドースイングからで十分です。
ここで クラブ、ヘッドの形状の重さの意味 を
知ることがのちのち大変役に立ちます。

クラブを持って トップの形を作ります。
この場合、前傾姿勢はあってもなくても どちらでも です。
右ひじを外に張って グリップを体の幅の間 に収めます。
この時、巷で流行している右ひじを下に向けて体のくっ付ける
というのもやってみてください。
二つを比べてみると 次 の動作に入るのに
クラブが作り出す負荷というか、重さの違いに
もの凄く大きな差があることに気付くはずです。

流行っている オンプレーンスイングなどは
力づくで ゴルフクラブを振り回す、服従させる
そんな感じの扱い方ですので
クラブが作り出す重さ などは完全に無視しています。
もっとも その手のスイングのする人のほとんどは
軽くて、ヘッドの感じにくい超硬いシャフトを
使っていますから それも納得です。



悶絶クラブで右ひじを下に向け、体にくっつけたような
トップの位置を作ると
当然 グリップだけでなく ヘッドも
大きく体の右にずれます。
そこでのクラブの重さは
よりクラブは右、自分の後方に残りたい という重さばかりか
その位置関係によって クラブは最大の重さ の状態
になっています。
グリップには上に上がる負荷がかかり
クラブの重さによって 放っておけば
次の動作で右サイドが下がる、潜るような重さが掛かります。

一方、右ひじを外に張って、グリップを体の幅に収める
トップを作りシャフトを地面に概ね垂直にすると、
クラブは一番軽い状態になります。
ゴルフクラブの 長さ が消えた状態になる訳です。
一番軽いとは言っても 悶絶クラブ ですので
重さは感じると思います。
その重さがグリップを どの方向に動かしたがっているか
感じてみてください。

ボールを打つのは そのトップの位置から
どの方向に、どれほど グリップが移動すると
ボールを打てるのか
自分はどの方向にグリップを動かしたいのか
クラブ自身が動きたがっている方向と
出来るだけ近似値の方が当然楽ですよね。



スイング用語にある
「クラブを立てる」「シャフトを立てる」とは
クラブそのものやヘッドの重さを使って
重力方向にグリップを最大に移動させることのできるサマ
を指します。
申し訳ないですけれど
ベンホーガンや石川遼君のそのトップは
まったくシャフトが立っていない
最大にクラブが寝た状態なんですけど
彼らほどに才能や根性もない、練習量も豊富でない
 アマチュアのオジサンゴルファーが
それを真似てもうまくは行かないでしょう。
私たちの運動性能や学習性能は日々劣化していくのですから
利用できるものは利用した方が良いですし、
ゴルフという 現場に出れば自分しか頼りにならない
スポーツというか、遊びでは ゴルフクラブを最大の味方
としておく方が良いのではないですかね。
何も今更 現場に行ってまで
ゴルフクラブと格闘しなければならないような
ゴルフスイング、クラブ扱いを追いかける必要は
無いような気がしますがね…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

L型ブリストルパターのシャフト

2019年01月25日 21時16分00秒 | ゴルフ





L型ブリストルパター(進化版)についての
多くのお問い合わせを頂き、ありがとうございます。

シャフトについて 尋ねられることがあるので
それについて書いてみます。

パターに限りませんが、
シャフトの素材の スチールとグラファイト(カーボン)
この二つには実は何の違いもない と言えます。

割と固定観念が強い のか パターやウエッヂなどは
重量が重くなるスチールの方が良い と考えている人がいますが
それは全くの誤解です。

スチールシャフトは鉄(合金)の鋼材を巻いたただの筒です。
それが何か特別な性能を持っている訳ではなく
単一素材であるがゆえに
太さの変化(俗に言うテーパー度合) と
ステップでしか 特徴を作ることが出来ません。
スチールシャフトの一番の利点は
 工業製品として安定して同じものが得られる
という部分にしかないと言い切れるほどです。

重量の関して…ですが
その前に スチールの方が硬い・・・
いえ 強い と思っている人がいますが
それも大きな間違いで、
繊維で構成するグラファイトの方が
圧倒的に強く(何倍もの強度)作ることが出来ます。
また 繊維で構成するため
負荷のかかる方向にも特性を持たせることが出来ます。
最近では悲しいことに、作る側のコストの都合 優先で
作られているグラファイトが多いので
言いにくいことではありますが、
本来 グラファイトは形状、テーパーの付け方、重量、
使う繊維やシートの構成 シャフトそのもの重量配分など
無限な組み合わせが可能ですから、
圧倒的に機能性は充実している筈。。。なんです。


グラファイトシャフトの方が軽いものが多いのは
技術的に「それが作れる」から、であるのと
平均的なスチール並みの重量のグラファイトシャフトを作ると
強すぎて、硬すぎて、いいところが出てこない ことです。



パターだけに限りませんが
グラファイトシャフト装着のクラブの最も大きな利点は
同じバランス=スイングウエイト とすると
スチールシャフト装着のそれに比べると
20g以上重いヘッドが装着可能です。
これが アイアンなどのグラファイトの「飛ぶ」と言われる
最大の理由です。


シャフトは硬ければ硬いほど
ヘッドが感じにくい、ヘッドが軽く感じられます。

50g重たいシャフトが装着されているものと
50g重たいヘッドが装着されているもの
計量器に載せれば 総重量は同じであったとしても
先端に重さのある方が クラブとしての慣性モーメント
動かした時の重量感は
格段に ヘッドの重いものの方が上 です。
これはウエッヂなどでも同じです。

ヘッドの感じ難い硬いシャフトになりがちな
スチールシャフト装着のパター では
その目方ほど 重量感は感じない ものです。

軽く感じる硬いシャフト装着のものに
本当に軽いヘッドが付いていて
重く感じる柔らかいシャフトのものに重いヘッドが
付いているんですから、随分と差がありますよね…。


これも神話というか 都市伝説に近いですが
重い(スチール)シャフトの方が スイング/ストロークが
安定する なんて言われますが、
その手の話を豪語するゴルファーは
練習量も豊富で、運動性能も高い方たちばかりです。セミプロ?
それがないから、出来ないから悩んでいる訳ですから
それを参考にするのは なんだかな って気がします。
一体だれのためにゴルフをして
誰のためのゴルフクラブなのかよく考えるべきです。



『L型ブリストルパター』特に進化版は
一般的に市販のパターに比べると
約5割増しで ヘッドが重くなっています。 ➡470g以上
シャフトの硬さは それを表す振動数という数値では
一般のスチールシャフト装着のパターは 330cpm
進化版のL型ブリストルパターでは 140cpm以下
ですので、総重量では似たようなものであったとしても
持った時、動かした時の重量感の差は  …たぶん
3倍以上に感じるのではないかと思います。
持ち比べてしまうと市販のパターはオモチャのようです…。

重く感じるパター・・・
そして 小さなストローク、遅いストロークであっても
遠くまで転がる 破壊力=ヘッド重量
慣れたとき どっちが安定するか は
火を見るよりも明らか だと思うのです。

まあ 軽口ですけれど、このパターが
量産されるほど売れてしまったら
間違いなく ルールの束縛を受ける と思います。
(現時点では ゴルフのルールには何ら抵触していません)
それほどの性能を持っていると自負しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダウンスイング時の左右グリップの関係

2019年01月25日 20時59分38秒 | ゴルフ
ダウンスイング時の左右グリップの関係
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする