(途中)NYダウ94ドル安 金利先高観でハイテク株に売り
2021年2月19日 5:26
ニューヨークのウォール街=AP
【NQNニューヨーク=岩本貴子】18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、15時現在は前日比94ドル68セント安の3万1518ドル34セントで推移している。米失業保険申請件数が市場予想より多く、労働市場の持ち直しの勢いが鈍いと受け止められた。長期金利の先高観測を背景にハイテク株などが売られていることも相場の重荷になっている。
18日発表の週間の米新規失業保険申請件数は86万1000件と前の週から1万3000件増え、市場予想(77万3000件)も上回った。
長期金利は1.3%前後と約1年ぶりの高水準で推移している。金利が上昇すると相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)銘柄が売られ、スマートフォンのアップルや顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムが安い。
小売りのウォルマート株の下落もダウ平均の重荷になっている。2022年1月期の減収減益予想を公表し、売りを誘った。
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