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米国株、ダウ続落 米景気悪化懸念高まる ナスダックは反落 米国・欧州株概況 2023年6月24日 5:03 (2023年6月24日 5:10更新)

2023-06-24 05:28:35 | 日記
米国株、ダウ続落 米景気悪化懸念高まる ナスダックは反落
米国・欧州株概況
2023年6月24日 5:03 (2023年6月24日 5:10更新)

【NQNニューヨーク=稲場三奈】23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5日続落し、前日比218ドル02セント安の3万3728ドル69セント(速報値)で終えた。朝方発表の6月の米製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)が米景気悪化を意識させた。欧州主要国でもPMIの下振れが目立ち、世界的な景気悪化への懸念が高まっていることも投資家心理の重荷となった。前日に上昇したハイテク株への利益確定売りもみられた。

S&Pグローバルが朝方発表した6月の米製造業PMIは46.3とダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(49.0)を下回り、前月(48.4)からも悪化した。高インフレによるコスト圧力などが影響し、景況感の悪化につながった。

同日に発表された欧州主要国の6月のPMI(速報値)も市場予想を下回る内容が目立ち、企業心理の悪化を示した。一方、各中央銀行はインフレ抑制のために一段の金融引き締めを進める構えをみせている。米国でも米連邦準備理事会(FRB)高官から年内の1、2回の利上げに前向きな発言が相次ぐ。一段の金融引き締めが景気の冷え込みにつながるとの警戒から株売りが広がった。

個別では、建機のキャタピラーや航空機のボーイング、スポーツ用品のナイキなどが売られた。前日に上げていたハイテク株への売りも目立った。ダウ平均の構成銘柄ではソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルが売られた。一方、クレジットカードのビザや半導体のインテル、製薬のメルクは上昇した。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比138.093ポイント安の1万3492.516(速報値)で終えた。

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